気付くと2000人もの方々が、この「匠星録Blog」に立ち寄って頂いていました。
(もちろん小生も含め)
いやはや・・・対した事は何も記載してませんが、今回は「日本画って水墨画?」と言う質問(多分100回は返答した)と同じくらい受けてきた「お勧めの自転車はありますか?」
まず最初に「お勧めの自転車」なんてありません。
もちろん「最高の自転車」などもありません。
・・・・なんて言われて納得した人は余程の玄人
「自転車マスター」です。
多分幾つか思い浮かんだ自転車があれば、それは「あなたにとって最高の自転車」
小生がとやかく言う事はありません。
勿論それで納得いかないのは重々承知してます。
で、「お勧めの自転車はなんですか?」と問われた時、小生が確認することが
「予算と目的」
この2つです。
正直「予算」を掛ければ掛けるだけ「良い材料・部品」が使われています。
この「良い材料・部品」は使用者に「所有欲」や「快適性」を還元してくれます。
(ちなみにギア多い=快適は一側面でしかない)
一応参考までに、小生的に予算は「10万円」が境になるのではと思います。
経験上「10万くらい出せるよ」と言う人は「ある程度良い自転車を」と考えている方です。
(勿論5万、7万でも良い自転車はありますよ)
さて10万円を出せても「目的」が長距離用か街乗り、はたまた輪行(電車など乗せること)を目的としているか等で「最高の自転車」は千差万別。
クロスカントリーを目的とする方にロードレーサーを勧めるなんて事はナンセスですよね。
「予算と目的」が決まれば、あとは「色」や「形」と言った好みで決めてOKです。
ただご自身の身体に合っていない大きさの物は危険ですのでやめてください。
(お気に入りの物が身体に合わなければ取り寄せで)
あと「試乗」出来れば最高なんですが、自転車店には試乗出来る所が殆ど無いのが残念でなりません。
(自動車はこのシステムが当たり前なのに・・・)
さて上記の説明で「最高の自転車」は各自によって変わる事はご理解頂けたと思います。
結局の所、目的に応じて余分な物を排し、必要な事柄を整理し選別する。
この物選びの基準は、とどのつまり「最高の自転車」にも通じる事なんです。
はて?
「余分な物を排し、必要な事柄を整理し選別する」
・・・・なんて事はない。作品制作と同じではないではないか?
ついつい余分な物を描き込んでしまう小生には「最高の自転車」はまだまだ遠い話なのかもしれません。
もう2010年度の新型が発表されるシーズン
パラパラと立ち読みすると面白いものが見つかるかも