『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
6月はもう一つの展示会、日本橋三越で開催します「波音の会(2019)」
今年も23名の作家が23の個性ある作品を出品しております。
波音の会(2019)
会期 6月26日(水)~7月1日(月)※最終日は17時まで
会場 日本橋三越本店 本館6階 美術サロン
開場時間 10時~19時まで
また今回は日本橋三越様でデジタルカタログを作っていただきました。
ご興味のある方は一足先に作品をお目に出来ます。
波音の会デジタルカタログ
https://my.ebook5.net/mitsukoshi/arthaonnokai190626
毎年、波音の会ではテーマを頂いて制作をしております。
今年度は「納涼」「祭」「風薫る」「蛍」「紫陽花」の5案。
今年は初夏の時期の会期の為、夏をイメージする季語が並びました。
私(井上越道)が今回選んだのは「風薫る」
※祭と蛍以外はイメージしやすのですが・・・
展示会は初夏ですが、出品依頼は年初め・・・初春に夏と言われても描き始めはイメージがなかなか沸きません。
紫陽花は毎年描いていますが、丁度今が旬。
過去のスケッチを眺めても・・・もう少し進化したいと考えると進みません。
そこで、今回は夏をイメージする向日葵と風の薫るような山と人物で作品を作りました。
ただ普段、私が描く自転車のイメージは「風薫る」では無く「風走る」とか「疾風」の走行感。
とても風を薫らせる・・・んんっ~~優雅?ふわぁ~としている感じ??
風の緩い感じ・・・などと考え、今回の作品「夏風」を描きました。
振り返れば正直、テーマが無ければ、「夏風」の様な作品は描かないと思います。
こう言った点でも、テーマと言う縛りがあることで、私自身も気がつかない(近付かない)点が見えて面白い気持ちになります。
※描いている時は・・・うがぁ~!!とかなっていますが
波音の会は毎年「誰がどのテーマでどんな絵を描いてくるのか」
私自身が大変楽しみしております。
※会場で実際作品を観てみないと分かりませんので
日本橋に買い物など、お近くにお越しの際は日本橋三越で開催します「波音の会」
楽しい展示会になっていますので、是非ご高覧頂ければ嬉しく思います。
今年も23名の作家が23の個性ある作品を出品しております。
波音の会(2019)
会期 6月26日(水)~7月1日(月)※最終日は17時まで
会場 日本橋三越本店 本館6階 美術サロン
開場時間 10時~19時まで
また今回は日本橋三越様でデジタルカタログを作っていただきました。
ご興味のある方は一足先に作品をお目に出来ます。
波音の会デジタルカタログ
https://my.ebook5.net/mitsukoshi/arthaonnokai190626
毎年、波音の会ではテーマを頂いて制作をしております。
今年度は「納涼」「祭」「風薫る」「蛍」「紫陽花」の5案。
今年は初夏の時期の会期の為、夏をイメージする季語が並びました。
私(井上越道)が今回選んだのは「風薫る」
※祭と蛍以外はイメージしやすのですが・・・
展示会は初夏ですが、出品依頼は年初め・・・初春に夏と言われても描き始めはイメージがなかなか沸きません。
紫陽花は毎年描いていますが、丁度今が旬。
過去のスケッチを眺めても・・・もう少し進化したいと考えると進みません。
そこで、今回は夏をイメージする向日葵と風の薫るような山と人物で作品を作りました。
ただ普段、私が描く自転車のイメージは「風薫る」では無く「風走る」とか「疾風」の走行感。
とても風を薫らせる・・・んんっ~~優雅?ふわぁ~としている感じ??
