『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
昨日はJAPAN・CUPを観戦に宇都宮へ。
朝は少々雨が振っている事もあり「どうしようか?」と思案していましたが、昨今描いている絵画のイメージ作り&構想の補正になればと取材に行く事にしました。
さて3年ぶり?の宇都宮ですが・・・特に変わり在りませんね。
会場の森林公園までの道筋も変わりなく、スタートの10時前には会場に。
(宇都宮の車道の悪さは相変わらずです(゜Д゜))
・・・しかし、数年ぶりのJAPAN・CUPですが、2011年は特に凄い人出でした。
久々のスター選手が来日となってか?(ミーハーは私もその一人ですが)
まるで宇都宮市民が総出で集まったかのような・・・
10時からのスタートのJAPAN・CUP。
選手の真剣な表情を観られるのは、本当に貴重な時間です。
(下の写真はクリックで拡大します)

ジェネシス・ウェルスアドヴァイザーズ(オレンジのジャージ)がその後結果を残すとは・・・

ものすごいスピードで駆け抜けて行きますΣ(゚Д゚)

泥よけが無いロードでは前の車輌からの泥を受けまくり(´Д⊂ヽ

久々の山頂。
・・・チャレンジレースではあんなに楽々登れていたのに(´Д⊂ヽ

本当に真剣な表情は「筋書きのないドラマ」
今回は決して良いコンディションでは無い路面。
その中、スター選手のバッソやクネゴが顔を泥に晒しての走行は鬼気迫るものがあります。
悪天候ではありましたが、この一瞬を見るだけで取材の価値はありました。
私は良く「自分の感じた瞬間」を切り抜いて画面を構成しますが、其れは自分が体感した「自分視点」
こうして人が走っていて「美しい」と感じる瞬間は本当に希少と再確認できます。
その様な中で幾つか残念な点もありました。
それは観戦のマナーが年々悪くなっていること。
これは漠然とですが、前々からヤジや観戦者の対応が目に付く事が増えていて、その結果として運営しているスタッフも厳しく成っている様に見えます。
昨今「自転車ブーム」などと騒がれて久しいこの頃ですが、いずれこの様な事になるのは?
と感じていましたが、あたかもその実感が現実になっている事は本当に残念の一言です。
※過去参戦した外国人選手の中には「日本人は本当に観戦マナーが素晴らしい」と言われていた時が有りました。
レースは序盤飛び出した選手を吸収して、ラスト1周まで解らない展開。
(これはコースの特性でもありますが・・・)
イワン・バッソは先頭について行けず、今年もJAPAN・CUP制覇は叶わず( TДT)
しかし最後の登りで日本人選手で今年ツールも走った新城選手がトップで残り500m!!
ゴール前で観戦していた横の人と
「来たショ!!マジ日本人でJAPAN・CUP来たショ!!!」
とか和気藹々と勝利を確信していたら・・・・
オレンジのジャージ!!
・・・ハース(ジェネシス・ウェルスアドヴァイザーズ)が来たぁーー!!!
まさかの追い上げスプリント(;゚Д゚)エエー
これだから真剣勝負のレースは解らない。
しかし其処が面白い所。
相変わらずの盛り上がりを歴て、22歳の新鋭がJAPAN・CUPを制する結果と成りました。
その後の表彰式は滅茶苦茶混み合うので、一路帰宅の途へ。
その後は会場の盛り上がりを尻目に「あのイメージが使えそうだ」とか「あの形は今描いている場面にどう使えるか?」等々、ホントに頭の中だけで、あれやこれやと形に成らない物が湧き出て、纏めるのに苦労します。
(此処が作家である自分視点=作り続けている者以外には解らない感覚ヽ( ´ー)ノ フッ)
帰りはレース後の選手の後を追走しての走行。(風よけ)
また帰る道筋の沢山の自転車を見て
「これ・・・オランダやデンマークなら日常の光景なのか?」
とまだ見ない自転車先進国の道路事情を思い描いていました。
(この辺りもイメージの構成に役立ちます)
