『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
買い物帰り、大きな本屋に寄ると「面白い発見」があります。
その本屋には、何処に何の本があるのか?
一つ一つ自分の足で巡って行かなくてはいけません。
そこはドラクエのダンジョン(迷宮)のように思えます。
目的の物を購入するだけなら「アマゾン」で良いのですが、それは攻略本を片手にアイテムを手にする様な物。
1階から最上階をくまなく攻略(見て回る)ことが「本屋の冒険」
※心に余裕があるから出来る行動=多面的思考を形成出来る環境(作家の土壌)
さてその冒険の最中、必要のない書籍を捲ったり、はたまた英文(読めないのに)の書籍まで「興味の引かれた」ものは取り敢えず目を通して行きます。
(英文の書籍は美しい装丁&面白い挿絵が目を引きます)
その最中「ビビっΣ(゚Д゚;)」ってくる本が何冊か見つかります。
手に取って「パラっ」っと捲り、棚に返す。
基本私は「画材と書籍」には金銭を惜しみませんが、生憎・・・懐具合が寂しい時(´Д⊂ヽ
う~~ん、、、(´ヘ`;)
早急に欲しい本では無いが・・・しかし気になる。
そう言った本を「購入する」に至る決断の指針は・・・
取り敢えず手に取って数ページ目を通し、後書きをサラッと読む。
その場を立ち去り、荷物などを片手に・・・足はちょっと痛くなる頃。
本屋を一周している最中、その本が頭を過ぎったりしたのなら・・・
帰りに「もう一度」手に取って決めるようにしています。
※近場の本屋なら、また来ても良いのですが(∀`*)ゞ
私の小学時代から中学時代は「推理物大好き少年」
ホームズもルパンもポアロもエラリー・クイーンも・・・「海外」推理物は読破しています。
(洋書かぶれで江戸川乱歩など国内作家の推理小説は全く見ていませんが)
※初めてのフランスも「アルセーヌ・ルパンの舞台か」って浸ったのを思い出します。
そんな20年も前の思い出に「まさかΣ(゚Д゚;)」の最後の作品があったとは・・・
実は始め「贋作?」とか疑ってましたが、蛇足でも読みたいと思うのが心情。
1,300円の贋作・・・う~~ん(; ・`ω・´)
しかし最後は「気になる」と言う自身の思い(思い出)が勝りました。
さて秋の夜長、寝付きの悪い時に「パラパラ・・・」と読破。
・・・さて・・・
・・・・う~ん(´ヘ`;)
どう判断して良い物か?
モーリス・ルブランらしい颯爽とした文体、そしてアルセーヌ・ルパンの義理高く愛国的な紳士ぶりは、間違いなくルブランのルパン作品です。
しかし・・・それと同時に、何処か説明不足、抜け落ちた感のある所も多々あります。
この「ルパン・最後の恋」
後書きから、ルブランの息子は推敲が不十分と判断し「未完」として発表を拒んだ作品。
それをルブランの孫が発見して「最後の作品」として発表した訳です。
※ルブラン自身が「Fin(完)」と示していることから「完成作品」ではあります。
※しかし自身が納得出来ず、発表をしなかった作品。
※ルブランは推敲(手直し)を繰り返し、繰り返し行う作家だと。
何とも一読者(ファン)として難しいことです。
推敲を尽くし、ルブランが完成させた「ルパン・最後の恋」しか読みたくなかった気も・・・
でも、この作品で「最後の怪盗紳士」を目にする事が出来た嬉しさもあり・・・
好きな作品だけに、何とも嬉しいような・・・困惑するような気持ちです。
しかし死後70年後の作品に「期待と悦び」を与える事が出来る素晴らしさには感銘です。
そして私自身が、そんな気持ちを抱かせる様な「絵」を描かなければ・・・と。
また一度実家にあるルブランの作品を読んでみてから・・・
・・・死後の世で、ぜひモーリス・ルブランと話してみたいですね。
※あとアルセーヌ・ルパンの情熱的な女性に対する口説き文句・・・そのネタも(´∀`*)
その本屋には、何処に何の本があるのか?
