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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog

会期直前ですが、本年度も「ShinPA!!!!展」佐藤美術館で開催されます。

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会期 9月28日(火)~10月11日(月.祝) 休館日は10月4日(月)

ギャラリートーク「集まれ!千波研究室」
10月2日(土)14:00~16:00

開館時間10:00~17:00(金曜のみ19:00まで)
入場無料

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クリックで大きく見られます


本年度は新たな心見も多く、各作家の大作が多いと言うだけでなく、小作品(0号)の販売(各作家一点のみ28,000円)他、中島先生、美術の窓の小森さんを交えての対談トークと盛り沢山です。

残念ながらギャラリートークには、諸事情で私(井上越道)は参加できませんが、出品作家の中で興味の在る方は、この機会にぜひ足を運んで頂ければ幸いです。

私はShinPA!!!!で出品した作品(80号程)に加え、カラフルな新作(40号)も出品します。
また小作品(0号)は最近描いている「TORA(トラ)」シリーズの猫を出す予定です。

奇遇な事に、今年度は「波濤の會」と会期が重なっていることもあり、もし興味の在る方は上野から信濃町(逆でも)と足を運んで頂ければ、井上越道と言う作家を身近に感じて頂けるかと思います。
※私の来場は10月3日(日)15時頃を予定しております。

暑い日が続いていますが、皆様のご来場心よりお待ち申し上げております。


台風が通り過ぎてから、若干涼しくなった(ような)気がします。
久々に午後から多摩川を走ってきましたが、うん!確かに楽だ(気候的に

たまに「夏はどのように走っていますか?」とか「最近自転車乗ってます?」と聞かれるが、7月~8月のクソ暑い日中に走る程、命知らずではありません。

だって36度とか38度??

そりゃ自ら熱中症になりに行くようなもの。
自殺行為です。


では7~8月はどうするか?
私は「ナイトラン(夜行練習)」です。
(女性にはお勧めしませんが・・・)

ここらも7時を過ぎると、グッと気温が下がります。
あとは日焼け止め装備(レッグアームやら)をして30分から1時間程流してました。

それでも暑い時は走りません。

別にガチでレースに出る訳でもなく、自転車は本来「楽しんで」走る事が最優先で良い。
当たり前ですが「楽しくない事」を続ける程、つらい事は在りませんから・・・

あと夜に走っていて思ったのが「都内のナイトランはつまらない」
少し田舎なら、深夜は色々な音が聞こえて面白いのだが、例え11時頃走っても車の音が響いて、ナイトランの風情が楽しめない。
もし機会があるなら、片田舎の夕暮れ時、車輪の回る音とひぐらしの声が如何に風情を醸し出すか。
それは何となく「日本に住んでいる」楽しい風を感じることができます。


最後にナイトランの鉄則

1.前後には必ずライトを装備してください。(前は白色、後ろは赤色、交通ルールです)
2.身体の何処かに反射板の付いた物を身につける。(車輌、歩行者対策)
3.とにかく速度は控えめに(夜間は色々見えにくいので)


あと夏場ですので「多めの水分」を取りながら、残り少ない夏の自転車ライフを楽しみたいと思います。
※しかしツール.ド.フランスは40度を超す中であれだけの激走・・・改めて人間は凄いです。

 

    
私が使っているアイテム
フロント(前)ライトはもう少し明るい物が欲しい

 

今年度も東京藝術大学デザイン専攻描画系の展示会である「波濤の會2010」が東京上野と
名古屋、そして今年から新たに福岡小倉で開催されます。

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毎年都内から始まります「波濤の會」は昨年まで銀座松坂屋様で行われていましたが、新たに今年度からは上野に会場を移し、描画装飾研究室の多くの作家が参加しています。
また作品は去年より一回り大きい作品が展示されます。
私も現在誠意制作に打ち込んでおり、また面白いものが出来るよう苦心の日々です。


都内に在住の方は松坂屋上野店・南館5階へ。
9月29日(水)~10月5日(火)10:00~19:30(最終日は17:00閉廊)

名古屋会場は松坂屋名古屋店・南館6階美術画廊へ。
10月13日(水)~10月19日(火)10:00~19:30(最終日は16:00閉廊)