最後に絵描き(作家)の皆様は「取材」のその後。
直ぐに画面にその経験を画面に興すことが出来るのでしょうか?
私は「直ぐに」直結することは出来ません。(しません( ´Д`)ウムム--)
これを「寝かす」と表現しますが、少々時間置くことにより、イメージの不要な部分が削ぎ落とされて、本当に必要な部分が残る。
(本当に必要な部分は最後までイメージとして残る為)
実際、今描いているイメージは2ヶ月前のしまなみ海道のイメージです。
体感したイメージは2ヶ月程度では色あせない。
其れこそが、作家が体現し感動を共感し与える存在たる由縁ではないでしょうか?
(残せる感覚は日々新たな体感する触覚が無ければ全く無意味ですが・・・)
今回只観戦していた人とは違う「作家」視点での表現がどの様に生かされるか?
此処が新たな表現を模索する画家の腕の見せ所(*´∀`)フフフ…
此処を精査してバッソや新城に負けない熱い表現をする。
これが「井上越道」言う作家が「自転車を描く」最大の理由に成り得る。
他を圧倒して蹴散らす。
これは自転車レーサーも画家も変わりない。
世界最高と言う「一位のみを目指す」姿勢は死ぬまで変わらない。
後は90歳くらいまでペダルを踏み込むだけ。
まぁ90歳までガチ漕ぎする必要はない。
私の中では30年後、つまり65歳で他の作家と称する存在を蹴散らし「世界最高」を有する。
(30年後は1mm先でも先にゴールする=御堂筋くんのように)
これ、結して夢物語では有りません。
(笑いたい方はどうぞ苦笑してくださいヽ( ´ー)ノ )
後は30年後、イワン・バッソとワイン片手に日本での思い出を語れればと。
その為の試行錯誤は厭いません。
さて、、、クロッキー(アイデア)作り&作画も益々面白くなりそうです。
是非今後の作画にどの様な影響が出るのか?
「観察し新たな表現を模索し作り続ける者」だけが表現出来る世界にこうご期待ください。
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朝は少々雨が振っている事もあり「どうしようか?」と思案していましたが、昨今描いている絵画のイメージ作り&構想の補正になればと取材に行く事にしました。
さて3年ぶり?の宇都宮ですが・・・特に変わり在りませんね。
会場の森林公園までの道筋も変わりなく、スタートの10時前には会場に。
(宇都宮の車道の悪さは相変わらずです(゜Д゜))
・・・しかし、数年ぶりのJAPAN・CUPですが、2011年は特に凄い人出でした。
久々のスター選手が来日となってか?(ミーハーは私もその一人ですが)
まるで宇都宮市民が総出で集まったかのような・・・
10時からのスタートのJAPAN・CUP。
選手の真剣な表情を観られるのは、本当に貴重な時間です。
(下の写真はクリックで拡大します)
ジェネシス・ウェルスアドヴァイザーズ(オレンジのジャージ)がその後結果を残すとは・・・
ものすごいスピードで駆け抜けて行きますΣ(゚Д゚)
泥よけが無いロードでは前の車輌からの泥を受けまくり(´Д⊂ヽ
久々の山頂。
・・・チャレンジレースではあんなに楽々登れていたのに(´Д⊂ヽ
本当に真剣な表情は「筋書きのないドラマ」
今回は決して良いコンディションでは無い路面。
その中、スター選手のバッソやクネゴが顔を泥に晒しての走行は鬼気迫るものがあります。
悪天候ではありましたが、この一瞬を見るだけで取材の価値はありました。
私は良く「自分の感じた瞬間」を切り抜いて画面を構成しますが、其れは自分が体感した「自分視点」
こうして人が走っていて「美しい」と感じる瞬間は本当に希少と再確認できます。
その様な中で幾つか残念な点もありました。
それは観戦のマナーが年々悪くなっていること。
これは漠然とですが、前々からヤジや観戦者の対応が目に付く事が増えていて、その結果として運営しているスタッフも厳しく成っている様に見えます。