一つ一つ自分の足で巡って行かなくてはいけません。
そこはドラクエのダンジョン(迷宮)のように思えます。
目的の物を購入するだけなら「アマゾン」で良いのですが、それは攻略本を片手にアイテムを手にする様な物。
1階から最上階をくまなく攻略(見て回る)ことが「本屋の冒険」
※心に余裕があるから出来る行動=多面的思考を形成出来る環境(作家の土壌)
さてその冒険の最中、必要のない書籍を捲ったり、はたまた英文(読めないのに)の書籍まで「興味の引かれた」ものは取り敢えず目を通して行きます。
(英文の書籍は美しい装丁&面白い挿絵が目を引きます)
その最中「ビビっΣ(゚Д゚;)」ってくる本が何冊か見つかります。
手に取って「パラっ」っと捲り、棚に返す。
基本私は「画材と書籍」には金銭を惜しみませんが、生憎・・・懐具合が寂しい時(´Д⊂ヽ
う~~ん、、、(´ヘ`;)
早急に欲しい本では無いが・・・しかし気になる。
そう言った本を「購入する」に至る決断の指針は・・・
取り敢えず手に取って数ページ目を通し、後書きをサラッと読む。
その場を立ち去り、荷物などを片手に・・・足はちょっと痛くなる頃。
本屋を一周している最中、その本が頭を過ぎったりしたのなら・・・
帰りに「もう一度」手に取って決めるようにしています。
※近場の本屋なら、また来ても良いのですが(∀`*)ゞ
そう言った中で「気を引かれた」恋人のような本がこちら。
私の小学時代から中学時代は「推理物大好き少年」
ホームズもルパンもポアロもエラリー・クイーンも・・・「海外」推理物は読破しています。
(洋書かぶれで江戸川乱歩など国内作家の推理小説は全く見ていませんが)
※初めてのフランスも「アルセーヌ・ルパンの舞台か」って浸ったのを思い出します。
そんな20年も前の思い出に「まさかΣ(゚Д゚;)」の最後の作品があったとは・・・
実は始め「贋作?」とか疑ってましたが、蛇足でも読みたいと思うのが心情。
1,300円の贋作・・・う~~ん(; ・`ω・´)
しかし最後は「気になる」と言う自身の思い(思い出)が勝りました。
さて秋の夜長、寝付きの悪い時に「パラパラ・・・」と読破。
・・・さて・・・
・・・・う~ん(´ヘ`;)
どう判断して良い物か?
モーリス・ルブランらしい颯爽とした文体、そしてアルセーヌ・ルパンの義理高く愛国的な紳士ぶりは、間違いなくルブランのルパン作品です。
しかし・・・それと同時に、何処か説明不足、抜け落ちた感のある所も多々あります。
この「ルパン・最後の恋」
後書きから、ルブランの息子は推敲が不十分と判断し「未完」として発表を拒んだ作品。
それをルブランの孫が発見して「最後の作品」として発表した訳です。
※ルブラン自身が「Fin(完)」と示していることから「完成作品」ではあります。
※しかし自身が納得出来ず、発表をしなかった作品。
※ルブランは推敲(手直し)を繰り返し、繰り返し行う作家だと。
何とも一読者(ファン)として難しいことです。
推敲を尽くし、ルブランが完成させた「ルパン・最後の恋」しか読みたくなかった気も・・・
でも、この作品で「最後の怪盗紳士」を目にする事が出来た嬉しさもあり・・・
好きな作品だけに、何とも嬉しいような・・・困惑するような気持ちです。
しかし死後70年後の作品に「期待と悦び」を与える事が出来る素晴らしさには感銘です。
そして私自身が、そんな気持ちを抱かせる様な「絵」を描かなければ・・・と。
また一度実家にあるルブランの作品を読んでみてから・・・
・・・死後の世で、ぜひモーリス・ルブランと話してみたいですね。
※あとアルセーヌ・ルパンの情熱的な女性に対する口説き文句・・・そのネタも(´∀`*)
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