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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
日々誠意制作中ではありますが、たまに「○○を見たい」衝動に駆られます。
(代表的なのが本屋、映画などですが・・・)

前回の甲府が、どうにも消化不良のままで、ふと海が見たいと。
そんな衝動に駆られて「横須賀」までフラフラと。
(ホント10分で近場の海は見えるんですけど)

鎌倉までは行ったことがありますが、その先「横須賀」までは行く機会がなく、今回が初めての軍港見学。

電車で少々揺られて、途中逗子乗り換えだった為、久々に鎌倉も覗いて行く事に。
そう言えば「鶴岡八幡宮の銀杏」が倒れてからは来た事がありません。
鎌倉駅からは自転車を展開して「鶴岡八幡宮」へ。

少々混み合っていましたが、スルリと走って到着。

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自転車は入り口まで
 
久々の鶴岡八幡宮ですが、中では結婚式が行われていて・:*:・(*´∀`*)・:*:・
そんな幸せを横目に本殿の石段を上がって行きます。

turu3.jpg
倒れた銀杏、本当に伐採されてしまったんだなぁ~と。

turu2.jpg
朱塗りの塗装色がどうも・・・な色彩
 
本殿で何時ものお願いを祈願して、近くの「源頼朝の墓」に移動。

考えると、鎌倉は自転車での移動が本当に楽。
鎌倉の大仏位までの半径は、自転車で回るには丁度良いのではと。
(歩くと少々ありますので)

さて小道を走って「源頼朝の墓」

yoritomo1.jpg yoritomo2.jpg
ちょっと急な石段を登っていきます

yoritomo3.jpg
緑豊かな中の源頼朝の墓
 
鎌倉幕府を創建した立役者として、また源義経を討った非道の兄としても有名な人物。
奥様は恐妻家の北条政子(((( ;゚д゚))))アワワワワ
それでも一時代を築いた征夷大将軍に出世の誓いを挙げてお参り。

途中何故か行列のラーメン屋に引き寄せられ、昼食を取った後は「鎌倉大仏」へ。

daibutu1.jpg
昔見た時は、もっと大きなイメージがありましたが・・・

あれ?この大きさだったかなぁ??
(奈良の大仏と被っているかもしれません)
ただ背景の山々とのコントラストや、緑松の碧さは歴史を感じさせます。
暑さを避け、暫し大仏を観ての一休み。

まだまだ鎌倉には見る所はありますが、やはり近場なんで「何時でも来れる」
その安心感から、一つ一つをゆっくり観られるのは贅沢な旅の感覚です。

あと気付いた事として・・・鎌倉・・・様々な自転車で走っている人が多く、多種の珍しい自転車は、さながら「博覧会」のイメージ。
まぁ私が乗っているBIKE FRIDAY社の物は遭遇しませんでしたがΣ(゚∀゚ノ)ノ

其処から横須賀まではのんびり自転車ライド。
基本沿岸部なので起伏は少なく、急がなければ1時間少々で横須賀駅到着。

yokosuka.jpg
西日が強いです(;´Д`)

さて走行途中からも見えていました横須賀港・・・
あの灰色のシルエット・・・軍船だぁ!!!!(0゚・∀・)!!!!

今回見れたのは、ヘリコプター搭載護衛艦の「ひゅうが」

yokosuka2.jpg
・・・でけぇ~~ォオー!!(゚д゚屮)屮

これが日本の誇る護衛艦かぁ・・・
改めて日本が空母を建造したら、どれくらい凄いものが出来るのか。
これを見ただけでワクワクします。
(防衛費の増額は必要最低限の政権公約!!)

そして初めて現物を見た、日本が誇る最強の盾「イージス艦」

yokosuka1.jpg
同じ横須賀港に停泊していたイージス艦。
 
日本を守る「海洋の盾」として、その防衛システムは言うに及ばず、あの中に迎撃用のミサイルが満載されていると思うと、昨今お騒がせしているロシア艦隊、竹島を不法占拠している韓国艦隊や中国艦隊に、どう戦火を交え勝てるかと、秋山真之並みに考えてしまいます。

まぁ物騒な思考は端に置いて・・・

海に浮かぶ軍船の美しい姿。
やはり如何な造形も、優れた機能美は「美的」なものを備えるのだと、実物を見て実感します。

横須賀港からは、英語表記が多い市内を巡り、今回一番の目的「戦艦三笠」を見学に。
現在は記念艦として公開されていますが、あの日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷平八郎率いる連合艦隊の旗艦。
(ちなみにイギリス製と初めて知りました)

mikasa0.jpg
中の公園では潮風が気持ちが良い
 
ひゅうがやイージス艦を見た後では、その大きさは「普通」と感じてしまいますが、これが当時「世界最高峰の戦艦」と思うと感慨深いです。

さて艦内の見学に500円払って搭乗。
艦内の受付の方、保存会の方と思われるご老人方、、、親切でした(ノ´∀`*)
「お兄さん!!映像見るなら下でね!冷房冷えているから、ゆっくり涼んでいって」
「こっちからのルートが見やすいよ」

等々、、、軍事オタクと悟られたか? ゆっくり見学出来ました。

内部は外見よりも、ずっと大きく、一回りするだけで軽く1時間は取られます。

mikasa3.jpg
「坂の上の雲」の舞台のようです

mikasa4.jpg
砲台などでも遊べますヽ(*´∀`)ノ 発射!
 
船首まで少々階段も急ですが、あの東郷平八郎が指揮した場所もあり、さながら歴史に加わったような感じにワクワク。
改めて見れば、一機関砲や主砲の大きさに驚かされます。

mikasa2.jpg
三笠が現役なら韓国艦船くらいなら倒せるのではと思う位ですヽ( ´ー)ノ フッ

mikasa1.jpg
マストに掲げている旗がZ旗
「皇国興廢在此一戦各員一層奮勵努力」
(皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ(`・ω・´)ゞビシッ!!)

中甲板は資料館となっていて、三笠の遍歴から当時の戦艦事情が分かる展示が面白い。
当時の情勢も一つ一つ丁寧に記載され、じっくり見ていると時間が足りません(-∧-;)
中甲板に有る講堂で、三笠の建造から現在までの映像を見て暫し考えてしまう。
・・・これ戦艦「大和」が現存するなら、それは凄い資料では無いかと。
文化財破壊・破棄はホントに勿体ないの一言。
(現状維持は大変ですが、何故か安土城の時と同じ思いに)

その後艦内を見て嬉しかったのは、三笠での展示には自衛隊の方々の日々の功績も展示されていたこと。
インド洋での給油活動から、最近の東北地震でのアメリカ軍連携の「トモダチ作戦」の様子も展示されていました。
(こう言う最新の展示差し替えは大切)
広島の平和記念館とは偉い違いだぁ(# ゚Д゚) ムッ!

さて緊張感ある軍船で、じっくり歴史の息吹に浸って帰宅の途に。

やはり「思い立ったら吉日」
今回の横須賀までの道程はホントに楽しい一時になりました。
次回は横須賀港で行われている「軍港巡り」も来てみたいと思います。
(時間無くて見れなかったんでつД`)

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三笠を見て歴史を知れば、今年末の「坂の上の雲」は一層楽しめそうですヽ(*´∀`)ノ


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職業:
日本画家
趣味:
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