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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog

BD-1と言う折りたたみ自転車の傑作がドイツから発表されたのが1996年。
当時学生だったマーカス・リーズハイコ・ミュラーが、この折りたたみ自転車の傑作を世に送り出した事が、同じ学生だった小生にはどれだけ驚きだったか。

2ff73b7c.jpeg
ドイツ本国ではBirdy(登録の関係で日本ではBD)

日本で評価されるには時間がかかったが、ドイツのこだわりは日本人の心を捉えていった。
この辺りは物作りが盛んな国同士のわかり合える所なのだろうか?

BD-1はその性能(剛性・収縮性等)から多くの指示を受けていった。
ただドイツ人が欧州内を意識して作ったものだけに、重量、コンパクト性がいささか問題があったように思う。
(欧州と日本では道路事情が大きく違うため)

リーズ&ミュラー氏もこの辺りは分かっていたのだろう。
2002年に日本向け(?)に開発したコンパクトBD-1、それがBD-Frog。

075ad4a6.jpeg
まさにコンパクトBD!!

当時大学院生になった小生が、都内を移動する足に選んだ相棒でした。
内装3段・12インチと言う小さなタイヤながら、キビキビ動き、乱暴に扱っても問題なし。
まさにドイツ仕様を受け継いだ自転車でした。

ただ結果としてBD-Frogは日本人には受け入れられなかった。
(私のような一部マニア以外)
受け入れられない理由は幾つかあったが(値段、重量など)ここは端折ります。
2008年(2007年かな?)をもってR&M社のカタログからは姿を消したBD-Frog。

確かに小生が乗っていて不満な点が幾つかあった。
・・・でBD乗りなら色々と弄るのが宿命
(色々と弄る楽しさがBDを折りたたみ自転車の王者にした理由)
気に入らない所は改造しましょう!と言うこの企画。

いや前置きが長かった。
小生が行う改造は以下のものです。

BD-Frogのインチアップ化(12インチから14インチへ)
 BD-1乗りは18インチから20インチと行っている改造のFrog版。
 しかしこれには幾つか問題が・・・

変速外装化
 一様ロードの残りパーツを使っているので8段変速に。
 (追々10段にする予定)

ドロップハンドル化
 これは一度やっているので問題なし。

各パーツのバージョンアップ

と言った所です。
さてこれらをクリアしてBD-Frogは如何に生まれ変わるか。

前途多難ですが自転車マニアの腕の見せ所です。

 

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