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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog

自分のキャパにはどうしても限界を感じる時が在ります。
そんな時は先人の知恵を借りたり、先を歩く方からご教授頂く事は多々あることです。

10日は日本橋高島屋で開催されている「第15回 21世紀の目展」の初日。
中島千波先生、岡村桂三郎先生が共に出展している展示会です。
15時よりギャラリートークがあり、中島先生初め、出品作家・先人の意見は何時も
「作品を作る(描く)こととは何か?」
突きつけられる作品と共に、自身が考えさせられる事が多い。
(意見は違えど根本は同じ所にあるのだが・・・)


スルガ台画廊で知人の展示を観て、画廊の方と暫し雑談。
来年の展示の話から海外での画業の話と、今考える事と良いものを描くこと。
やらなければ行けないことも多い。


佐藤美術館では踏み込んで、海外研修など多方面からのご指摘、本当に有り難い限り。
また私が思っている以上に、私の作品には意外な方が興味を持っていること。
人の出会いとは、本当に数奇な偶然が絡んでいるなと、自身の事ながら不思議。


サイクルモードでは出展していなかったスペシャライズド(Specialized)
そのオフィシャルショップが近くに在るので覗きに。
(青山など最近は自転車のオフィシャルショップが多くなった)
ショップの方からは、自社製品を販売することの責任と管理。
今後の展開など面白い話を色々と聞く事が出来た。
(サイクルモードに出展しなかった理由なども参考になった)
自転車業界は今後「より欲しい人が必要とする」販売ルートが主流になるのでは?
(商品)知識を学ぶ人としない人。
その差は今後益々広がっていくのだろうと実感。


19時からは新校舎ができた京都造形・東北芸工の東京校。
その特別講義として、千住博先生と竹村真一先生との対談。
テーマは「人間にとって芸術行為とは何か?」
(重い課題ですが・・・)

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2時間の講義でしたが、初めて聞く千住博先生の講義。大変面白く勉強になりました。

目から鱗の視点は、やはり一線で活躍されている作家が持つ独特の感性があります。
今回の深夜での講義は、久々に学生に戻った気分と、自身がもっと大局を見定める必要を痛感しました。
しかし京都造形の学生さん達は恵まれているなぁ(千住先生から講義・・・羨ましい)
本当に大学の基準は「指導者(制作者)」なのだと、改めて思った次第。


今日一日、色々な方からのご意見を聞く日になった。
私のキャパでは全部を直ぐに消化できないが、2~3日はじっくり作品を前に熟慮する。
そして残ったものを大切にして、新たな表現に挑戦していく所存です。
 
 

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自己紹介
HN:
ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
自転車と作画制作
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