また新たに開催されます福岡会場は小倉井筒屋店・新館7階美術画廊まで。
11月17日(水)~11月23日(火)10:00~19:00(最終日は16:00閉廊)
近辺にお住まいの方は是非御高覧頂けば幸いと思います。


(井上越道)は上野会場に会期内で10月3日(日)午後に会場に居れればと思います。
また名古屋会場も10月16日(土)か17日(日)に顔を出せるよう調整中です。
流石に福岡会場までは足を運べませんが、初めての九州でどのような評価を頂けるか?
作家自身も今年度の波濤の會も大変楽しみにしております。

改めて会場でお会い出来る方には、屈託ないご意見を賜れれば幸いです。
また会場に足を運んで頂ける方は、是非「井上越道と言う作家」が作り出す感覚を楽しんで頂ければ、作家冥利に尽きます。

まだまだ暑い日が続きますが、皆様のご来場を心よりお待ちしております。
 

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昨日「Wave2010華波の会」日本橋三越展が終わりました。

毎年この展示会は一年の進行を占う貴重な機会です。
三越美術部の方からも伺いましたが、画廊で行う事とは違う「一般の方」が多く来場され
ご意見を賜れれる機会が「デパートで展示する」と言う意味を持つとの見識。

特に今年は実験的に自転車以外の絵を展示することもしました。
(画廊では何回か行っています
反応は思っていたより上々?

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toraニャンを描いてみました。
この前を通ると笑う方が多かった

色々な視点からのご意見は「成る程・・・」と作家が気付かない点、また「そう捉えるか?」と私自身の狙いとはかけ離れる意見など、実に様々。
今回の実験的な手法も賛否両論で「さてどう進めるか?」
現在の制作にも面白い影響を与えて行くと思います。

あと自分でも感じた「ギャラリートーク」での一体感。
他の出品者の方々を見ても「聞く側」の反応をよく見ているなぁ~と感じました。
この様な機会を多く頂いている関係、話すネタにも困らなくなっています。
(多分尺が長ければ幾らでも喋れるでしょう

日々の研鑽(作品以外でも)が自分が思っているより「作家」らしくなっている。

努力は裏切らないな・・・

そんな思いにも駈られる、一度自分を見直す良い機会にもなりました。

さて今年度も華波の会は8月3日より四国は高松三越に巡回します。
今年は私も高松に足を運べるよう、現在スケジュールを調整しています。

自転車にて取材を兼ねてますので、面白い事例が在りましたら、こちらにもアップします。
 

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まったく制作三昧。
(昨今雨で自転車も乗れないのは辛い

朝起きて、まず絵のことだけ考える時間は「貴重」の一言。

「気持ちを切らさない」

日々の流れが制作を中心に回っていると、取っかかりも早い。
これは描くこと以外考えなくて良いからだ。
(日銭を稼ぐだけの行為を勧めない先生の考えが分かる日々)

それでも間々には一息入れなくては行き詰まる。

制作→う~ん→コーヒー→制作・・・→読書(10分~20分)→制作

こんなサイクルで絵と向き合っているが、余り集中しすぎると「周りが見えない」
また面白いように筆が進む事もあるが、大半は自問自答。

「これで良いのか?」

一日5回以上(つまり休憩中)常に画面の前で問うばかり・・・・

その中で「本当に絵を描くこと」を問う瞬間。
そんな時に必ず目を通す「座右の書」があります。
(ホントはあんまり紹介したくないのですが・・・

千住博さんの 絵を描く悦び
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絵描きなら必ず必読したい本書。
特に学生なら一度はぶつかる「壁」に対して答えを引き出す「導き手」になると思います。
(正直巷の下手な教師より役に立ちます)

私の机の上にも幾つか書物を置いていますが、この本だけは常に卓上に鎮座してます。


制作に困った時

「なぜ此を描くのか?」
「この行為に意味は在るのか?」

そんな迷走の時には必ず一度は目を通すと「成る程」となる。
(勿論「描く」と言う現状に身を置かなくては意味なし)

読み解くだけの「作家の力」も問われるが「作り手」なら共有する点は多々あります。
興味の在る方は一読の価値有り。

今はまだ力不足ですが、願わくば千住先生と本書を片手に語りたいものです。
(感謝の意味も込めて)



 
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ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
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