忍者ブログ
『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
自転車利用に一番困る事。
それが「パンク」
パンクした瞬間、自転車は只の金属の固まりになります。
(ちなみにリム=車輪で走るのはやめましょう)

被災地では破片が散らばっている中の走行は、常にパンクと隣り合わせ。
その様な場面でも使用できる、タイヤの「ノーパンク化」があります。

株式会社 マステック様のリペアムゲル(参照)

私も興味があり一台「ノーパンクタイヤ(リペアムゲル)」の車輌にしました。

96fb571e.jpeg
見ただけでは分かりませんね(;´∀`)
タイヤ径は14インチです。


ノーパンクを導入してから1年ばかりでしょうか?
良い事も、悪いことも両方ありますが

利点としては
1.絶対パンクしない(こりゃ当たり前か)
2.空気圧の調整が不要
3.パンクセット(工具)の携帯は必要無くなる

問題点としては
1.車輪の重量が増える(重くなる)
2.漕ぎ出しが鈍い
3.空気に比べ少々堅い感じ

自転車を利用する際に、一々空気圧を見る必要が無いのは助かります。
また多少の段差もパンクの心配がないので怖くありません。

では全ての車輌に導入するか?
・・・それは考え物です。

14インチの車輌でも、漕ぎ出しは「んんっ?」と鈍い重!!Σ(゚Д゚)
これが26インチ以上のスポーツ車で重いのは・・・どうなんでしょうか?
また都内は信号も多いため、ストップ&ゴーの繰り返しが続きます。
そこで毎度漕ぎ出しが重いのは、どうしてもストレスになります。
走り出せば気になりませんが、これでは軽くて良いタイヤを履いても楽しさ半減です。
(人間の感覚は少しの比重を感じ取れるのだと感心)

一長一短の「ノーパンク」ですが、12インチ以下の車輌なら効果はあるのかな?と。
(重量増も少なく、小径タイヤは空気入れも面倒なため)
また被害時の一輪車や車椅子などに効果はあると考えます。

最近はタイヤの性能も上がっていて、パンクしにくい(ケブラー入り)タイヤ、パンクしにくいチューブ等も増えています。
この様な物も選択肢として考えても良いと思います。

また現状の殆どのパンクの原因は「空気圧の低さ」から来るものだと、とある自転車屋に伺った事があります。
逆に適意な空気を入れていれば、そうパンクはしないとも仰っています。
面倒臭がらず、乗る前に「指でタイヤを押してみる」
それだけで随分パンクは防げるものです。


まぁパンクなどは、慣れれば10分もあれば殆ど直せるのですが・・・
(特殊な車輌でない限り)
本当は小・中学校でも、震災時の「安全指導」と共に「技術指導」もあっても良いのかな?と思います。
まぁ・・・教育現場からしたら
「これ以上仕事を増やすなヽ( `皿´ )ノと怒られそうですが・・・



この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
自己紹介
HN:
ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
自転車と作画制作
ブログ内検索
最新コメント
         匠星録に掲載されている全ての画像やテキスト情報などコンテンツの無断転載を禁じます。

Copyright © [ 匠星録blog ] All rights reserved.
Special Template : 忍者ブログ de テンプレート
Special Thanks : 忍者ブログCommercial message : [PR]

 
































PR