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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
先々週から少々諸事情(小銭稼ぎ?)で多忙を極めていました。
その日々で久々に思い出した・・・とても大切なこと。

「好きに絵を描ける」

その没頭出来る時間は、私にとっては「変え難い」かけがいのない「本当の幸せ」なこと。


先々週から枷がはめられた日々。

朝から電車で揺られ、帰りの満員電車で帰宅後。ヘロヘロになっても(;´Д`)
それでも「一筆・・・」っと思い、制作に入るのも・・・
「明日の準備」「起床時間」からお弁当の準備。(心ここにあらず)
それでも「一筆・・・」と描き始める。
なんとか描き始め、調子が戻ってくる・・・様な感覚が腕に伝わってくる時に「就寝時間」
「あと此処と其処まで塗って・・・筆を洗い片付けをして・・・」
それをすれば就寝時間は3~4時間(;´Д`)=3
先方もあること、渋々、ホントに後ろ髪惹かれる思いで片付け。

これ、、、専門学校の頃から大学院まで「学生時代」にアトリエ追い出される。
あの感覚・・・久々に思い出した(∀`*ゞ)

さてそんな「中途半端な」ことに美術の神様は微笑む・・・あの神様はそんな甘い神様ではありません。
先日に描き逃した感覚、取り戻そうにも「それは」決して戻ってきません。
同じ所を(同じように)描いても、前日の様な「ピシッ(シャッ)」とした収まりの良い感じにはなりません。
※連続性の途切れ?同じに塗っていても違う。
そう・・・美術の神様は「あの時」を返してはくれない。

半端な覚悟で画面の前に立つな!

そう言われているようで 創作する仕事(画業)「どれだけ真摯に自身に対するか」が問われる。
※バイト(?)などして片手間で出来る「ぬるい仕事」では無い。


さて今は朝から「絵描くこと」だけに従事できています。
しかし面白いもので、小銭稼ぎから2日は(時間が十分でも)「描ける!!」と思っても、何か血管が詰まったような感じ。
※利き手の左手の毛細血管まで血が通わない感じ??
この勘が鈍る感覚は「血が濁った」ような感じと言えば良いのか??

これを馬好きの写真家の方に話したら、笑いながら「エツは純血種だから」と(∀`*ゞ)
※それは画業以外の仕事は向いていないって褒め言葉??
その方曰く、創造する仕事は「どれだけ日々(仕事の)血を濃くするかだろ?」って。
※逆に不純物が多い奴が創作する仕事ができるかって(#゚Д゚)
「合いた時間で」とか片手間で作るなんて「プロの仕事ナメんな(#゚Д゚)」って、笑いながら話が出来るのは「真っ直ぐ」自分の生き方に嘘のない「今現在の現場にいる人」の見解。
そんな「全力の」魅力的な人としか真剣に話が出来ない。
これって「自分が100%絵だけを描いている」から、引け目も無く、同じ立ち位置で語れるのかなぁ…と漠然と捉えています。
※だから私は創作の現場を降りた人(作っていない人)は本音で語れません。

日差しが美しい昼過ぎ
紅葉も日差しの中で観察できる幸せ…定時帰りでは何も見えませんね(´Д⊂ヽ



改めて私の先生が「絵を描く時間を増やしなさい」と仰ることの意味。
そして「一枚でも多く描きなさい」その意味。
そう言ってくれた先生の意見は「こう言った」ことを示していたのでしょう。

ホント、貧乏でも良いから「自由に毎日描ける時間」
それが一生涯、叶うのなら「どんな貧乏でも楽しい」
そう思える絵描きの自分は今後も「最高に魅力的」な作品を創れるでしょう。
※逆に心が貧乏になる位なら幸せも要らない(´ー`*)

銀杏も光が当たる方向から徐々に色づく
・・・
・・・・・
なにか自然界も人も明日を見ている人が色付くのかなぁ(´∀`*)
・・・と思ったりします。




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自己紹介
HN:
ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
自転車と作画制作
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