風の緩い感じ・・・などと考え、今回の作品「夏風」を描きました。
振り返れば正直、テーマが無ければ、「夏風」の様な作品は描かないと思います。
こう言った点でも、テーマと言う縛りがあることで、私自身も気がつかない(近付かない)点が見えて面白い気持ちになります。
※描いている時は・・・うがぁ~!!とかなっていますが
波音の会は毎年「誰がどのテーマでどんな絵を描いてくるのか」
私自身が大変楽しみしております。
※会場で実際作品を観てみないと分かりませんので
日本橋に買い物など、お近くにお越しの際は日本橋三越で開催します「波音の会」
楽しい展示会になっていますので、是非ご高覧頂ければ嬉しく思います。
来週25日(火)よりおぶせミュージアム・中島千波館から巡回します「ShinPA展(迷宮)」
その東京展が佐藤美術館で開催されます。
ShinPA2019(迷宮)東京展
会場 佐藤美術館 http://sato-museum.la.coocan.jp/
会期 2019年6月25日(火)~7月7日(日)
開場時間 10時~17時(金曜19時)※入館は閉館15分前まで
休館日 7月1日(月)
入館料:無料
また6月29日(土)には出品作家によるギャラリートークも行われます。
ギャラリートーク
※私(井上越道)も参加致します。
6月29日(土)14時から15時30分 ※観覧無料
ゲストには中島千波先生、藤原さゆり様(藤原羽田合同会社アートディレクター)を向かえてのギャラリートークになります。
※作品を前に各作家に質問する機会もあります。
合わせて企画として、新宿高島屋にてワークショップも開催致します。
ワークショップ
新宿区フィールド・ミュージアム「しんじゅく くくく」プログラム
「妖怪うちわを描いて百鬼夜行!」
会期 6月30日(日) 11:00〜14:00 ※材料がなくなり次第終了
場所 新宿高島屋2階JR口特設会場
材料費 300円
主催 新宿区、公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会[芸団協]
子供から大人まで数分で気軽に描けます。妖怪うちわ持って新宿の街に涼しい風を!
リンク先: https://www.sfm-shinjuku.jp
また毎年ShinPA展・東京展(佐藤美術館)ではチャリティー企画も同時開催しております。
各作家がA4サイズに1枚づつ、作品のイメージを形にしております。
チャリティー
「ShinPA スケッチ&ドローイング展」
作品価格 各作家1点20,000円(税込) ※先着順で販売いたします。
会場 佐藤美術館 2Fミュージアムショップ
寄付先 収益金の一部は日本赤十字社を通じて国内の義援活動に寄付致します。
私(井上越道)も今回の作品「表裏明暗」のイメージのドローイングを出品しております。
※これは見れば直ぐ分かる感じの絵です。
長野・小布施町はちょっと遠方にて見に行けない方、また毎年ShinPA展を楽しみにして頂いている方々。
この機会に各作家のイメージする、思い思いの「迷宮」をご観覧頂けば嬉しく思います。
昨今足下の悪い梅雨模様ではありますが、お近くに起こしの際は佐藤美術館に足を運んで頂ければ幸いです。
その東京展が佐藤美術館で開催されます。
ShinPA2019(迷宮)東京展
会場 佐藤美術館 http://sato-museum.la.coocan.jp/
会期 2019年6月25日(火)~7月7日(日)
開場時間 10時~17時(金曜19時)※入館は閉館15分前まで
休館日 7月1日(月)
入館料:無料
また6月29日(土)には出品作家によるギャラリートークも行われます。
ギャラリートーク
※私(井上越道)も参加致します。
6月29日(土)14時から15時30分 ※観覧無料
ゲストには中島千波先生、藤原さゆり様(藤原羽田合同会社アートディレクター)を向かえてのギャラリートークになります。
※作品を前に各作家に質問する機会もあります。
合わせて企画として、新宿高島屋にてワークショップも開催致します。
ワークショップ
新宿区フィールド・ミュージアム「しんじゅく くくく」プログラム
「妖怪うちわを描いて百鬼夜行!」
会期 6月30日(日) 11:00〜14:00 ※材料がなくなり次第終了
場所 新宿高島屋2階JR口特設会場
材料費 300円
主催 新宿区、公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会[芸団協]
子供から大人まで数分で気軽に描けます。妖怪うちわ持って新宿の街に涼しい風を!
