北欧はデンマーク。
自転車の街、コペンハーゲン。
それは何処かにあると言うユートピア
この前TVで放送されていた「世界ふれあい街歩き」
ホントN○Kは嫌いなんですが、たま~に良い番組もある。(ホント一部)
この番組は、たまに時間があると見ています。
なんか知らない街を歩く感じで、世界には色々な所があるんだなぁ~と感心してます。
紹介されていたコペンハーゲン。
国民の37%が自転車移動。
自転車購入には政府からの多大な助成金。
整備された自転車専用道路。
早く日本もこのような国になって欲しいと、切に願わずにはいられない。
・・・
・・・・
・・・・・頭痛い
飲み過ぎで良く分からない内に寝てしまった。
朝同室の連中に起こされ、9時朝食
イヤ・・・美味いはずなんですが、眠さと二日酔いで良く分からない食事。
でも無理矢理詰めて、水飲んで、露天風呂にゆっくり浸かって酒の毒を抜く。
温泉効能か、出発には7分復活。
(丈夫な身体に生んでくれた母上に感謝)
風景館を出発して、途中しだれ桜の名所に寄って頂く。
しかし田舎の朝の空気の美味いこと。
お金があったら、のんびり農作業でもして暮らすのもいいかな?と思わせる所です。
近くの青空市場でリンゴジュースを一杯飲んで出発。
二日酔いには効きます。
小布施ミュージアムで一度解散して、関係者に挨拶をして各自帰宅。
さて小生はフリーの身。
此処からは取材がてらに、長野電鉄で松代に。
天気は快晴のようで、時々雨がパラつく変な天気。
田舎電車のまったり感の中、爆睡で松代着。
さて移動は歩きかバスか・・・
ホント折りたたみ自転車が直っていれば・・・
しかし駅を出ると其処には「無料貸し出し自転車」の看板!!
やるじゃない!!松代駅!!!
早速駅で自転車を借りて、いざ!海津城へ。
とにかくのんびり自転車を漕いで、町並みを観察しながら10分くらいで「海津城」着。
(道が分かっていれば2~3分で着きます)
此処がかの武田四天王、高坂弾正公の居城かぁ・・・
海津城(松代城)正面
立派な石垣に中門
中庭には桜の木が・・・春は最高でしょう。
海津城跡碑
堅牢な石垣に囲まれた海津城は、なんとも言えず美しい。
まさに機能美の集合体。
高台に登り川中島決戦の舞台をじっくり眺めてみる。
ここから先の吾妻山で川中島の戦いの舞台で武田信玄と上杉謙信のにらみ合い。
そして「啄木鳥の戦法」で、ここから高坂弾正も出陣しているのか。
う~ん何とも言えず感慨深い。
そんな時代の流れを楽しみつつ、次は川中島古戦場後へ
途中変なロード乗りに絡まれるが、面倒くさいので適当にあしらう。
全く・・・こんなのがいると「自転車乗り」の品位が落ちるのじゃ!!
そのロード乗り曰く「その自転車じゃ古戦場まで遠くて無理」とのこと。
まぁ小生には時間があるので、のんびり行く事に。
途中スーパーで飲み物(自転車には必要なもの)と食事をして、トコトコ移動。
まぁ天気も良いし気持ちの良いサイクリング。
(頭は二日酔いで痛かったりしますが)
長野駅でもらった地図を片手に川中島古戦場着
・・・って対した距離じゃないし
普通のママチャリで30分ってところか?
此処はかの信玄VS謙信の一騎打ちの舞台とされている場所。
武田氏の神社もあり霊験新たかな場所。
お清めしてお参り。そして古戦場をぐるり巡って見る。
なんかのんびりしていて、とても戦場跡とは思えない。
しかし両軍6千人もの死者が出ている大戦さ。
霧の川中島で、さぞ凄い光景があったのだろうと此処でも感慨に耽る。
敷地内にある首塚にもお参りして名も無き武士の冥福を祈る。
さて帰りは武田信繁公(信玄の実弟)のお墓にお参り。
その後は真田藩邸(一部改築中で閉園)と覗いて自転車返却。
どの観光地でも、このような無料の自転車があれば良いのにと思う。
あとはバスにて長野帰宅。
深夜の新幹線でも爆睡してました。
また5月の搬出で小布施には来ますが、今度は上田(真田領地)も行ってみたいものです。
やはり歴史探索は面白いです。
さて5月は自分の折りたたみ自転車で来る事にしましょう。
昨今天気が良いのに籠もりがちな小生
折りたたみ自転車のフレームを塗装に出していて、現在ロード一台態勢。
長い距離を走るには「ロードレーサー」は最強なんですが、やはり電車等の交通機関との兼ね合いを考えると「折りたたみ自転車」も必要なんですよね。TPO??
