海と島々のコントラストは四国ならでは
・・・って暑っっい!!
14時過ぎから会場にて当番。
特に持ち物は、毎回「これ!」と迷うことが多い。
今回までの小生の経験を踏まえて、自転車旅行必要なものを記載して置きます。
また自転車旅行をする際、この記述を参考にして頂ければ幸いです。
北海道旅行準備道具一覧
- 自転車用品(必須)
- ヘルメット
- ライト(単3電池使用のもの)
- 予備タイヤ・チューブ×2
- パンク修理キット一式(取り外しレバー・パッチ・紙ヤスリ) ※糊なしパッチと普通のものと両方あると良い。
- 空気入れ(力の入るものが良い)
- 輪行バック
- 携帯工具(アーレンキーの3.4.5mm対応のもの) ※用途に応じてチェーンカッターなど着いていると良い。
- 駐輪中の鍵(出来れば二つ)
- ブレーキケーブル・変速ケーブル
自転車用品(有れば良い物)
- SPD付きの自転車シューズ(歩けるものが良い)
- 水筒(走行中に飲めるもの) ※プラスチックのものは不可。味が悪くなるため。
- 空気入れ変換アダプター(普通の空気入れ・英式でも対応出来るように)
- チェーンオイル・汚れ落とし(ディグレイザー)・グリス・潤滑剤
- 予備チェーン・チェーンカッター・ラジオペンチ(小)
- 予備スポーク・ニップル(対応出来る場合)
日常衣類(必須)
- 下着上下・靴下(3組から4組、日程次第) ※なるべく速乾性に優れたものが好ましい。
- レーサーパンツ(3組あれば良い) ※必ず装備しておくこと
- 自転車用手袋(3組あれば良い) ※必ず装備しておくこと
- トレーナー・半ズボン(下)・ジャージ(下) ※夜は冷えるため必ず用意しておく。
- サンダル(濡れてもよいもの)
- 海水パンツ(温泉・遊泳などに)
- タオル3組・バスタオル(寝るときにあると良い)
- レインウエア-(上下) ※ゴアティクスのものが有れば良い。
常備品(必須)
- 保健書・身分証明書(免許書)
- 自宅の鍵(予備もあると良い)
- 筆記用具(油性のもの)
- 常務用45㍑ゴミ袋(なるべく厚手のものがよい) チャック付きの袋×5~10
- 洗剤×4(小さなチャック付きの袋に入れておく)
- カミソリ・洗顔用品一式(歯ブラシ・歯磨き粉・石鹸など)
- 充電単3電池(使う量に合わせて)エネループ充電器
- 携帯電話・携帯電話用充電器
- デジタルカメラ・デジカメ用充電器
- ティッシュ・ウエットティッシュ
- 折りたたみ傘(出来るだけ小さくなる物)
常備薬
- 虫除け(スプレー式のもの)
- 絆創膏(大きいものと普通のもの) ※傷に着かないもの・雨などをはじく物など用途に応じて。
- 日焼け止めクリーム(好みで)
- 風邪薬・傷薬・腹薬・目薬・綿棒(この辺りは自身の好みで)
キャンプ用品
- テント(2~3人用) ※ゴアティクスのものが良い。 コンパクトになるもの、軽い物が良い。
- ピックル×5(止める分だけ)
- 寝袋(暖かい物) ※夜は冷えるので、出来るだけ暖かい物を。
- ビニールシート(テントの下に引くため)
- ゴムロープ(洗濯・縛ると用途は色々あり)
- 洗濯ハサミ×3~5個
別途用意した方が良い物
- ツーリングマップ(その土地のもの)
- キャンプ場ガイド(北海道旅行でキャンプする場合は必須) ※北海道の書店で入手可 ※ガイドブックは事前に見ておくのも良いが、現地でも確認できる。
後は現地でも入手可能なものは現地で。
食料品、水分は常に補充しておくこと(ハンガーノック対策)
荷物が多い場合は帰りなどは郵送してしまう。
あとは戒めとして「疲れたら休む」「水分は常に余分に」「最悪の事態も考慮する」など
常に意識しておきたいものです。
引き返すと言う勇気も旅には必要だと痛感しています。(ハンガーノックの記事参照)
釧路駅→帯広→新得→新夕張→追分→苫小牧(ここまで移動は電車)
→苫小牧フェリーターミナル
朝4時半起床。早くホテルを出て、釧路始発の電車に乗るため釧路駅へ。
5時半にならないと駅が開かないので、コンビニで朝食購入
開場まで自転車を輪行用に畳む。
しかし大きな荷物送っておいてよかった。とにかく自転車が軽い
5時40分一両の車輌がゴトゴトと帯広へ。
しかし暇だ・・・な~んにもすることなく景色が流れる。
車内で食事&仮眠。
自転車ではこんな早く移動できないなぁ~とか考えながら帯広着。
そのまま新得へ。またゴトゴト移動。
う~ん旅をしているのかな・・・実感がない。(お客様状態)
新得からは次が2時間待ちなので、ここでお昼を。
新得は蕎麦の町とか。時間が微妙なので駅中の立ち食い蕎麦を。
なんでもひと味違うとか・・・・不味!!
