埼玉は春日部市にある「首都圏外郭放水路」
日本最大の地下貯水機能を見学に行くことに。
(ちなみに事前の予約が必要)
前々からその容貌を地下神殿など言われている「巨大建造物」が好きな私にはワクワクな場所です。
さて相棒のtikitを連れて春日部市まで。
そこから先、外郭放水路までは近くの駅からでも歩くのは少々大変な所にあります。
天気の良い中をスス~~イとサイクリング気分で首都圏外郭放水路に到着
説明は13時からの回でしたが、こんなお昼時、見学に来ている方は団体の老人会の方々。
老人会の中に一人若者(?)
こんな昼から優雅に見学など白い目・・・と言う事はなく、一時間半ほどの見学会。
説明のお姉さんから、この土地の立地条件、建設に至るまでの経緯DVD、模型を使っての施設説明と、何やら小学校の社会科見学の気分。
(実際多くの子供達が社会科見学に来ている)
また利根川から江戸川を跨ぐ途轍もなくデカイ施設ですが、建築費2300億円ほど。
説明を聞きながら「子供手当で10個同じ施設が出来るのかぁ」とか「F22戦闘機10機分かぁ」とか考えていました。
さて此処からお待ちかねの「地下貯水溝」へ行くのですが、地下110段以上の階段を上り下りして行く事になります。
(お年寄りの方の何人かは参加をリタイヤしてましたね)
さて厳重な扉をくぐり、階段を下った先には・・・
おおぉ~!!
デカイ!!!
ちなみに人と対比するとこんな感じ
併設されている貯水路こちらもデカイ!!
なぜこんな作りにしたかは、地下からの水圧で地盤が持ち上がるのを防ぐためとか。
この巨大な貯水路が一杯になる事は無いそうですが、2009年のゲリラ豪雨ではかなり溜まったのだとか。
まぁ日本の技術の偉大さと片鱗を見せつける施設です。
やはり日本の技術者さん達は偉い!!
見学時間は10分ほど、建造物を見ながら「何か作品に生かせるか?」
こう言う場所での展示をするならどうするか?
色々考えながら使えそうなアイデアは幾つか頭に入れておきました。
さて帰りの長い階段を登りながら、公共事業(インフラ整備)はとても大切だと再認識。
また技術は本当に一丁一石では出来ない(宇宙開発も)ため、一見無駄とも思える所に如何に投資できるか。
その先見の明があるのが先進国ではないか?と。
忘れていたが放水路脇の江戸川には長いサイクルロードが併設されている。
(帰って調べたら葛西臨海公園まで続いていた)
ここから下っていけば何処に行くのか?
正直ワクワク冒険気分がしましたが、明るい内に帰れなくなったら困るので、寒くなってきた道を素直に春日部駅までサイクル。
さて今年はこれが旅行納めかな?
あとは隠って制作三昧ですが、新たに取り付けたパーツの具合が良いので、そちらもインプレ出来ればと思ってます。
(時間がある時に)