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・・・・かなり落ち込む事が有りまして
立ち直る時間とバッカスの力を借りて、ようやく前向きになれそうです。
さて更新が遅れましたが11日に幕張で開幕された「サイクルモード2009」
最新の情報を見に涙雨の中、千葉まで足を運んでみました。
今年は大阪の知人から「不景気からか出展少ないよ」と伺っていましたが、確かに去年より空きが目立つ会場でした。
それでも各メーカーのフラグシップモデルを試乗出来る機会とあって、人は多い。
(後で聞いたんですが、土・日は人ゴミ!だったとか・・・)
まずは去年も混み混みだった「SPECIALIZED(スペシャライズド)」
今年はTarmacの新作「SL3」が発表されたので、いの一番に試乗しようと駆けつけるが
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・・・・・・(゚Д゚ )??
あれ?試乗にSL3無いよ??
あれれ??去年はSL2もルーベもあったのに、今年は何故に??
試乗出来る物は「中級グレード」ばかり
はぁ~・・・ホント出展費抑えているのね
しぁ~ないので折りたたみ自転車を見に「ミズタニ」ブースへ。
今年は愛車「Frog」のリニューアルされ、14インチ化した愛車と何処が違うのか?
ぜひ試乗せねばと思ったが、こちらも試乗車なし
不景気の波は自転車業界まで押し寄せているんですねぇ。
仕方ないので少ない選択肢からBROMPTON(ブロンプトン)の新作を試乗。
最近よく考えている「素材」に関してクロモリ(鉄)で作られてる自転車とは何か?
BROMPTONはその辺り良く設計されていて、やはり名車と言われるだけあると再確認。
マネーが潤沢なら、間違いなく一台欲しいモデルです。
とにかく試乗車が少ないだけに、展示をブラブラ見る事がメインになってしまいます。
NHKでも紹介された「マホガニー」の自転車
シマノのブースは元気でしたね。
(去年よりは規模は縮小してましたが)
途中馴染みのメーカーさんやら、知人とか会っても「あれ?なんか元気ないですね」って。
まぁ・・・ね。
取り敢えず関係各所に顔は出して見て、後は父親が欲しがっていた「電動自転車」を試乗。
正直言って、個人的には電動アシストってのは好きではない。
自転車はやはり自身の身体を使うからこそ楽しいと思うのだが、これも主観でしかない。
楽しみ方は人それぞれ。
取り敢えず乗ってみて「あぁ、確かにこれも有りだな」と。
坂道なんか「根性」で上れない年配者や積載量の多いお母さんには、電動で楽に進むのは心強いアシストです。
設計の方とも話しましたが、規制の緩和と昨今の電池容量の向上は、数年前のアシスト車とは比べものにならないとの事。
ただ電池が切れたら「ただの重い自転車」に早変わりなのは相変わらず。
まぁ乗ってみて楽しいし、これはこれで10キロ以内なら選択肢として有りだと思います。
さて消化不良の中、最後の砦はメイド・イン・スイス「BMC」
今年は数年ぶりにフラグシップの改正で華々しいデビューの「SLR01」を試乗。
これに乗れなかったら、今年は意味なかった。
しかし試乗まで随分待った・・・
名車「SLC01」の後継機として開発されたモデルですが、個人的には少々堅い感じが・・・
(但し軽い!そして踏みだしの速さはピカイチ)
プロレーサーなら間違いなく「SLR01」と思いますが、へたれ足の小生ならば「SLC01」がちょうど良い。
しかしこのメーカーは本当に良く考えて設計している。
周りを見渡しても、フレームに関しては海外のメーカーの「独自性」が頭1つ出ている。
フレームのデザインが凄い!
(値段も凄い!!ちなみにフレームだけの値段)
会場を回って思ったのだが、作品も「何処かで見た」は既に二番煎じ。意味なし。
「何処かで見たけど、こっちの方が良い」はある意味、日本のお家芸。しかし真似っ子。
この「独創性」を以下に発揮し、理解させ認知されていくか?
実は今一番気になる「とあるメーカー」から多大なヒントを頂きました。
(今回は出展してませんけどね)
さて自転車業界のみならず、何処も不景気で一体この先どうなるのやら?
政局もスペシャルに無能な方がトップなだけに行き先不安だらけ。
来年は絵描きも本当に試練の年になる予感がします。