さてこの有り触れた「自転車」
よく掃除している間に見ると色々な部品が組み合わさって作られています。
本体である骨組みの「フレーム」
2つの銀輪「ホイール」
後ろには(または前にも)切り替えの 「ギア」
ペダル、クランク、チェーン等々・・・
・・・本当に良く回転する部品の多い事。
逆を言えば「回転する部品の集合体」とも言える自転車。
よく「どの辺りの部品を変えると良いですか?」と聞かれますが、回転する所を変えていくと実感が持てると思います。
本音を言えば本体、骨組みである「フレーム」がメインなんですが。
次は「ホイール」かな?
(総合的にはリム+スポーク+ハブ=ホイールなんですが)
で「タイヤ」そして「クランク」
ちなみに小生が使っているタイヤは「ミシュランPRO3-RACE」
ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアと言った世界の舞台で使われてるタイヤです。
性能は折り紙付き。ホイールが一ランク上の物に感じる走行感です。
ちなみに一本のお値段7,800円!!
(2本で16,000円越え!!タイヤでママチャリ買えます)
まぁF1のタイヤが1つ8,000円ほどで買えると考えると納得ですよね?
・・・って納得してくれる奥方は何人居る事か
自分の身体を通すため、変えた効果がダイレクトに分かるのが自転車の良い所。
自分で漕いだ後、ちょっと休んでも自転車が進んでくれる「滑空感」は格別です。
でも良い部品も整備しての物。
天気も良い日には、日頃良く走ってくれる自転車に感謝を込めて掃除してあげてください。
あとおかしな所があれば自転車屋さんへ。
機材は自然治癒はしませんので。整備はお早めに
さて朝早くからホテルでガッツリ食事をしてレンタサイクルを借りに京都駅へ。
本当は整備していたBD-Frogを持ってくる予定が、最後で部品が足りず泣く泣く置いてくることに。
今回借りたレンタサイクル
内装8段切り替えの26インチ自転車
さて今回は日頃公開されていない文化財が一般公開されている所を巡ることに。
あと京都に来たら必ず見ている鹿苑寺こと「金閣寺」
15時30分には京都を出ないと横浜には帰れないため、9時から自転車を借りていざ出発。
二条城から見ていこうと思ったが、本日は閉館・・・
代わりに城門前で大きなクレーンで撮影が行われていた。何処のテレビ局だろう?
さて自転車で快適に京都の町を散策。
防寒さえしっかりしていれば快適そのもの(手袋は必須ですが)
京都市内は交通経路がしっかりしているが、やはり観光には何処でも止まれる「自転車」と言うツールは最適だと再認識しました。
なにより風が気持ちいい。
雅な町並みを走りつつ、まずは「妙心寺」へ。
ここは境内だけど自転車での走行ができることが嬉しい。
漆喰の壁に囲まれた境内をのんびりと走り、妙心寺三門に。
ここでは三門の天井絵を公開してました。(なんでも23年ぶりの一般公開とか)
内部は見た人しか分かりませんが、とにかく凄いの一言。
狩野派の職人が渾身の力で作り上げた芸術。まさに絵師冥利に尽きます。
この三門天井絵は400年前の色彩がそのまま現存している数少ない建築物だと思います。
また仏像の造形の美しいこと。これは惚れ惚れしますね。
なんかこれを見てしまうと、現代の仏師や彫刻家のレベルが知れると言いますか・・・
いやはや私も勉強になります。
一人長々と眺めて「小生ならこう描くかな」とか考えて、次の仁和寺へ。
しかし自転車だと移動が楽だ
山門の仏像
格好いい・・・
イケメンです。
こちらは金堂と経蔵が公開されていました。
(金堂は4年ぶり。経蔵は過去開けたことが無いとか・・・僧侶も入ったことがないとの事)
金堂の家紋はもちろん菊の御紋。
経蔵の建築様式に禅宗の形式が使われているのが面白い。
内部は暗く本尊等は見にくかったですが、過去天皇陛下が即位する際必ず使われたと事。
やはりこの中も極楽浄土を擬似的に造形しており、昔の人達は信心深い人が多かったんだなぁ~と感慨深い。
経蔵の壁画も公開されていないため、保存状態が良く、じっくり観察して観れました。
ただやはり漆喰系の剥落はいかんせんし難く、仏画の幾つかは剥落してました。
ただ緑松系の緑の色彩はそのまま残っており、当時の景色をそのまま残していました。
