このShinPA展も作家の卵展から数えて5回目。
過去の図録を見ても、自身の成長を確認できる機会に恵まれている。
18日に展示準備をして望んだ19日。
14時からのトークショーまでに時間があるので小布施町をふらりと散策。
本当は自転車を持参する予定でしたが、18日朝は大雨で「こりゃ駄目だ


日頃の行いがそうさせたのたのか?
仕方なく風が冷たい雪が残る小布施町を、何か懐かしい感じをしながら徒歩でフラフラ。
途中自転車で千曲川沿いのサイクルロードを走ろうかと思い、駅のレンタルサイクルを借りに行ったが「期間外・貸し出し終了」の文字。
・・・ふむぅ~・・・( ゚д゚)
駅前で小布施町の地図を眺めながら暫し長考。
去年は日本酒の蔵本で色々と楽しい話を伺った。
今年は少々早いが、トーク前に軽く舌を湿らす為に「おぶせワイナリー」へ。
徒歩では少々遠いのですが、そこは見知らぬ土地。
散策を楽しみながら「おぶせワイナリー」へ。
さてワイナリー内は元作り酒屋を改装した面白い内装。
幾つもの賞を受賞したワイナリーですが、思っていたより品数は無い。
蔵内では作り手のこだわりや面白い話を聞きながら、興味あったものを試飲して(余り飲み過ぎないよう)幾つか気に入ったものを購入

さて14時から良い気分でおぶせミュージアムにてトークショー

毎度の事ながら自分の絵画の事を話す訳で、話す内容には事欠かない。
またこの様な機会を多分に頂いている為、人前で話す事に「緊張」の二文字は皆無と言って良い。
むしろ喋り過ぎないようにする事が肝要 (*´∀`)
今回は前回同様、出品者同士が対談する形での進行。
私なりに相手の意見を引き出すよう心掛けました。
まぁ両者で3分ほどのトークなので、核心の部分まで語ることは少ないのですが、今回の作品「空」のアイデアの源には触れることはできました。
発表した作品「空」は実験的な意味合いが多い作品ですが、会場では賛否両論ありました。
その否の意味を考え、賛に変換していく作業は現在進行中。
ただこの方向性は、また練り直して第2弾を作ってみたい。
それは色を使わず色を見せる事。
これは60歳くらいに体得出来そうな、漠然とそんな予感があります。
実際の画面はかなり墨が効いている
和紙のテクスチャが面白いのですが・・・
さてこれから5月初旬の3人展から7月の日本橋三越まで発表の機会があります。
想像を突き詰めても、まったく底の見えない「絵画の世界」
まだまだ試行錯誤ですが、相変わらず面白いと思える作品が出来てきています。
今後の作品に多いに期待して頂ければ幸いに思います。
tikitのフロントラックを取り付けてから購入予定だった
「自転車用フロントバック(取り付け金具付)」
自転車での長期旅行には必需品です。
その候補の一つとして考えていた完全防水で有名な「オルトリーブ」
ただその実物は自転車ショップを回るも殆ど店頭で取り扱っておらず、また気に入った色・形も有りませんでした。
またフロントバックとしては、些か値段が高いのも考慮する点でした。
そこで見つけたのが、イギリスの通信サイト「Wiggl」
自転車仲間に「安い」と伺っていたが、当初見た時は片言の日本語と英語表記。
支払の仕方も英表記で「こりゃ分からん・・・」と諦めていました。
しかし久々に覗いてみると「日本語OK!円OK!」の日本人歓迎のサイトになっています。
・・・ポンド安で日本人がお得意様になったのか?
さてWigglでオルトリーブのバックを見ると、日本なら2万近くする商品が9, 000円!!
(如何に関税とかあるかを考えさせられます)
早速発注してから4日ほどでイギリスから外国表記の荷物が届きました。(早っ!!)
