昨日は「もうレース出る訳でもないし」と少々飲み過ぎた
朝ザブッと風呂に入って会場に。
少し空気がドンヨリしていたが、朝の運動変わりに軽くペダルを回す。
しかし!!朝からプライス!!!
イタヤホテルの前で外国選手が固まっていて、
「あぁ~アップとかは会場か?」
と考えていると後ろから
ランプレ・リクィガス・クイックステップの選手の皆さんがぁ~~!!
信号待ちで選手に囲まれる・・・あぁ~横には憧れの「イヴァン・バッソ」がぁ~~!!!
イタリア語・・・イタリア語・・・「おはよう」って何だけ・・・あぁ~話し掛けたい!!!
チャオ!では慣れ慣れしいよね・・・
出てこいイタリア語!!!
・
・・
・・・
・・・・駄目だぁ!!出てこねぇ~~
とか考えているうちに「サーーー」と前に・・・
己の無学を恨んだことは少なからず有るが、ここまで「畜生おぉ」と思った時は無かった。
やはり勉学は大事!
そんな素敵な時間を過ごして会場に。
会場はもう人多すぎ!
会場整備のオジさん達も「なんで今年はこんな多いじゃい」てなことを。
そりゃ役者がこれだけ揃っていればね。
スタートの観戦席は既に人だらけ。
スタート入り口の上りに自転車を持って行き、まずは此処でスタートを観戦。
いや~~♪♪ ワクワク。。。スタートラインから一気に選手が来たぁ~~!!
すげぇ流れ、気迫、息づかいが間近で通り過ぎていく・・・しかし速ぇ~
コースは森林公園の14キロを10周回するコースが設定されているので、あと9回は選手の動きを見れる。
取り敢えず山岳に移動。
考えている事は皆一緒。観客もぞろぞろ移動。
こちらは自転車があるので早々古賀志林道の上りまで移動。途中で構えて2周目を待つ。
ここで早くも逃げる集団が
後方集団は遅れて まだまだ勝負は後半と踏んでいるのか
3周目は頂上付近まで移動。
逃げる3名の選手
後方集団はまだまだ様子見
よく見ると路面にチョーク書き・・・ スタッフかファンか、ヨーロッパではよくある光景
4周目は頂上で待ち構える。
昨日は此処まで上ってきました。人多いねぇ
逃げの集団は頑張って逃げる
さぁ後方から集団が来ました
しかし2分以上の差を付けています。大丈夫なのか?
目の前を通り過ぎる自転車の圧力。本当にこれが自転車なのかと疑う・・・
遅れ始めた選手も
しかし上りでも平地のような速度で走るこの人達は一体何者なんだと・・・プロはやはり凄い。
5周目は山頂から下って観戦。
6周目はゴール地点まで一度戻る。トイレに行きたかったし
しかしトイレ混み混み 並んでいる間に前を通り過ぎていく。
7周目は分岐点で観戦。
カーブの曲がり方、半端無く巧い。皆揃ったようにラインに添って走る姿は芸術的です。
ちなみにこまめに移動できるの自転車があるから。観戦には是非自転車を。
8周目は分岐点から上った所で観戦。
先頭の3選手はここまで逃げを続けてきた。正直よく持っている。
ただ集団との差は確実に詰まってきた
9周目は下りのスピードを体感したいと思いゴール前の下りで待機。
先頭のバイクが見えてから「来たーー!」と思った瞬間
「ガァーーーー」と一気に抜けていく。
正に色の流れが見える。凄い・・・
さて10周目最終
ゴール地点には人が集まり初めていて、凄い人・・・
小生はゴール前の100m前にて観戦することに。
最後の10周目の写真は有りません。
最終のゴールは自分の目でしっかりと納めたいと思いカメラは仕舞う。
ゴール前の今中さんの解説から抜け出した「バッソ」「クネゴ」「ヴィスコンティ」の3選手に優勝は絞られた。
このまま来れば3選手のゴールスプリントになる。
個人的には復帰祝いで「バッソ」に勝ってほしいが、スプリントなら「クネゴ」か・・・
遠くから歓声が聞こえて来た・・・
さぁ誰が一番前にいるか・・・
・
・・
・・・
緑のジャージ!リクィガス「バッソ」だぁ!!
この時はもう大声で「行けぇーーバッソ!!行けぇーーー!!!」と叫んでいた。
緑とピンクと青のジャージが目の前を通り過ぎていった。
そしてゴール前では大きな歓声が・・・
優勝は誰の手に渡ったのだろう・・・
慌ててゴール前に移動。
オーロラビジョン前では人集り。
観戦者の中から「やっぱクネゴかぁ」と・・・
優勝は「ダミアーノ・クネゴ」2005年に続きジャパンカップ2勝目
2005年には「王子」とか言われていた若き才能の持ち主が栄冠を手に入れたか。
ジャパンカップを知っているからの勝利か・・・やはり凄い・・・
そして来年の自転車界はどのようになるのか、ホントに楽しみになる一戦でした。
表彰式では3選手の笑顔が眩しい。
バッソは3位 しかし手応えはあるはず
このまま来年のジロにつなげて欲しい
クネゴ「何?餃子??」
ヴィスコンティ「うん、餃子(笑)」
クネゴには最高の締めくくりになった
無理に中央に集まったためバッソ何度か落ちそうになる(笑)
クネゴはまさに勝者の顔。
ヴィスコンティは一番愛嬌があって、今回一番好きになった選手。
バッソは復帰一戦目、次はどのような走りを見せてくれるのか、今から楽しみです。
さて本物に触れると、こう制作意欲が「ガガァ」と燃えてきました。
このイメージをどのように作品に出せるか。
ここからが小生の戦いです。
願わくば、小生が生み出せる作品がイタリアに渡り、クネゴやバッソに鑑賞してもらえる。
そんな日を夢見て。