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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
制作の合間に息抜きでの読書は欠かせません。
でも相変わらず本屋に足を運んでは「ビビッ!!」と来た本を手に取っては読んでいます。

その中で最近面白かったリンゴ農家の本「奇跡のリンゴ」


「プロフェッショナル・仕事の流儀」で紹介された木村さんの自伝です。

日本人はこの様な苦労話、その中からの成功が生まれる過程が好きな人達だと思います。
(豊臣秀吉など代表格ですね)
8年間苦労にのたうち回って、一つの物を作り上げる。
その過程は成る程!! 感動のストーリー。・゚・(ノД`)・゚・。

・・・で終わるのは10/100点と言った所でしょうか?
そこから人間の在り方、自然との共存など主題を見つける事が出来れば・・・
50/100点ですかね?

実値や経験が伴わない読書は、せいぜい50点。
私は何時もそう考えています。
(こんな事を考えたのは14歳の時からの課題です)

この本を読んで、まず思いを馳せたのが「自分との対比」
物を作る事、世論との価値感の違い悩み、そして受け入れられるまでの過程。
作画制作にとても似ていると思います。

人がやらない、挑戦しない事をする。
先人の半歩進むことの、何と高く険しい道のりか・・・

無論一人では進めない。
多くの人達の筆舌に尽くしがたい協力の中、初めて「成功」と言う果実が出来る事を、改めて感じる事が出来る本です。
(汲み取るにはそれ相応の経験が必要です)


さてかな~~り昔、専門学校の頃でしょうか?

「井上さんの言う読書の100点になるにはどうしたら良いのですか?」

そんな事を聞かれた事がありました。


その時は確かこう言ったはず。

読むだけなら10点、猿でも出来ること。
読んで自身と重ねたら30点。
そこから何か生かせないかと考えるなら50点。
本当に生かす事が出来たなら80点

・・・で、生かした経験を伝えたなら100点でしょうね。っと。


何様でしょうかね?21歳の若造が(;・∀・)

でもこの考えは今でも変わりなく、何とか80点になれば良いなと思っています。
多分100点は更に多くの経験を積んだ時に頂ける点数ではないかと?


まぁ先ずは現在の作品を100点にする事が先決ですが・・・
日々最高を求めての暗中模索の日々では、誰も100点の描き方を教えてくれませんがね。



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自己紹介
HN:
ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
自転車と作画制作
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