『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
今月発売(20日)の「月刊美術6月号」に東京藝術大学デザイン科・中島千波研究室の特集が組まれています。
私も1/2ページですが掲載されています。
まぁ興味のある方は本屋さんで覗いてみてください。
しかし改めて見てみると、本当にこの研究室は面白い人が多い。
(作品的にと言う意味で)
掲載されている座談会にもあるが「一人として同じ画風の人がいない」
普通に考えれば当たり前の事ですが、○○先生のお弟子さん?
何となく似通ってませんか??
あと「これって○○だよね」→「実は違う」
なんて事も良く聞く話
オリジナルを作る。
言葉にしてみれば簡単だが、この事の如何に大変なことか。
正に血反吐を吐き、泥の海をのたうち回る。
私のような若造でも、そんな感情に苛まれる事など「日常茶飯事」
実際生活の為に「一般受けの良い作品」を描くことは否定しませんが、それでは何の為に作家活動をしているのか?
そんな事をしていてもNO,1にはなれない。
(そんなことには興味がないのか?)
ただ観覧者も馬鹿ではない。
事実そう言った絵画は淘汰され始めているのが現状。
そう言った意味では本当に恵まれた環境で制作が出来ていると思う。
中島千波と言う作家は手取り教えはしないが「生き方」で見せてくれる。
これこそ対等の関係。
本当に学ぶ側の姿勢が問われる「教育(おしえそだてる)」なのだと。
この研究室の連中は多分最後まで戦える「作家」
でも最後は私、井上越道が頂点を極める。
その覚悟は23歳に既に出来ている。
後は日々散らばる楽しさを拾い集め、面白く紡ぎ出すのみ。
その結果は取り敢えず7月の展示まで、こうご期待を。
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