まぁ一般的な立ち食い蕎麦よりは上ですが、根っからの蕎麦食いとしては・・・
許せない味ですね。
新聞をのんびり読んで(本来なら靴の湿気取りに新聞は残しておくんですがポイ)
特急で新夕張まで。
新夕張までは特急料金が掛からないとの事。
ゆったり揺られながら新夕張着。
あんなにヒーヒー言いながら上った激坂の数々がトンネルを通して過ぎていくのは
味気ないの一言。
新夕張から乗り換えが3分!
スペシャルダッシューーー!!
慌てて隣のホームへ。
途中飲み物を落としていた事に気づかず、不覚・・・
またまた一両の車輌でゴトゴト移動。
途中レンガ作りの発電所を通り越し、懐かしいなぁ~と思う間もなく通り過ぎる・・・・
おい電車ぁ~~~!!(止まりません)
暖かな日差しの車内で遠足の子供達のはしゃぐ声。う~~~ん疲れる・・・
追分に着き、さてもう苫小牧まで少し。
ヤンキーのたまり場(夜回り先生ぇ~)となっていた車内で風景を眺めながら
「あぁ~電車やっぱ速いなぁ~」
とか考えながら、窓を開けて風景を意識するも、なかなか実感として頭に入らない。
やはり「リアル」な部分、実感する意味で本当に自転車に適うものはない。
やはり自転車は素晴らしいアイテムだと改めて再認識させられた。
この実感に「自転車」を描く意味があるのだ。
苫小牧に着いて「あぁ~この風景見たなぁ」とか思いつつ買い物。
(しかし速い・・・一日がこんなに早く感じて良いのだろうか・・・)
船内で豪華に行こう!!と考えて、少々買い込み過ぎた。
フェリーターミナルは混み混みだったが、チェックを済まして夕方には船内に。
こいつも良く頑張ってくれた。
北海道ラスト写真!
船内の駐車スペース
自転車は本当に端の方に止められる。
甲板からの苫小牧港
さっさと船内の風呂に入って晩餐。
しかし楽しかったな、今回の旅行
北海道も4回目だが、いつ来ても本当に楽しい。
次は何時来られるか分からないが、また訪れるその時まで。
桜ヶ丘森林公園キャンプ場→52号線→274号線→53号線→釧路
走行距離 78km
平均速度 15.6km
最高速度 50.7km
走行時間 4時間52分
最高高度 20~200Mの間
朝ゆっくりしてキャンプ場を出発。
テント生活は今日が最後。ありがとうマイ・テント。
釧路までのルートは2通りあったが、GPSのナビに従い52号線を行くも
アップダウンの繰り返し・・
正直もうヒルクラムはいいかなと思っていた頃だったので怒りMAX!!
うがぁー!!
とにかく52号線から274号線のラインに食べ物屋無し。。。携帯用の食料でその場は凌ぐ。
心は既に釧路。とにかく先へ先へ。
途中放牧している牛たちの写真を撮っていると「何々?」と牛たちが寄ってくる。
何?
