本日より日本橋三越の美術画廊で開催しました「華波の会2009」
今日は会場当番のため10時開店と同時に会場入り。
朝から大雨と蒸し暑い中、朝早くから多くの来場者が足を運んで頂きました。
久々にお会いする三越美術部の皆様もお変わりないようで何よりです。
会場に居て毎年思いますが、この華波の会には美術評論家、作家、美術関係の方が足繁く通って頂いていると実感します。
会場では様々な角度からの貴重なご意見を賜る有り難い機会。
今後の制作の糧にしていきたいと思います。
相変わらず敷居の高い会場ですが、お近くにお寄りの際は是非ご高覧頂ければ幸いです。
(小生は27日のギャラリートーク14時からと28日10時より15時頃まで会場にいます)
今年も喜ばしい事に「Wave2009 華波の会」が日本橋三越様で行われます。
会期は6月24日(水)から30日(火)までとなります。
私は24日と28日の10時から15時くらいまで会場に居る予定です。
(あとギャラリートークの時にいます)
また27日には出品作家によるギャリートークが14時から行われます。
なかなか作家本人から直接作品について聞く事も少ないと思いますので、出品作家に興味の有る方は是非足を運んで頂けると幸いです。
思い返せば、去年はこの「華波の会」からフリーの作家としての一年が始まった訳ですが、また心機一転、ここから初心に戻ってご意見を賜ればと思います。
皆様のご来場心よりお待ちしております。
井上越道
本日長野県小布施町で開催されている「ShinPA!!!」展のトークショーのため出発。
でも何の因果か天気は大雨・・・
確か去年のトークの時も雨だった。雨男である小生の面目躍如か?
晴れていれば自転車を持って行って、散策をしようと考えていたが、まぁしょうがない。
別件で朝7時までやっていた仕事を片付け、眠い目を擦りながら長野へ。
去年は長野で「フリーチベット!!」だった長野駅も、今回は善光寺のご開帳で一色。
長野駅で明日行く予定の「川中島古戦場」と「海津城」の観光案内を覗いて小布施に。
とことこ長野電鉄に揺られながら爆睡。
13時には小布施に着いてしまった(15時からトーク)が降りしきる雨の冷たいこと。
仕方なく食事も兼ねて、お店に待避!!
ここ信濃、戸隠付近は蕎麦が美味しいことで有名。
普通なら一杯やりながら蕎麦を突くんですが、取り敢えず身体を暖めるためお茶で我慢。
流石に新蕎麦と行かないまでも美味い!!
あと何気に地方の蕎麦屋さんはお漬け物が美味しい。
まったりと食事を済ませて会場にGO
途中とんでもなく巨大な猫に遭遇。
時間もあるので30分ほど戯れる。もふもふの感触が溜まらん。でもトーク前に毛だらけになってしまう。
会場では何時もの研究室のメンバーが何人か。
話しをしている内に14時30分、会場準備をしてトークショースタート
あれ?・・・・なんか人多いんですけど・・・・
ご開帳効果か、はたまた雨宿りの方々か・・・椅子が足りなくなる事態に。
(写真が無くてスイマセン)
司会の進行で進むも、この辺りで眠気がピーク
正直上手く纏まりきれず、話していても今一切れが悪い。
いや頭が回らないのは自分で話していて分かる。
う~~ん残念・・・
やはり体調管理は作家の責任です。
22人からなるトークは色々と楽しく「この作家はこう考えいるのか」と感心。
(この頃には眠気は飛んでます)
何故か今年も自転車についての質問を受け、ちょっとお茶目にお答えしておきました。
最後はギャラリートークも先生のお言葉で締め、無事終了。
さて今年の宿泊担当である小生には、ここからがお仕事。
去年宿泊した旅館から、今年は山田温泉「風景館」が懇親会の会場に。
部屋割りから食事と連絡して、懇親会も兼ねての食事
久々の御膳に乗った食事を堪能しつつ、作家、画商と話しをして回る。
お酒もスイスイと進み、2次会へ突入。
何故か予定していた2次会場、画商の部屋から小生たちの部屋に変更されてしまいました。
・・・・マジ寝れねぇ
酒が進みすぎて、途中からほぼ意識を無くしてました。
なんかどうやって温泉入ったか記憶なし。
どうやって寝たかも記憶なし。
そんな一日で小布施の夜(って3時くらい?)が更けていきました。
付き合いのある一枚の繪の「人気作家コレクション2009年度」5月号・別冊に小生の作品が記載されています。
発売はまだ先と思いますが、興味のある方は本屋で見てみてください。
(2,000円とチョイお高めなんで立ち読み程度が良いんでは?と)
しかし・・・掲載作品、今見ると詰めが甘い所多いなぁ~
(もちろん本物の作品の方が100倍格好いいのですが・・・)
でも本書を見てみると、小生と類似する表現をしている作家はいません。
(他は被っているなぁ~と感じる作品も幾つか有り)
今現在「私だけのオリジナル」と言う表現が、ここ最近絵画では減ってきているように小生は感じます。
確かに小生も一丁一石で今の画風になった訳ではありません。
今でも「歴史に問える新しい表現とは?」と自問してます・・・
そして日々の積み重ねから、自転車と言う「物言わぬ物」から真実を拾い集め、何度も自分を見つめ直した結果、今がある訳です。
去年の2月頃から試している表現が形になってきているのも最近の事です。
こうして雑誌を片手に、自分の画業を振り返れば「人の成長って面白いなぁ~」と人ごとのように思えています。
桜のつぼみも6~7分咲きで、春の息吹もあと少しかと思える日々。
新しい生活が始まる人達も多い中、進入社員の方々かな?
初々しい身だしなみをした人達が行き交うのを横目に、本日より開催している
「ShinPA佐藤美術館巡回展」のギャラリートークのため会場に。
昨日の搬入から久しぶりに見る顔もあり、研究室の皆さんも変わりないようで
15時からトークが始まりましたが、やはり今日と言う日は仕事始めの方が多いのでしょう。
来場者の方が少ないのは仕方ないかな?
作品を前に人達の視線を受けてのトーク。
イヤ・・・何回やっても緊張しないと言う事はない。
どうしても「上手く喋ろう」とか「良い事を言おう」とか考えると上手くいかない。
(考えないようにはしているのですが)
ただ作家として度々トークの機会を頂けて、少しは自然体で臨めるようにはなったかなと。
後で他の出品者に聞いたら「全然上手く喋っているじゃない?」とか??
(社交辞令半分と受け取りますが)
ははぁ~ よく見るとマイク持つ手が震えてますよと
トーク後は信濃町駅前でお茶して飲み会に
ギャラリストの方から作家の方まで、色々とお話出来て勉強になりました。
ただ飲みながらも、作家は結局作品でしか本質は語れない。
「描いて見て頂く」
結局其処しかないのだと、全面禁煙になった駅ホームで改めて思いました。