リンク先: https://www.sfm-shinjuku.jp
また毎年ShinPA展・東京展(佐藤美術館)ではチャリティー企画も同時開催しております。
各作家がA4サイズに1枚づつ、作品のイメージを形にしております。
チャリティー
「ShinPA スケッチ&ドローイング展」
作品価格 各作家1点20,000円(税込) ※先着順で販売いたします。
会場 佐藤美術館 2Fミュージアムショップ
寄付先 収益金の一部は日本赤十字社を通じて国内の義援活動に寄付致します。
私(井上越道)も今回の作品「表裏明暗」のイメージのドローイングを出品しております。
※これは見れば直ぐ分かる感じの絵です。
長野・小布施町はちょっと遠方にて見に行けない方、また毎年ShinPA展を楽しみにして頂いている方々。
この機会に各作家のイメージする、思い思いの「迷宮」をご観覧頂けば嬉しく思います。
昨今足下の悪い梅雨模様ではありますが、お近くに起こしの際は佐藤美術館に足を運んで頂ければ幸いです。
本年も2月23日から、おぶせミュージアム・中島千波館でShinPA展が開催されます。
ShinPA展も2016年の「いろ・いろいろ」から、今回の「迷宮」まで、テーマを付けての4回目の展示会になります。
※私(井上越道)は時のはなし以来、2回目の出品となります。
ShinPA2019-迷宮-
会場 おぶせミュージアム・中島千波館
会期 2019年2月23日(土)~5月7日(火)
開場時間 9時~17時 ※会期中無休
入館料:一般500円/ 高校生250円/中学生以下は無料
初日の2月23日(土)には出品作家によるギャラリートークも行われます。
ギャラリートーク
※私(井上越道)も参加致します。
2月23日(土)14時から15時30分
ゲストには中島千波先生、若林正臣様(月刊美術編集長)を向かえてのトークになります。
※トークの後には作家に質問する機会もあります。
合わせて2月24日にはワークショップも開催しております。
ワークショップ
きみもShinPAの絵をかいてみよう!
2月24日(日)10時30分~12時まで。
此方も新しい試みの体験型のワークショップになっております。
御時間のある方、お子様連れの方など、是非ご参加頂ければ幸いです。
また小布施町にて同日、企画展示会として、小布施町図書館にもShinPA展の小作品が展示されております。
ShinPAスケッチ&ドローイング展
会場 小布施町図書館 まちとしょテラソ
会期 2019年2月23日(土)~5月6日(月・祝)
※こちらの最終日はおぶせミュージアムより1日早くなっております。(要注意)
開場時間 9時~20時 ※火曜が休館日
小布施町図書館にはA4サイズの小作品15作(出品作家15名)が展示しております。
私(井上越道)も今回の作品「表裏明暗」のコンセプトはそのままに、A4サイズでその世界観を表現した作品を出品しております。
またShinPA2019-迷宮-は後日、佐藤美術館へ巡回展をいたします。
※後日また詳しくこのBlogでも紹介致します。
さて今回の作品「表裏明暗」に至る、簡単な私(井上越道)の心情など記載しておきます。
※詳しいことは23日のギャラリートークで語ることでしょう(ノ´∀`*)
今回のテーマ「迷宮」は、前回の「対」の後、出品作家による話し合いで決まりました。
・・・が、私は前回(対)の出品はしてませんので、後日テーマが「迷宮」と聞いて「またストライクゾーンの狭いテーマだなぁ」位の認識でした。
ただ後に・・・どれだけ、、、この「迷宮」と言うテーマに七転八倒したことか( TДT)
※このテーマを決めた人達には10回以上は悪態をついていましたよヽ(`Д´)ノ
始めに「迷宮」と聞いて「オセロ」の表裏感と、昨今取り組んでいる「白黒(モノクロ)で描く」
この結びつきは早めに決めましたが、、、とにかく何が迷宮なのか?何に迷うのか??