昨今「自転車ブーム」などと騒がれて久しいこの頃ですが、いずれこの様な事になるのは?
と感じていましたが、あたかもその実感が現実になっている事は本当に残念の一言です。
※過去参戦した外国人選手の中には「日本人は本当に観戦マナーが素晴らしい」と言われていた時が有りました。
レースは序盤飛び出した選手を吸収して、ラスト1周まで解らない展開。
(これはコースの特性でもありますが・・・)
イワン・バッソは先頭について行けず、今年もJAPAN・CUP制覇は叶わず( TДT)
しかし最後の登りで日本人選手で今年ツールも走った新城選手がトップで残り500m!!
ゴール前で観戦していた横の人と
「来たショ!!マジ日本人でJAPAN・CUP来たショ!!!」
とか和気藹々と勝利を確信していたら・・・・
オレンジのジャージ!!
・・・ハース(ジェネシス・ウェルスアドヴァイザーズ)が来たぁーー!!!
まさかの追い上げスプリント(;゚Д゚)エエー
これだから真剣勝負のレースは解らない。
しかし其処が面白い所。
相変わらずの盛り上がりを歴て、22歳の新鋭がJAPAN・CUPを制する結果と成りました。
その後の表彰式は滅茶苦茶混み合うので、一路帰宅の途へ。
その後は会場の盛り上がりを尻目に「あのイメージが使えそうだ」とか「あの形は今描いている場面にどう使えるか?」等々、ホントに頭の中だけで、あれやこれやと形に成らない物が湧き出て、纏めるのに苦労します。
(此処が作家である自分視点=作り続けている者以外には解らない感覚ヽ( ´ー)ノ フッ)
帰りはレース後の選手の後を追走しての走行。(風よけ)
また帰る道筋の沢山の自転車を見て
「これ・・・オランダやデンマークなら日常の光景なのか?」
とまだ見ない自転車先進国の道路事情を思い描いていました。
(この辺りもイメージの構成に役立ちます)
最後に絵描き(作家)の皆様は「取材」のその後。
直ぐに画面にその経験を画面に興すことが出来るのでしょうか?
私は「直ぐに」直結することは出来ません。(しません( ´Д`)ウムム--)
これを「寝かす」と表現しますが、少々時間置くことにより、イメージの不要な部分が削ぎ落とされて、本当に必要な部分が残る。
(本当に必要な部分は最後までイメージとして残る為)
実際、今描いているイメージは2ヶ月前のしまなみ海道のイメージです。
体感したイメージは2ヶ月程度では色あせない。
其れこそが、作家が体現し感動を共感し与える存在たる由縁ではないでしょうか?
(残せる感覚は日々新たな体感する触覚が無ければ全く無意味ですが・・・)
今回只観戦していた人とは違う「作家」視点での表現がどの様に生かされるか?
此処が新たな表現を模索する画家の腕の見せ所(*´∀`)フフフ…
此処を精査してバッソや新城に負けない熱い表現をする。
これが「井上越道」言う作家が「自転車を描く」最大の理由に成り得る。
他を圧倒して蹴散らす。
これは自転車レーサーも画家も変わりない。
世界最高と言う「一位のみを目指す」姿勢は死ぬまで変わらない。
後は90歳くらいまでペダルを踏み込むだけ。
まぁ90歳までガチ漕ぎする必要はない。
私の中では30年後、つまり65歳で他の作家と称する存在を蹴散らし「世界最高」を有する。
(30年後は1mm先でも先にゴールする=御堂筋くんのように)
これ、結して夢物語では有りません。
(笑いたい方はどうぞ苦笑してくださいヽ( ´ー)ノ )
後は30年後、イワン・バッソとワイン片手に日本での思い出を語れればと。
その為の試行錯誤は厭いません。
さて、、、クロッキー(アイデア)作り&作画も益々面白くなりそうです。
是非今後の作画にどの様な影響が出るのか?
「観察し新たな表現を模索し作り続ける者」だけが表現出来る世界にこうご期待ください。
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