18日より日本橋高島屋で開催されている「21世紀の目展」
その出品者の中島千波先生のギャリートークを拝聴しに日本橋へ。
実際中島先生のトークを直に聞くのは初めてではないだろうか?
何時も「先生からの指摘を私が受ける」または「私からの質問を先生が受ける」
このような意見交換はあっても、作品を通しての先生自身のトークは如何なるものか?
14時から始まったギャラリートークは来場者の方々で一杯
作家本人による作品に対するアプローチは、やはり本人ならではの視点が面白い。
(と言う事は小生のトークでも同じ事を思われているか?)
その中でも中島先生は流石にトーク慣れしたものでした。
要点を突きつつ、ユーモアを交えていて、何とも聞きやすい。
(声の性質や間の取り方も有るのかも知れません)
周りを見ても年配の方から若い方まで上手く捉えているなぁ~と感心しきり。
しかし絵描きの方でもトークの苦手な方もいるではないか?
この様な方は他者に対し一体どの様に作品の意図を説明するのだろうか?
(作品に語らせれば良いと仰る方もいましたが・・・)
前にイギリスの方に「日本人は作品のレベルは高いが、プレゼンは何時も説明不足だ!」と指摘された事があります。
確かに自身の作品に対して一番理解しているのは作家本人でしかない。
その一番の理解者が上手く説明出来ないと言うのは如何なものか。
さて小生自身に当てはめて、どうだろうか?
(流石に中島先生のように上手くは喋れませんが・・・)
何度か機会を頂いて、人前で喋る事には慣れてきた(?)と思いたいのですが、常に作品に対してばかり気を取られて聞く人にとっては少し堅い感じだろうか?
先生のトークを聞いて、回りを見て臨機応変に話す内容を調節出来れば良いなぁ~とも。
まぁ来場者の方が何を期待しているかのを感じて話せれば苦労は無いのですが・・・
トークもまだまだ勉強ですが、今日の事は今後のトークの参考にさせて頂きます。
(トーク上手くても作品が良くなければ絵描き失格ですが)
立ち読みしたら面白かった。