『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
朝は少々寒くて起きてしまう始末。(車中泊なもので)
外でストレッチして「どう~しようかなぁ」と考えていたが
「まぁ涼しいから今の内に行くか」
と早朝5時半頃からエンジン始動。
道の駅から四万十川を望むルートは二つ。
中流域は「鯉のぼりの川流し」等で有名な国道381号を走るルート
下流域は「舟母船」等で有名な、遠回りな国道441号を走るルート
二つ見られれば良いのですが、旅の道は一つ。
今回は中流域の381号線を走行する事にしました。
(下流域はいずれ自転車で走ってみたいので)
さて朝早く、朝霧が棚引く四万十川。
窓全開で走る車内は寒いが開放感に満ちている。
道は川沿いで起伏が少なく、自転車で走ったら楽しいだろうと。
朝早い事もあって、対向車や後続車両は片手で数える程。
美しい清流をチラチラ見ながらの走行なので、時速は30㎞も出さずノロノロ運転(´∀`*)
四万十川の清流をのんびり堪能して、江川崎で441号線と合流。
さて此処から宇和島市の「宇和島城」を見学に。
清流の四万十川を離れてからは、正に山有り谷有りの山岳コース。
「自転車で走ったらスゲーー大変だろう・・・Σ(゚Д゚)!!」
と半恐怖しながら、宇和島市着。
さて宇和島城。
現存する数少ない天守のある城ですが、寂れ加減が・・・(´Д⊂ヽ
(なかなか来ようとしないと来れない場所です)
ほぼ城門と天守閣以外は存在せず、道すがらの石垣は結構痛んでいます。
それでもグルっと巡る石段を登れば、過去の歴史に触れられて面白い。
メインの天守閣は、歴史に残され「そのまま」でいる感じ。
三層の広い天守ではありませんが、その古色に彩られた柱には歴史が染みついています。
派手さは無いが、実に赴きのある「宇和島城」を後に、松山途中の大洲市へ。
大洲市には最近木造で再建された「大洲城」を見学に。
宇和島市から、また山有り谷有りの道を走り、市内入り口で見えてきます「大洲城」
平成16年に完成した四層の吹き抜きが珍しい天守閣を持つ城。
地元・掛川城を思わせる木造での「復元」が築城当時を思わせる。
そして復元までに如何に古来の製造で造るか、実に手が込んでいます。
内部はまだ木の香りが残っており、吹き抜け構造はここ大洲城でしか見られない珍しい構造です。
ちなみに、ここも城作りの名手「藤堂高虎」が赴任しています。
(四国には幾つか藤堂高虎の足跡が見られます)
さて新旧の巨大建造物を満喫して、いよいよ松山まで。
この道中はとにかく市外と市内での信号の差が激しい。
市外は正に高速並みの移動でしたが、一度市内に入ると(´・ω・`)ガッカリ…
それでもお昼過ぎには松山市に到着。
御世話になったVitzを返して、此処からまた自転車の旅に(´∀`*)ウフフ
身軽になって、まず行きたかったのは「秋山兄弟生誕の地」
ここ松山市は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の舞台。
勿論ドラマから入った口ですが、一度は見て行きたいと思っていました。
ここは地元保存会の皆さんで運営され、本当に「松山の英雄」を大切にされているのだと。
そして驚いたのは、生誕地の横の武術館。
兄・秋山好古が退役後に創設し、今でも使われていると知ると感慨深い。
(やはり現地に足を運ぶ事は大切)
その後、坂の上ミュージアムも行く予定ですが、先ずは四国最大の居城「松山城」へ。
とにかく大きい。
その概要は幾つもの櫓が現存しており、正に「山城」
昨日、今日の城巡りを締めくくるには相応しい城です。
四国最後の登山感覚で、幾つの櫓門を潜るのは姫路城以来か?
漆喰と木造の色合いが美しい(白と茶系)が松山城の魅力。
・・・でけぇ~!!ヮ(゚д゚)ォ!!
単体でも大きいのに、複合された現存櫓とのコンビネーション。
正に他を圧倒する「城郭」の姿。
天守は三層ながらも、中はめちゃくちゃ広い。
また天守閣内は思いの外、風が通り涼しいのも有り難い。
城内の展示物を見ながら、暫し休息をして下城。
ここから松山城下にある「坂の上の雲ミュージアム」と「萬翠荘」
先に赴きの有る萬翠荘まで。
ここは大正時代に建築された松山で初めての西洋建築。
そしてなんと!!翡翠荘は昭和天皇が(皇太子時代も)お泊まりになられた所。
陛下が朝食をなされた場所も公開され、またテラスも入れます。
建築は大正ロマンが香るルネッサンス風。
此処では結婚式も挙げられ、この様な大正建築での式も一興かと思いました。
お次は「坂の上の雲ミュージアム」
まぁ・・・余り期待していませんでしたが・・・
・・・あれ?何か建築格好いいですけどΣ(・∀・;)
ってデザイン!安藤忠雄かい!!
(地中美術館以来)
坂本龍馬記念館が余り良くなかったので、その反動は大きかった。
さて中はと言うと、司馬遼太郎の記載をメインに、ドラマ、時代、そして係わった人と実に面白い展示が並んでいます。
まぁ特に私みたいなミーハーな人には分かりやすくて楽しいです。
また特別展示の「バルチック艦隊と秋山真之」展が行われいて、圧倒的物量のロシア帝国を相手に改めて奇跡的勝利だったのだと実感。
この後は正岡子規の「子規庵」を覗きに行こうかと思って・・・
外に出た瞬間・・・
ザァザァーーーー//////
(゜Д゜)・・・雨??
ここに来て初めての雷雨。
まぁ空の切れ目から青空も見えていたので、暫く館内で休んで、小雨になって移動。
(此処で自転車の防水バックが役立つとは思いませんでした)
雨なので、さらっと子規庵を見て(余り・・・)一度ホテルに戻って着替え。
さて・・・後は「道後温泉」に行きたいのだが、自転車だと飲酒は不可。
(多分温泉出たら呑みたいので)
そう考えると、今回は路面電車を利用する事に。
やはり松山、あの路面電車に一度は乗ってみたかったので。
車内はレトロな感じでユッタリ町の足と言った感じ。
何故か車内で老夫婦に温泉の事を聞かれ(地元の人と勘違い)暫し雑談。
(今回色々声を掛けられることが多かったなぁ)
そんな、こんなで揺られて「道後温泉」着。
道後温泉の建築は、ジブリアニメの「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなっています。
さてじっくり外装を堪能して道後温泉に浸かる。
中は結構人がいたが、平日なら空いている方だと。
何とも赴きのある浴槽に、夏目漱石や秋山真之が浸かっていたのだと考えると、更に赴きが増す。
ホクホクになって、喉も渇いていますし、さて?と思ったら
道後温泉の横に「麦酒館」なるものが。
そりゃけしからん!!
全くけしからん!!