色は落ち着いた茶系
生地はオルトリーブに珍しい艶消し
この色は見た事がない
ちなみに「Made.in.Gemany」
列記としたドイツ製品
フロントバックが届いてから3日くらい使用していますが、本当に楽です。
特に重い荷物が有る場合は、バックパック(リュック)より安定して走れます。
ちなみに何故「長期旅行」にフロントバックが必要か、理由は以下の2つ。
1.背中は放熱機関(風通しを確保する)
2.肩の血流を確保する
特に夏場の旅行でバックパックを背負うと、通常の数倍疲れます。
(これは実体験済みです→試してみると直ぐ分かります)
また身体の一部でも締め付ける行為が如何に負担をかけるか
これらを鑑みてやはりフロントバックは有ると大変便利。
まぁ形も格好いいし、オルトリーブのバックは取り外しも簡単なのも良い点です
フロントバックを2つ付けると何処かに旅行に行きたくなりますね。
さて最後に気になる「完全防水」の謳い文句。
旅行先で雨に遭うことを考えての購入でしたが、これってホントなのか?
基本雨の日は走りませんので、効果の程は分かりませんが試して見たい。
・・・で、試して見ました(風呂場で)
ちなみに当家のシャワー
かなり水圧が高いです(降水量50mmくらい)
2~3分ほどシャワーを浴びせてみましたが、水滴は付きますが中は一切濡れていません。
(ベルトはナイロン製なので濡れていますが)
これなら防水処理をしなくても下着など濡れる心配は無くなりますね。
しかしドイツ人はホントにBDを見てもドイターにせよ「自転車旅行が好きな民族」なのだと思います。
さて明日から長野は小布施での展示ですが、天候を見るにフロントバックが以外にも早く役立ちそうな予感がします。
会期は2月19日から5月17日まで。
※2月19日(土)14時から作家によるギャラリートークがあります。
開館時間9時から17時まで(4月から18時まで開館)
入館料一般500円(高校生250円以下無料)
毎年大変多くの来館者が訪れる展示になっています。
特に去年は善光寺のご開帳があり多くの方が来館されました。
ここ小布施町(長野県)は、調べて見ると多くの観光地があり、私もまだ遊び尽くしていないのが現状です。
(今年は何処に行こうか思考中です

美味しいお菓子に蕎麦と温泉。
お近くにお寄りの際は是非御高覧頂ければ幸いです。
今回の出品に私(井上越道)は、漆黒の四曲屏風を展示にしています。
ただ今回の作品は特に難産でした。
ShinPA展は大きな作品を展示できる貴重な発表の機会。
またこの様な貴重な機会は「新たな発想」「表現に挑戦する」為の展示。
今までと違った何か新しい視点を形に、どうにか纏め作品にする。
この「今までと半歩違う事」の何と難解で難しいことか・・・
出来上がった今回の作品「空」
今回の果たして本当にこれで良かったのか?
今でも自問自答の日々です。
(作家失格です)
※ギャラリートークでは、その辺りも語ることがあると思います。
それでも来館された皆様のご意見は明日の作品と繋がります。
ご来場の際は是非貴重なご意見を賜れればと幸いと思います。
年始の作品撮影が終わり、ふと一段落・・・
・・・っと言う訳には行きません
現在は次の展示の為の制作の日々。
そんな間でもフラフラとtikitで散歩(30~60分程度)しています。
さてtikitも昨年末に改装して1ヶ月ほど。
懸念事項のリアホイールの取り替え、変速機の交換でtikitの改装は多分これで一段落と言った所でしょうか。
(これ以上はお金が掛かるので・・・)
まず気になっていたリア(後ろ)のホイール&ハブの問題。
元々装備されていた物は回転の具合が悪く、改装するにどの様にするか?
また小径車の問題(ギア比)をどう稼ぐか?
この問題を解決する手段として「金澤輪業」のカプレオ・リアホイールを購入。
このシールドが施されたハブは本当に良く回る。
(指で回すだけで明らかに違いが分かる!)
流石MADE.IN.JAPAN!!