仁和寺でのんびりお茶を飲み、一服して竜安寺に行こうと考えていましたが、時間もあまりないので「金閣寺」へ。
金閣の方丈では新しく描いた杉戸絵の公開が行われており、後学の為見学に。
そう言えば金閣寺は何度も来ていますが、ここ(方丈)に入るのは初めて。
金閣寺の脇からも見えますが、本殿から見る枯山水の庭の見事なこと。
毛氈の辺りから見る庭は最高。
裏にある松は「京都三美松」の1つとか。
外国人の方も分かるのか、フランス人の方がのんびり見てました。
小生が興味を引かれた方丈襖絵の狩野派の絵はじっくり観察させてもらいました。
う~~ん墨絵は難しい。まだ手を出せる技巧が小生にはないなぁ~とか。
ただ今回大々的に公開していた2名の日本画家の杉戸絵は・・・
・・
・・・
・・・・ (;´∀`)まぁ好みもありますしね。
まぁ小生がこの仕事を受けたとしたなら・・・
「小生ならこうするなぁ~」とか「金閣寺バックにしているしねぇ」とか考えました。
いずれ寺院の仕事をする機会があれば、ここで学んだ事を生かしたいと思います。
さて本命の金閣寺!!
う~~ん日本の宝ですね。
金地と水面に浮かぶ金閣の姿・・・ため息が出るほど美しい・・・
改めて凄いよ!日本建築!!
惚れ惚れする造形美を堪能しつつ、お庭を拝見しながら次は京都御所を・・・
と思いましたが時間が。
急げばさらっと見れるかもとも思いましたが、せっかくの自転車。
京都の裏道をクネクネと散策して帰ることに。
いやぁ裏道には色々な職人さん達の家々の門構え。
さすが伝統工芸の街。
ちょっと普通では拝めない旅路でした。
15時には京都に着いて、自転車返して帰宅の途に。
ちょっと駆け足でしたが、久々の京都は勉強になることが多かった。
しかし何時来ても楽しい所です。京都。
今度は紅葉の美しい秋頃に訪れたいものです。
さて8時間電車に揺られながら帰るとしましょう。
さぁ帰ったら制作!頑張りますよ!!
今年もやってきました「サイクルモード」
正に自転車の祭典
年々自転車ファンが増えているのか、入場者の数が半端ねぇ~
それでも初日が一番人が少ないとあって、埼京線に揺られながら会場へ。
今回の目的はボチボチ買い換えたいロードレーサーの後任フレームを探しにいくこと。
(前年度も色々考えて試乗してましたが)
小生が考えている後任はスペシャのルーベSL2とBMCのSLX01
この2台の試乗は最重要命題!!
あと今年発表されたシマノの「電動」変速の感触を見てみること。
さて会場には自転車好きが既に会場を埋め尽くしています。
まずはスペシャのブースにて試乗待ち・・・あれ待ちの人数少ないなぁ~
スペシャ人気ないのか?
http://www.specialized.com/bc/home.jsp?a=b&minisite=10041&language=JA
まずはこの子の試乗が出来たのは嬉しい。
アメリカ娘のルーベSL2
ロードなのに「快適性」と「ロングライド」を主眼において開発された自転車。
(もちろんレースにも使われていますが)
前年度のルーベSLはちょっと重いと感じたが、SL2はその辺りも巧く改良させていた。
特にこの「快適性」に関しては他の自転車とは一線を画している。
とにかく良い意味で「ヌルーーー」と進む感じ。
(フニャフニャってわけではない)
あとSL2に付いていたシマノの新型DURA7900も試せたのは良かった。
http://cycle.shimano.co.jp/publish/content/cycle/sic/jp/ja/09newproduct/roadbike_compo/dura-ace_7900series.html
ブレーキは期待通りのイメージで、今までの急に「ガァ!」と効く感じは無くなった。
買い換え決定
ただ他の部分は個人的に移用してるDURA7800でも良いかなっと。
特にブラケット(握りの部分)が使いにくかった。まぁ今後の改良を期待。
次に向かったのはBMCのブース。
毎年格好いい展示を作っている所だが、試乗は結構待つんだよねぇ
結構待たされての試乗になったスイス娘のSLX01
技術屋集団BMCが今年送り出してきた新作。
このカーボン素材全盛期の自転車業界にあえてアルミとカーボンの混交を提示して来たスイスの技術はいかに?
