日高沙流川キャンプ場(237号線)→日高峠・金山峠→富良野→森林公園キャンプ場
走行距離 77.3km
平均速度 16.8km
最高速度 55.8km
走行時間 4時間35分
最高高度 502m
日高キャンプ場を出発するも、ブレーキの調子が悪く一時間程調整の時間を取られる。
今日は二つの峠を登るため、朝からしっかり食事を取る。
昨日お世話になったセイコーマートでしっかり買い込んで、いざ日高峠。
日高峠は結構勾配はきついが、初めからグイグイと踏み込む。
やはりしっかり食事を取っておけば10kmくらいで6%くらいの坂は登坂出来る。
地図上からも距離が短いわりに標高があることからも、日高峠が「激坂」であることは承知していた。
とにかく辛いが、昨日の仕返しとばかりに荷物満載の自転車で500m級の日高峠制覇!!
正直500mクラスなら何とかなると自信もついた。
日高峠を下っている時に、雨がポツポツと。
えぇ~これから下りなのに雨ですか・・・う~ん少々の雨ならレインコートはいらんだろう進んだが、「道の駅しむかっぷ」に着いた時にはザーザー雨。
しかも寒い・・・しかし、こう言う時は流石は北海道。暖かいコーヒーが売ってます
(7月なのに)
お腹から暖めて、十分休んでからレインコートを着て金山峠へ。
レインコート(上)を着た分、動きは悪いが暖かい。
雨の中グイグイと登っていく。
しかし峠中腹付近で初パンク!!うがぁー!!変な石踏んじまった!!
慌てて処置。ちょうど雨が小降りになっていたのも助かった。10分で作業終了。
前ブレーキも調子が悪かったので合わせて調整。
う~んパンク修理上手くなったもんだと自身でも感心。
初めて金山峠を登るが、この峠はゆる~~い坂を長く登るタイプ。
時間をかけてゆっくり登る。
しかし500m級2本は流石にきつい。お尻痛い
雨が激しく降り続く中、靴はグショグショ。
路面は雨でツルツル。慎重に下りを走る。
ブレーキが余り意味をなさない。ライン取りを慎重に気を付けて走る。
一つ間違えればヌル→ザザァーー→後ろから車→ジ・エンド
恐怖の中での下り。
あぁ~ホントは下り凄く楽しいのに。
でも雨を恨んでも仕方ない。
よく考えれば、これも人間のエゴ。
この山々の植物には、この上ない雨なのだと考えながら下っていた。
こんな心持ちになるのも北海道を自転車で走る意味になっている。
金山峠を下ってしばらく走り、富良野市内に入ると、何故が曇り?!
路面が乾いていて驚いた!
なんじゃこりゃ?!(さっきまでの滝のような雨は何?)
今日の宿泊は富良野駅の横にある宿泊トレインを利用しようと、かなり期待して行ったが、その面影は既に無く、案内所のおばちゃん曰く「4~5年前に雨漏りのため無くなった」とのこと。
う~ん・・・北海道一周の時には随分お世話になった、良い思い出が・・・
残念。。。
思い出も無くなって行くんだなぁ~と実感した。
仕方ないので近くのキャンプ場を案内所のおばちゃんに紹介してもらう。
う~ん3連泊テントかぁ。
今夜森林公園キャンプ場で花火大会があると言うので良し良しと思いキャンプ場へ。
しかしキャンプ場は富良野駅から遠い!さらに森林公園キャンプ場は山の上!!
雨も降り始めて、こりゃライダーハウスも有りだなぁとか考えたり。
何とか森林公園キャンプ場へ。
500円の使用料を払ってテントを張って、キャンプ場の管理人に聞いた、近くにある宿のお風呂に。でも今日はもうやってないとのこと。えぇ~~!!
専門学校生の時に北海道旅行に来て、初日風呂に入れなかった時以来の風呂なし
かなり凹む
とりあえず持っていたウエットティッシュ全て使って身体を拭き一息。
花火はキャンプ場からも見えるとの事だが、お腹も減ったし、嫌々だか坂を下って花火大会の会場へ。
会場には既に人が一杯!でもイベントって感じが嬉しい。
会場にあった喫茶店(?)で500円ながら美味いカレーを食べて、カレー屋の女将さんと談笑。
北海道の農業の大変さを聞かされる。
う~ん北海道の農家は最強と思っていたが・・・
お腹が落ち着いたところで、ビールとフランクフルト
を片手に久々の花火。
う~ん夏の風物詩。いいねぇ~
北海道の夏を堪能して、一夜の夢を楽しませてもらいました。
(北海道の花火大会は阿蘇山に続き2回目)
さて明日は8年ぶりの美瑛へ。
明日は屋根のある所に泊まりたいものです。