制作が一段落して、ふと海が見たくなりフラフラと何処かの海へ。
何処の海かはご想像のままに
昨今制作に追われていて、ゆっくりする時間が無かった。
小雨が降る寒い冬の海は、何とも静かで時々荒々しい波が打ち寄せる。
砂を踏みしめれば、何とも言えない感触と砂が擦れる音がする。
耳を澄まさなくても本当に様々な音が在って入り交じっていた。
忙しさの中で「在るべき音」に気付かない。
そんな自分が作家として良いはずがない。
自然と観察し洞察する感覚をもっと大切にしたい。
海を見て何やら「古びた刀を研ぎ直し」出来たような・・・
そんな感じで、今また気持ちを一身して作品に臨める気がした。