なんですか?
ワラワラと集まってくるよぉ~
いや・・・ねぇ・・・食べ物とかないんですけど。
そんな動物たちに癒されながら、それでもアップダウン・・・もうイヤぁ~!!
なんとか昼には鶴居に。
スーパーで買い物して昼を取っていると、変なオバさんに絡まれる・・・
ちょっと気分が落ち込む。
う~ん北海道の住民は旅人に優しい人が多かったが、たまには変な人も居ると言うことか。
牛の食べ物と言えば
草のロール作る所初めて見た・・・
あの赤い奴でまとめて、手前の車が「ザクっ」と刺して移動。
なるほど、なるほど。
53号線に入ってからは下りとほどほどの上り。釧路湿原が姿を現し始める。
釧路市内まであと少し。
途中で湿原の展望台で一服。
更に森の中の展望台まで足を伸ばそうとしたが、ブヨの大群に襲われ慌てて逃げ帰る。
(上下半袖・レーパンではカバー出来ません)
う~ん汗もかいていたし、完全装備でないと展望台までは行けないか・・・断念!
53号線から途中から釧路自転車ロードに入る。
ま~~すぐで走りやすい。
何?
なんか集まって来た・・・
だから食べ物とかもってないよぉ~
ここにも自転車ロードが整備されているとは驚き。いや素晴らしい。
都内もこのような道が整備されればと願わずにはいられない。
そんな貴重な自転車道をじっくりと味わいながら釧路市内まで一直線。
寒くなってきたため、取り敢えず予約していたホテルに駆け込む。
近くに郵便局が有ったため、現時点で必要ない荷物を送る。
自転車はランドナー状態から本来のロードレーサーにチェンジかな?
夜は釧路と言えば、やはり魚!それも炉端焼き!!
駅前で調べて「だんやレンガ」へ。
プレミアムモルツにホッケ、ホタテと舌包み
ジュージュー
まだ焼けないかな・・・
ほっけが良い感じ
ビールおかわり~!!
そう言えばいくら丼は今回の北海道では初めてか。
ビールジョッキ3杯&海鮮三昧でお腹ポンポン。
屋根のある所で寝るのは旭川以来か。
いや天井高いね。
ありがたい、ありがたい。
明日はいよいよ北海道最終日。
長いようで短いような旅もラスト。
明日は朝一番で電車でゴトゴトと揺られながら、どんな風景を見れるか。
さて寒いので釧路の夜は早めに休むとしましょう。
中標津緑ヶ丘森林公園キャンプ場→274号線→弟子屈→13号線→虹別→243号線→摩周→
桜ヶ丘森林公園キャンプ場→摩周湖→屈斜路湖→桜ヶ丘森林公園キャンプ場
走行距離 114km
平均速度 17.8km
最高速度 62.7km
走行時間 6時間22分
最高高度 681M(摩周湖頂上)
中標津緑ヶ丘森林公園キャンプ場を朝ゆっくりして出発。
風は横殴りながらもアップダウンが多い。
だが北海道らしい長いストレートな道を走り出す。
懐かしい摩周湖まで47~49キロ
キャンプ場には13時に入れば良いので、のんびり走る。
今まで愚図ついていた天気が嘘のような快晴
少々暑いくらい。
しっかり日焼け止めを塗って、一路弟子屈へ。
広大な牧草地帯を抜けて12時頃には摩周湖駅に到着。
まぁまぁのペース。
キャンプ場の受付は13時からなので、摩周湖駅前の「ぽっぽ亭」で豚丼定食を。
今回は帯広で豚丼を食べれないので、ここでと思った次第。
しかし「ぽっぽ亭」の豚丼定食は最高!今まで食べた豚丼の中でNO,1
粒こしょうの効いた豚と甘辛のたれ、十穀米のご飯が見事にマッチしている。
完璧です
グビグビと豚を食し大満足!午後からの摩周湖上りに弾みがついた。
食後は桜ヶ丘森林公園キャンプ場に移動。
このキャンプ場は色々と設備が整っていて良い。
24時間使えるコインランドリーはgood。
さらには天気が良いのもあった。(テント張る芝が綺麗なため)
さっさとテントを張り、重たい荷物を下ろして自転車を軽量化。
さぁ!摩周湖へ!!!