また金澤輪業さんは色、スポークなどを選べて痛い所に手が届く。
何気にエアロスポーク
※ただラチェット音が「チィキュ!チィキュ!」とカンパ音なのは気になっています。
変速機は元々付いていたのはスラムのグリップシフト。
(グリップを捻ると変速するシステム)
実は私、グリップシフトが嫌いなんです。
どうも変速呼吸が2~3遅れる感じがして、自転車との意思の疎通が滞る感じが嫌だった。
それをラビットシフト(指押し)の物に変更。
選択したコンポネートは小径車専用シマノ「カプレオ2011版」
実は2011年版は気なっていた点が改良が成されたのも購入する理由。
改良されたカプレオ・リアディレーラーはシマノ製のシャドー式
(幅を取らないのが特徴)
一度どのような構造になっているか手に取って見たかった
シャドー式の取り付けは初めてなので色々と試行錯誤でしたが、取り付け後の変速には問題なく実に快適。
あと元々リアディレーラーに付いていたプーリー(ギア歯)の回転が悪いので、シールドベアリングの物に交換。
さて改装して若干計量化(スリム)になりました。
リアホイール旧1156g→新1016g
リアディレーラー旧254g→新228g
あとは在庫にあったグリップエンドを付けて完成。
角(つの)を付けると攻撃的になりますね
フレームとの色の相性も良いのでは?
これで不満な点がほぼ改良されました
実際走っていて足を引っ張られる感じが無くなって快適そのもの。
初めからこの仕様なら良かったのに・・・と思わせる。
またこの設定にして「本気で走る事」が必要なのか?と新しい提示(発見)がありました。
青空の下で18~20㎞くらい、ゆっくり走るのも何とも散歩気分で楽しい。
どうも生き急いでいた感じが浄化される。
30歳も半ば、まぁゆっくり行きましょう。
そんな「ホッ」とする提示が新しい表現を生み出すような感じがしています。
(でも締め切りは待ってくれませんがね)
埼玉は春日部市にある「首都圏外郭放水路」
日本最大の地下貯水機能を見学に行くことに。
(ちなみに事前の予約が必要)
前々からその容貌を地下神殿など言われている「巨大建造物」が好きな私にはワクワクな場所です。
さて相棒のtikitを連れて春日部市まで。
そこから先、外郭放水路までは近くの駅からでも歩くのは少々大変な所にあります。
天気の良い中をスス~~イとサイクリング気分で首都圏外郭放水路に到着
説明は13時からの回でしたが、こんなお昼時、見学に来ている方は団体の老人会の方々。
老人会の中に一人若者(?)
こんな昼から優雅に見学など白い目・・・と言う事はなく、一時間半ほどの見学会。
説明のお姉さんから、この土地の立地条件、建設に至るまでの経緯DVD、模型を使っての施設説明と、何やら小学校の社会科見学の気分。
(実際多くの子供達が社会科見学に来ている)
また利根川から江戸川を跨ぐ途轍もなくデカイ施設ですが、建築費2300億円ほど。
説明を聞きながら「子供手当で10個同じ施設が出来るのかぁ」とか「F22戦闘機10機分かぁ」とか考えていました。
さて此処からお待ちかねの「地下貯水溝」へ行くのですが、地下110段以上の階段を上り下りして行く事になります。
(お年寄りの方の何人かは参加をリタイヤしてましたね)
さて厳重な扉をくぐり、階段を下った先には・・・
おおぉ~!!
デカイ!!!
ちなみに人と対比するとこんな感じ
併設されている貯水路こちらもデカイ!!
なぜこんな作りにしたかは、地下からの水圧で地盤が持ち上がるのを防ぐためとか。
この巨大な貯水路が一杯になる事は無いそうですが、2009年のゲリラ豪雨ではかなり溜まったのだとか。
まぁ日本の技術の偉大さと片鱗を見せつける施設です。
やはり日本の技術者さん達は偉い!!
見学時間は10分ほど、建造物を見ながら「何か作品に生かせるか?」
こう言う場所での展示をするならどうするか?
色々考えながら使えそうなアイデアは幾つか頭に入れておきました。
さて帰りの長い階段を登りながら、公共事業(インフラ整備)はとても大切だと再認識。
また技術は本当に一丁一石では出来ない(宇宙開発も)ため、一見無駄とも思える所に如何に投資できるか。
その先見の明があるのが先進国ではないか?と。
忘れていたが放水路脇の江戸川には長いサイクルロードが併設されている。
(帰って調べたら葛西臨海公園まで続いていた)
ここから下っていけば何処に行くのか?
正直ワクワク冒険気分がしましたが、明るい内に帰れなくなったら困るので、寒くなってきた道を素直に春日部駅までサイクル。
さて今年はこれが旅行納めかな?
あとは隠って制作三昧ですが、新たに取り付けたパーツの具合が良いので、そちらもインプレ出来ればと思ってます。
(時間がある時に)