描き始めるまでの下描きを「こうして・あ~して・・でも違うヽ(`Д´#)ノ」と七転八倒。
もうアイデアは右に左に、正に右往左往。
途中には自転車は描かない、そう言った選択肢も多々ありました。
そうして現在の形になるまで、正に「迷宮」を彷徨いました。
また今回の「迷宮」に際し、各作家が作品のイメージ(迷宮のイメージ)に対し、頭にする(漢字)一文字も必要としました。
※こちらも今回の画集、コメントを見ていただければ楽しめると思います。
このイメージする一文字も、始めは違うものを意識していましたが、描き進める内に・・・これだなぁ(∀`*ゞ)と。
今回の図録は色々と見所が沢山です(正に迷宮)
是非お手に取って見ていただければ楽しめるかと思います。
私(井上越道)の今回の迷宮、そのイメージする一文字は「縁(えん)」
何が迷宮なのか?何に迷うのか??
結局の所、私(井上越道)が迷うのは「自分自身」の事だけ、自分大好き人間の私が、私以外で悩むことは少なかった。
※家庭持ちでもないですし、有り難いことに親族等々は一応元気なので(ノ´∀`*)
その自分大好き人間が、好きに画家などやれているのは、技能もあれど、周りの「縁」が大変大きく影響しています。
その巡る「繋がる縁」と自分の迷いが繋がり、今回の作品に具現化されています。
そうして描き上がった、今回の作品「表裏明暗」は初期のアイデアからはかけ離れましたが・・・
迷宮のイメージ「オセロ(表裏)」と「白黒(モノクロ)」は留め、3mを越える画面の一つ一つの線が「何処かで」繋がる。
自転車は自分を表し、その線(縁)との繋がりで自分自身の迷宮を表しました。
何度か変更を繰り返し、悩んだ「迷宮」と言うテーマですが、逆に「迷宮縛り」がなければ、この形態の作品は描かなかった(描けなかった)事でしょう。
そう言った意味でも、不得意なテーマで絵描くことで、自分の懐(技量)が広がった感があります。
一番は作品を前に詳しい説明をすると、今回の作品をより理解して頂けると思います。
ご興味のある方は、おぶせミュージアム・中島千波館、また6月の佐藤美術館へ巡回展には、是非足を運んで頂ければ幸いです。
ShinPA展も2016年の「いろ・いろいろ」から、今回の「迷宮」まで、テーマを付けての4回目の展示会になります。
※私(井上越道)は時のはなし以来、2回目の出品となります。
ShinPA2019-迷宮-
会場 おぶせミュージアム・中島千波館
会期 2019年2月23日(土)~5月7日(火)
開場時間 9時~17時 ※会期中無休
入館料:一般500円/ 高校生250円/中学生以下は無料
初日の2月23日(土)には出品作家によるギャラリートークも行われます。
ギャラリートーク
※私(井上越道)も参加致します。
2月23日(土)14時から15時30分
ゲストには中島千波先生、若林正臣様(月刊美術編集長)を向かえてのトークになります。
※トークの後には作家に質問する機会もあります。
合わせて2月24日にはワークショップも開催しております。
ワークショップ
きみもShinPAの絵をかいてみよう!
2月24日(日)10時30分~12時まで。
此方も新しい試みの体験型のワークショップになっております。
御時間のある方、お子様連れの方など、是非ご参加頂ければ幸いです。
また小布施町にて同日、企画展示会として、小布施町図書館にもShinPA展の小作品が展示されております。
ShinPAスケッチ&ドローイング展
会場 小布施町図書館 まちとしょテラソ
会期 2019年2月23日(土)~5月6日(月・祝)
※こちらの最終日はおぶせミュージアムより1日早くなっております。(要注意)
開場時間 9時~20時 ※火曜が休館日
小布施町図書館にはA4サイズの小作品15作(出品作家15名)が展示しております。
私(井上越道)も今回の作品「表裏明暗」のコンセプトはそのままに、A4サイズでその世界観を表現した作品を出品しております。
またShinPA2019-迷宮-は後日、佐藤美術館へ巡回展をいたします。
※後日また詳しくこのBlogでも紹介致します。
さて今回の作品「表裏明暗」に至る、簡単な私(井上越道)の心情など記載しておきます。
※詳しいことは23日のギャラリートークで語ることでしょう(ノ´∀`*)
今回のテーマ「迷宮」は、前回の「対」の後、出品作家による話し合いで決まりました。
・・・が、私は前回(対)の出品はしてませんので、後日テーマが「迷宮」と聞いて「またストライクゾーンの狭いテーマだなぁ」位の認識でした。
ただ後に・・・どれだけ、、、この「迷宮」と言うテーマに七転八倒したことか( TДT)
※このテーマを決めた人達には10回以上は悪態をついていましたよヽ(`Д´)ノ
始めに「迷宮」と聞いて「オセロ」の表裏感と、昨今取り組んでいる「白黒(モノクロ)で描く」
この結びつきは早めに決めましたが、、、とにかく何が迷宮なのか?何に迷うのか??