乗った感じは「とにかく素直」
アルミ素材を使ったイヤな突き上げや堅さもなく、かと言ってカーボンのシナ~感もない。不思議。それでもやはりアルミ素材の「カチッ」としている踏み出しはレース仕様か。
コーナーの曲がりやすさも特筆すべき点か。
あとはこの素直な堅さが好みかどうかで、この自転車の評価は割れるなぁ~
入場して命題だった2台を試乗していまったので他のブースを見学に。
イタリアブランドは既に混み混み。
試乗待ちは開店前のデパート状態。う~んまぁ良いか。
イタリアの変速機メーカー「カンパニョーロ」
今年はリア11段変速を発表
比較的空いているアメリカブランドやミズタニブースを見つつ、シマノブースへ。
トレックブースにて コンタドールがジロを制したマドンも展示
マドン5.2pro試乗
ホントにスキのない作りと言うか・・・トレック選べば間違いないのはホントの話
N野先生御用達のキャノンデール バッソがジャパンカップで乗っていた日本仕様
キャノンデールも試乗してきました。
快適性ならスペシャのSL2の次に良い。スラムの変速機初めて使ってみました。
http://www.cannondale.co.jp/index.html
BD-1やブロンプトンの代理店ミズタニさんのブース
気になる「Frog16インチ」の入荷はしないとのこと 残念
一番気になったのはこれ
三輪車で折りたたみってのが凄い
今年は変速機の歴史が変わるかもしれない「電動変速機」の誕生。
昔々フランスのマビックが電気で動くリアディレーラーを開発したが、一瞬で終わった記憶が・・・
あれからシマノ&カンパニョーロの2大メーカーが変速機の歴史を作ってきたが、ここに来て日本のシマノが満を持して投入してきた「電動変速DURA7970シリーズ」
果たしての実力は如何に?
触ってみて一番感じた事は「速い」と言う事。
それも只速いではなく、恐ろしく正確に変速すること。
正確に速く変速することは、全てのメーカーが求めてきたことだが、ある意味この「電動による変速」はこの答えに一番近いと断言できる。
今までのワイヤー式変速はどうしても引っ張る動作にコンマ何秒の擦れが生じたが、触るだけで「パシュ!」と変速するこの感覚は、小生のような素人にも十分恩恵がある。
特にフロント(前変速)はもう神がかっている。ちょっとニュータイプになった感じ?
ぜひ購入してみたいが、シマノの人曰く「一揃え40万くらい」とのこと・・・ニャウン
あとブラケット(握りの部分)の形状はDURA7900より握りやすい。7900もこの形状にしてくれないかぁ~
シマノブースで電動変速を満喫した後は、色々な自転車の展示を見て回る。
変わり種としては竹のフレームの自転車。
これ走れるのかなぁ~
造形的には去年出ていたアマンダの木製フレームと同じくらい面白い。
あとは道路法改正でにわかに注目されている3輪自転車。
今年は4輪も出ていて試乗。
後ろが独立したサスペンションになっていて転ばないようになっている。
このアイディアは凄い。
今年はあまり小生のアイデアに「ピピィーン!」と来るものは少なかった。
あと小生が考えている自転車のアイデアを誰か形にするかなぁ~とか思ったが、それもなく一安心(??)
最後に試乗したBMCのSLC01
3年前から惚れている自転車、やはりナノテクカーボン最強
さて4時間も会場にいたのでお腹ペコペコ
4時間も居ればもう外は真っ暗
しかし会場で貰ったパンフの山で荷物重っ!!
さて帰りは中華でビールとしゃれ込みますか