美味くて・・・けしからん!!

宇和島名物「じゃこてん」と大洲のかまぼこ
秋山好古さんなら「贅沢は慎め!!」と怒られるかなぁ

飲む分には「飲め!!」と言われるでしょう

酒豪の秋山好古なら「まだまだ飲め!」と言うでしょう。

最後は鯛飯で締め。
(鯛は贅沢だったんだ・・・と秋山兄弟を思う)
まったり良い気分で路面電車でフラフラと帰り。
(本当に自転車でなくて良かった)
さて明日はいよいよ四国最大の目的「しまなみ海道」自転車ロードを走る。
日本一の整備されてた自転車ロード、自転車の聖地とさえ言われています。
暑さは相変わらずですが、明日の風向きを信じて楽しみたいと思います。
外でストレッチして「どう~しようかなぁ」と考えていたが
「まぁ涼しいから今の内に行くか」
と早朝5時半頃からエンジン始動。
道の駅から四万十川を望むルートは二つ。
中流域は「鯉のぼりの川流し」等で有名な国道381号を走るルート
下流域は「舟母船」等で有名な、遠回りな国道441号を走るルート
二つ見られれば良いのですが、旅の道は一つ。
今回は中流域の381号線を走行する事にしました。
(下流域はいずれ自転車で走ってみたいので)
さて朝早く、朝霧が棚引く四万十川。
窓全開で走る車内は寒いが開放感に満ちている。
道は川沿いで起伏が少なく、自転車で走ったら楽しいだろうと。
朝早い事もあって、対向車や後続車両は片手で数える程。
美しい清流をチラチラ見ながらの走行なので、時速は30㎞も出さずノロノロ運転(´∀`*)
四万十川の清流をのんびり堪能して、江川崎で441号線と合流。
さて此処から宇和島市の「宇和島城」を見学に。
清流の四万十川を離れてからは、正に山有り谷有りの山岳コース。
「自転車で走ったらスゲーー大変だろう・・・Σ(゚Д゚)!!」
と半恐怖しながら、宇和島市着。
さて宇和島城。
現存する数少ない天守のある城ですが、寂れ加減が・・・(´Д⊂ヽ
(なかなか来ようとしないと来れない場所です)
ほぼ城門と天守閣以外は存在せず、道すがらの石垣は結構痛んでいます。
それでもグルっと巡る石段を登れば、過去の歴史に触れられて面白い。
メインの天守閣は、歴史に残され「そのまま」でいる感じ。
三層の広い天守ではありませんが、その古色に彩られた柱には歴史が染みついています。
派手さは無いが、実に赴きのある「宇和島城」を後に、松山途中の大洲市へ。
大洲市には最近木造で再建された「大洲城」を見学に。
宇和島市から、また山有り谷有りの道を走り、市内入り口で見えてきます「大洲城」
平成16年に完成した四層の吹き抜きが珍しい天守閣を持つ城。
地元・掛川城を思わせる木造での「復元」が築城当時を思わせる。
そして復元までに如何に古来の製造で造るか、実に手が込んでいます。
内部はまだ木の香りが残っており、吹き抜け構造はここ大洲城でしか見られない珍しい構造です。
ちなみに、ここも城作りの名手「藤堂高虎」が赴任しています。
(四国には幾つか藤堂高虎の足跡が見られます)
さて新旧の巨大建造物を満喫して、いよいよ松山まで。
この道中はとにかく市外と市内での信号の差が激しい。
市外は正に高速並みの移動でしたが、一度市内に入ると(´・ω・`)ガッカリ…
それでもお昼過ぎには松山市に到着。
御世話になったVitzを返して、此処からまた自転車の旅に(´∀`*)ウフフ
身軽になって、まず行きたかったのは「秋山兄弟生誕の地」
ここ松山市は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」の舞台。
勿論ドラマから入った口ですが、一度は見て行きたいと思っていました。
ここは地元保存会の皆さんで運営され、本当に「松山の英雄」を大切にされているのだと。
そして驚いたのは、生誕地の横の武術館。
(やはり現地に足を運ぶ事は大切)
その後、坂の上ミュージアムも行く予定ですが、先ずは四国最大の居城「松山城」へ。