描き始めるまでの下描きを「こうして・あ~して・・でも違うヽ(`Д´#)ノ」と七転八倒。
もうアイデアは右に左に、正に右往左往。
途中には自転車は描かない、そう言った選択肢も多々ありました。
そうして現在の形になるまで、正に「迷宮」を彷徨いました。
また今回の「迷宮」に際し、各作家が作品のイメージ(迷宮のイメージ)に対し、頭にする(漢字)一文字も必要としました。
※こちらも今回の画集、コメントを見ていただければ楽しめると思います。
このイメージする一文字も、始めは違うものを意識していましたが、描き進める内に・・・これだなぁ(∀`*ゞ)と。
今回の図録は色々と見所が沢山です(正に迷宮)
是非お手に取って見ていただければ楽しめるかと思います。
私(井上越道)の今回の迷宮、そのイメージする一文字は「縁(えん)」
何が迷宮なのか?何に迷うのか??
結局の所、私(井上越道)が迷うのは「自分自身」の事だけ、自分大好き人間の私が、私以外で悩むことは少なかった。
※家庭持ちでもないですし、有り難いことに親族等々は一応元気なので(ノ´∀`*)
その自分大好き人間が、好きに画家などやれているのは、技能もあれど、周りの「縁」が大変大きく影響しています。
その巡る「繋がる縁」と自分の迷いが繋がり、今回の作品に具現化されています。
そうして描き上がった、今回の作品「表裏明暗」は初期のアイデアからはかけ離れましたが・・・
迷宮のイメージ「オセロ(表裏)」と「白黒(モノクロ)」は留め、3mを越える画面の一つ一つの線が「何処かで」繋がる。
自転車は自分を表し、その線(縁)との繋がりで自分自身の迷宮を表しました。
何度か変更を繰り返し、悩んだ「迷宮」と言うテーマですが、逆に「迷宮縛り」がなければ、この形態の作品は描かなかった(描けなかった)事でしょう。
そう言った意味でも、不得意なテーマで絵描くことで、自分の懐(技量)が広がった感があります。
一番は作品を前に詳しい説明をすると、今回の作品をより理解して頂けると思います。
ご興味のある方は、おぶせミュージアム・中島千波館、また6月の佐藤美術館へ巡回展には、是非足を運んで頂ければ幸いです。
1月は展示がありませんでしたが、今年始めの展示会「平成の富嶽三十四景」展。
来週2月6日より西武池袋本店で開催されます。
平成の富嶽三十四景
会期 2月6日(水)~19日(火)
※最終日19日は16時に閉場
会場 西武池袋本店6階(中央B8)西武アート・フォーラム
今回は私(井上越道)の山中湖の絵がDM表に記載しています
西武池袋では「風神・雷神」展から、数えて4回目の企画展示会になります。
今回も17名の各作家があれこれと趣向を凝らす、面白い作品展となっております。
お近くにお越しの際は、是非御高覧頂ければ幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて・・・このBlogは作家(井上越道)本人が記載しているBlogなので・・・
簡単に今回の作品「富士見」と「山中湖」の説明を。
※本人が記載するので、本人しか分からない所を上げます。
今回も素敵な画集を作ってもらいました
今回の富嶽三十四景展。
「富嶽景=富士山」を描くのは美術高校の一年生の課題以来。
実に20数年ぶりに富士山を絵描くことになりました。
正直に言いますと、始め「富士山」と聞き「富士山かぁ~・・・もう描き尽くされた画題だなぁ~(;´Д`)」位の、どちらかと言えばネガティブな印象がありました。
※それもこの絵を描くまでは・・・の話
私は日本画で日本画っぽい作品を描きたくない、天性の天邪鬼気質。
富士山は特に日本画っぽい画題、敢えて避けていたこともありました。
※・・・まぁ自転車など描いていることが、その最たるものですが(∀`*ゞ)
その上で、このテーマ「平成の富嶽・富士」のお話を頂き、あれこれ考えていた4月。
丁度MOA美術館で富嶽三十六景の展示があったので、これ幸いと取材見学に行きました。
MOA美術館で観た北斎&広重の富嶽三十六景・・・ですが・・・
・・・
・・・・・富士?
