『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
雨降ってから、一気に秋めいてきました
今日は曇り気味ではあるが、少々肌寒い感じが「自転車日和」
久々にマジモード(レーパン&ジャージ)で河川敷に。
ナイトランは随分走っていましたが、やはり昼の明るい時期に走るのは気持ち良い。
特に視界が開けているので「思いッきり踏める」
ハンドルをグイグイと引きつけ、前傾姿勢のダンシング。
風を切り裂く全て拾う聴覚
反射を捉える鋭利な嗅覚とそれらを洞察する視覚が頭で回転する感覚。
直線に入れば、ペダルを壊すくらい踏み込む。
いや「ペダルをぶち壊す」
この「ロードレーサーで走る」と言う感覚を久々に感じる事ができました。
やはり視界が暗いと、どうしても流す感じになっていたなぁ~と実感。
(まぁ普通怖くて踏めませんがね)
まぁホントこの感覚は真夏の間、随分ご無沙汰していたなぁと。
動物的に攻撃的な感覚が薄まると、比例して描いているものも「緩い」感じが出てきます。
緩い絵も良いのですが、久々に感じたこの攻撃性は大切にしたい。
あとこの気候は、これだけ走っても汗をかかないのも有り難い。
そして昼から社会人を横目に道を独り占め感が、又良い
(意地悪い発想ですが・・・これには勤めていた時分に「自由に走れない・描けない」ストレスが未だ根底にあり、作品に随分悪影響を与えていたジレンマが根強く残ってる証拠ですね)
やはり作り手は攻めてこその世界。
展示も近づいてきて、今は自転車レースで言う「ゴール前のスプリント」
傍観者を蹴散らし、真っ先にゴールラインに飛び込む。作品を前に最後の一漕ぎです。
帰って見たらハンドルが下に曲がっていました
どんだけ振り回したのか・・・
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