脱水症状に備えて多めの水分を積み込み、標高100mから一気に駆け上がる。
専門学校時代、19歳で一度摩周湖には来ていたが、あの時も登頂は苦しかった記憶が・・・
はたして32歳の今の自分で登り切れるのか・・・自身との戦いか。
14時頃から日差しがジリジリとくる暑さ
でも気温は25度。体感は30度かなぁ。
とにかく山頂までは暑さと、上っても上っても目の前に現れる激坂に何度も意志をねじ伏せられそうになるが、とにかく堪えてクランクを回す。
思っていたより200~300m区間がきつい
しかし400mに達する頃には眼下には雄大な景色が広がりはじめる。
500mくらいまで上がってくると植物の姿が高山系に姿を変え始める。
ここで疲れのため転けてしまった
体力的にちょっとやばい感じ・・・
やっとの思いで560m!摩周湖第一展望台に到着!!
今までのヒルクラムで一番きつかったかも。
しかし何もかも懐かしい。13年前かぁ、、、
あの時の摩周湖も霧が出ていなかった
一面には美しいブルーの水面。これで婚期がまだまだ先ってことか・・・(笑)
展望台で一服して、もう少し、もう少しの思いで680m摩周湖山頂。
第3展望台からの眺めも最高。
水面に雲が映っている・・・
いやぁ~良く上ってきた。自分でもビックリ!
この自転車もまさか二度同じ所にこようとは思うまい。
うん、19歳の自分に負けてないなと実感できました。
そんな実感をして、680mから一気に駆け下る。
晴れの下りはホントに楽し~~い。まさに音速に入った感覚
取り敢えず、ここから19歳の時に来たルートを回ってみよう!と屈斜路湖畔に。
確か昔も寄ったアイス屋「クリーム童話」の美味しい牛乳から作ったアイスに舌包み。
コーヒー味とバニラのダブル
満足満足
美味い!優しい甘さが身体に染み渡る。
硫黄山、屈斜路湖と「あぁ~こんなだったなぁ」と思い出の走行。
全てが懐かしい。
硫黄山・・・
変わってないね
にゃんこ発見!
北海道の猫は家猫が多いんだとか
屈斜路湖も懐かしい・・・
懐かしいと思えるほど何も変わっていないのも嬉しい。
木々のこぼれ日が差し込む52号線を走り抜け桜ヶ丘森林公園キャンプ場へ。
キャンプ場のオバさんが「ここが良いよ」と薦められた泉の湯へ。
(自転車ではちょっと遠いが)
見た目は言っては悪いが「やっていますよね?」と疑いたくなる年期の入った外観。
ちょっと怖い・・・
でも中は昔ながらの銭湯と言う雰囲気でなんか良い感じ。
ボロボロの天井を見ながらゆっくり湯に浸かる。
マッタリした後、さて夕食をどうしようか?と。
肉食べたいなぁ~肉と考えて通りに出ると、向こうの方に洋食屋看板が。
う~~ん、まぁ行ってみるか・・・でも店構えは普通・・・賭になりそうな予感
昨日の寿司の一件もあるし、2度外れクジを引くのは嫌だなぁ~とか思いつつ
でも疲れているし入店。
取り敢えずビール!!あとビーフシチュー定食。
しばらくして出てきたビーフシチュー美味そ!!
一口食べてビックリ!!美味すぎ!!
肉の柔らかいながら舌に残る食感、洋食の王道と言わんばかりの味付け、まさに三つ星★★★を付けたい素晴らしい味でした。
小生の北海道美味しいものランキング
「くいしんぼう」名店入り確定★
さて美味い物も食べて満足しながら、明日は釧路か。
この旅もいよいよ大詰め。
今回の北海道で長い距離を走るのも明日が多分最後。
ほっとする半分、寂しさはその倍。
最後まで悔いのないように楽しんで行こう。