・・・・・・・これ富士??
って位に富士山が描かれていません。
※あれ?っと思った方は画集などで確認してみて下さい。
波で有名な神奈川沖浪裏とかでも向こうに小さく富士山がある(波を強調する意図がある為)だけ。
また有名な赤富士(凱風快晴)など数点は「富士山!!」って作品があるが、おおよそ2/3は「富士??何処やねん!!」ってツッコミ所満点。
※版刷りされた紙も小さい為、余計にそう感じました。
大体がチョロチョロっと描かれている(遠近を出す為ですが)富士山が多い。
中には富士があるか、良くわからない刷り絵もあり、何か作家(北斎&広重)が敢えて工夫をして、富士を隠す(観る側を楽しませる)趣向が見え隠れしていました。
その後、富士山が一番よく見える駅と「Google先生」に聞いた所、富士見の駅が良いと。
序でに富士見の駅に行き、そこで遠目から富士山をスケッチして帰宅しました。
※このときは晴天で良く富士山が見えました(ノ´∀`*)
帰宅後はその三十六景のイメージから、とにかく「こっそり」と富士山を忍ばせ「何処に富士?」と言う方向性で描いたのが「富士見」と言う作品。
※この時に描いていた2枚目も樽の尾州不二見原を意識した作品を描いていました。
そこから締め切り前の10月。
初冠雪とかのニュースを見て、ふと「富士山の質量感」とか大きさが気になり、またまたGoogle先生にお伺い。
富士山が近くに見える所=山中湖ってことで、御殿場まで自転車輪行してヒルクライム→山中湖&一周。
付いた時は富士山頂には雲がかかり「おいおい!!」とか思いましたが、裾野の大きさはやはり日の本一の大きさ、雄壮さ。
ある意味山頂&雪とかに囚われず、山を塊として認識出来たのはよかったです。
また水面に映る姿も見れて、青の塊として、また水面と10月の寒い空気感を画面に写し取れ、そのイメージで描いたのが「山中湖」という作品になります。
今回思い立って2回程、山中湖などは急遽取材に行きましたが、やはり現地での取材は作画イメージをより強固にします。
私の先生にも良く(ホント良く)言われますが、やはり現地取材は大切。
また私自身も体験・体感・感動第一、現地取材の心は大切していきたいと再確認しました。
最後に・・・富士山って描いて見ると面白い(オイオイΣ(゚Д゚;)!!)