とにかく大きい。
その概要は幾つもの櫓が現存しており、正に「山城」
昨日、今日の城巡りを締めくくるには相応しい城です。
四国最後の登山感覚で、幾つの櫓門を潜るのは姫路城以来か?
漆喰と木造の色合いが美しい(白と茶系)が松山城の魅力。
・・・でけぇ~!!ヮ(゚д゚)ォ!!
単体でも大きいのに、複合された現存櫓とのコンビネーション。
正に他を圧倒する「城郭」の姿。
天守は三層ながらも、中はめちゃくちゃ広い。
また天守閣内は思いの外、風が通り涼しいのも有り難い。
城内の展示物を見ながら、暫し休息をして下城。
ここから松山城下にある「坂の上の雲ミュージアム」と「萬翠荘」
先に赴きの有る萬翠荘まで。
ここは大正時代に建築された松山で初めての西洋建築。
そしてなんと!!翡翠荘は昭和天皇が(皇太子時代も)お泊まりになられた所。
陛下が朝食をなされた場所も公開され、またテラスも入れます。
建築は大正ロマンが香るルネッサンス風。
此処では結婚式も挙げられ、この様な大正建築での式も一興かと思いました。
お次は「坂の上の雲ミュージアム」
まぁ・・・余り期待していませんでしたが・・・
・・・あれ?何か建築格好いいですけどΣ(・∀・;)
ってデザイン!安藤忠雄かい!!
(地中美術館以来)
坂本龍馬記念館が余り良くなかったので、その反動は大きかった。
さて中はと言うと、司馬遼太郎の記載をメインに、ドラマ、時代、そして係わった人と実に面白い展示が並んでいます。
まぁ特に私みたいなミーハーな人には分かりやすくて楽しいです。
また特別展示の「バルチック艦隊と秋山真之」展が行われいて、圧倒的物量のロシア帝国を相手に改めて奇跡的勝利だったのだと実感。
この後は正岡子規の「子規庵」を覗きに行こうかと思って・・・
外に出た瞬間・・・
ザァザァーーーー//////
(゜Д゜)・・・雨??
ここに来て初めての雷雨。
まぁ空の切れ目から青空も見えていたので、暫く館内で休んで、小雨になって移動。
(此処で自転車の防水バックが役立つとは思いませんでした)
雨なので、さらっと子規庵を見て(余り・・・)一度ホテルに戻って着替え。
さて・・・後は「道後温泉」に行きたいのだが、自転車だと飲酒は不可。
(多分温泉出たら呑みたいので)
そう考えると、今回は路面電車を利用する事に。
やはり松山、あの路面電車に一度は乗ってみたかったので。
車内はレトロな感じでユッタリ町の足と言った感じ。
何故か車内で老夫婦に温泉の事を聞かれ(地元の人と勘違い)暫し雑談。
(今回色々声を掛けられることが多かったなぁ)
そんな、こんなで揺られて「道後温泉」着。
道後温泉の建築は、ジブリアニメの「千と千尋の神隠し」のモチーフにもなっています。
さてじっくり外装を堪能して道後温泉に浸かる。
中は結構人がいたが、平日なら空いている方だと。
何とも赴きのある浴槽に、夏目漱石や秋山真之が浸かっていたのだと考えると、更に赴きが増す。
ホクホクになって、喉も渇いていますし、さて?と思ったら
道後温泉の横に「麦酒館」なるものが。
そりゃけしからん!!
全くけしからん!!
美味くて・・・けしからん!!
宇和島名物「じゃこてん」と大洲のかまぼこ
秋山好古さんなら「贅沢は慎め!!」と怒られるかなぁ
飲む分には「飲め!!」と言われるでしょう
酒豪の秋山好古なら「まだまだ飲め!」と言うでしょう。
最後は鯛飯で締め。
(鯛は贅沢だったんだ・・・と秋山兄弟を思う)
まったり良い気分で路面電車でフラフラと帰り。
(本当に自転車でなくて良かった)
さて明日はいよいよ四国最大の目的「しまなみ海道」自転車ロードを走る。
日本一の整備されてた自転車ロード、自転車の聖地とさえ言われています。
暑さは相変わらずですが、明日の風向きを信じて楽しみたいと思います。
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