苫小牧(234号線)→追分町(462号線)→川端(274号線)→穂別町営キャンプ場
走行距離 83km
平均速度 18.8km
最高速度 44.8km
走行時間 4時間25分
苫小牧に14時20分上陸・・・本当は13時30分のはずだったのに
苫小牧で仕事の話などを済まして、いざ出発!
走り出しは快走そのもの。久々の北海道旅行に胸が躍る。
ホクレンなつかし。
しかしフロントディレイラーの調子が悪く、少々戸惑い気味。
走り出してまもなく応急処置。
フロントの調整に戸惑いつつ、なんとか修理して出発。今後どうなるか不安・・・
とりあえず身体慣らしの意味も含めて、ゆっくり、ゆっくりと走る。
麦畑など本当に北海道っぽい。あと建物も。
走り始めて「あぁ~北海道だな」と思えたのは木々の様子。
スラッとしていて北国っぽい。
身体も良い感じで、ガシガシ走りながら234号線を北に。
途中運命の分かれ道①
追分町でキャンプしようかと考えたが、まだ16時30分・・・明るいしなぁ~
少しでも距離を稼ぎたいと思い、ぬくもりの湯を諦める。
走り出しから、だんだん寒くなってきて、う~ん選択間違えたか??と。
それでも頑張って462号線から滝の上公園、煉瓦作りの発電所と見学。
北海道に来て初めてライダーさんとも話した。第一号。
頭の中では「穂別町営キャンプ場」と「はくあ温泉」で決まりと思っていたので、暗くなっていく空を見つつ走行。でも身体が段々辛くなってくる。ホントに疲れた・・・
新夕張に着いた時は、もうどうしようかと考え中。
初日にしては70km走ったし、もう良いじゃない?とも考えましたが。
運命の分かれ道②
民宿あったけど・・・素通り・・・う~~ん??
しかしこの選択は色々と考えものだった。
穂別町キャンプ場までは長~~~~~い登り!!!
暗くなっていく空を見つつ、この激坂をヒルクラム、クライム!
初日からヒルクラムかぁ~~!!!
もう本当に辛かった・・・
何度も何度も帰ろうか、帰ろうかと。
民宿だったかなぁ~とか色々と思いながら地獄の山を登る。
登川トンネルに着いた時は、もう真っ暗!!
ライトを頼りに、もうヘロヘロになりながら進む。
これでキャンプ場がやってなかったらと考えると恐ろしい。
もう半分温泉は諦めていた・・・
う~~んベトベトで寝るのは嫌だなぁ~と考えつつ、やっとの思いで登頂!!!
標高363m!!死んだぁあ~!!!
後は楽しい下りかと思いきや、もう真っ暗の中ビビリながら暗い坂を下る。
超こえぇ~
車来てない時は車道の真ん中(白線が見えるため)を走り、半泣きで穂別町営キャンプ場へ。
でも・・・閉まっていた
慌てて扉にあった連絡先に連絡して、なんとかOKをもらう。神よ!
3年ぶりの野営。でも身体が覚えています。
素早くテントを張り、荷を下ろし、ダメ元で「はくあ温泉」へ。
ちょうどライトの台座が壊れて「あぁ~こりゃもう暗い時は走るなと言うバーちゃんの意志か」と悟る。
闇夜のなかを走り抜け「はくあ温泉」に。
でも20時まで・・・今は20時25分・・・アウト?!?!?
一応受付のおじさんに聞いたら「良いよ」とのこと。 神々よぉ~!!超ラッキー!!
頭下げつつ、北海道初温泉。
いやぁ~天国とはこのこと。汗を流し、ゆったり湯に浸かる。
まさに自転車乗りにしか分からない天国。
今日の地獄のような道程を走破したから味わえる、まさに格別の味
(温泉の色は黄色、しょっぱい)
あまり長いと悪いのでほどほどで上がる。生き返りました。
おじさんに感謝に意を述べてキャンプ場へ。
半日しかないのに80kmオーバーとは初日から無茶しすぎた。
明日から少しペースを落として、もちっとゆっくり進みます。
さて今夜のビールは格別の味でしょう。