実は裾野の美しさを絵描くには、もっと大きな画面サイズで・・・と思い、ちょっと別で富士山描いてます。
※追々は100号くらいの大きなサイズで描いても良いかもしれません。
また冠雪している王道の富士も何枚か描いて見たいので、また時間を見て富士五湖に取材、地獄のヒルクライム&スケッチ。
・・・道の雪など無くなったら、また取材行こうかなぁ~と考えています。
まぁ今度はちゃんとアウターギアを付け、取材・写生をして、その富士の絵もお目にかけられればと夢想しております。
来週2月6日より西武池袋本店で開催されます。
平成の富嶽三十四景
会期 2月6日(水)~19日(火)
※最終日19日は16時に閉場
会場 西武池袋本店6階(中央B8)西武アート・フォーラム
今回は私(井上越道)の山中湖の絵がDM表に記載しています
西武池袋では「風神・雷神」展から、数えて4回目の企画展示会になります。
今回も17名の各作家があれこれと趣向を凝らす、面白い作品展となっております。
お近くにお越しの際は、是非御高覧頂ければ幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて・・・このBlogは作家(井上越道)本人が記載しているBlogなので・・・
簡単に今回の作品「富士見」と「山中湖」の説明を。
※本人が記載するので、本人しか分からない所を上げます。
今回も素敵な画集を作ってもらいました
今回の富嶽三十四景展。
「富嶽景=富士山」を描くのは美術高校の一年生の課題以来。
実に20数年ぶりに富士山を絵描くことになりました。
正直に言いますと、始め「富士山」と聞き「富士山かぁ~・・・もう描き尽くされた画題だなぁ~(;´Д`)」位の、どちらかと言えばネガティブな印象がありました。
※それもこの絵を描くまでは・・・の話
私は日本画で日本画っぽい作品を描きたくない、天性の天邪鬼気質。
富士山は特に日本画っぽい画題、敢えて避けていたこともありました。
※・・・まぁ自転車など描いていることが、その最たるものですが(∀`*ゞ)
その上で、このテーマ「平成の富嶽・富士」のお話を頂き、あれこれ考えていた4月。
丁度MOA美術館で富嶽三十六景の展示があったので、これ幸いと取材見学に行きました。
MOA美術館で観た北斎&広重の富嶽三十六景・・・ですが・・・
・・・
・・・・・富士?
・・・・・・・これ富士??
って位に富士山が描かれていません。
※あれ?っと思った方は画集などで確認してみて下さい。
波で有名な神奈川沖浪裏とかでも向こうに小さく富士山がある(波を強調する意図がある為)だけ。
また有名な赤富士(凱風快晴)など数点は「富士山!!」って作品があるが、おおよそ2/3は「富士??何処やねん!!」ってツッコミ所満点。
※版刷りされた紙も小さい為、余計にそう感じました。
大体がチョロチョロっと描かれている(遠近を出す為ですが)富士山が多い。
中には富士があるか、良くわからない刷り絵もあり、何か作家(北斎&広重)が敢えて工夫をして、富士を隠す(観る側を楽しませる)趣向が見え隠れしていました。
その後、富士山が一番よく見える駅と「Google先生」に聞いた所、富士見の駅が良いと。
序でに富士見の駅に行き、そこで遠目から富士山をスケッチして帰宅しました。
※このときは晴天で良く富士山が見えました(ノ´∀`*)
帰宅後はその三十六景のイメージから、とにかく「こっそり」と富士山を忍ばせ「何処に富士?」と言う方向性で描いたのが「富士見」と言う作品。
※この時に描いていた2枚目も樽の尾州不二見原を意識した作品を描いていました。
そこから締め切り前の10月。
初冠雪とかのニュースを見て、ふと「富士山の質量感」とか大きさが気になり、またまたGoogle先生にお伺い。
富士山が近くに見える所=山中湖ってことで、御殿場まで自転車輪行してヒルクライム→山中湖&一周。
付いた時は富士山頂には雲がかかり「おいおい!!」とか思いましたが、裾野の大きさはやはり日の本一の大きさ、雄壮さ。
ある意味山頂&雪とかに囚われず、山を塊として認識出来たのはよかったです。
また水面に映る姿も見れて、青の塊として、また水面と10月の寒い空気感を画面に写し取れ、そのイメージで描いたのが「山中湖」という作品になります。
アウターギアだけの1000mヒルクライム・・・
何度画材を投げ捨てたいと思ったことか(´;ω;`)
※獲得票高は900mほどです
何度画材を投げ捨てたいと思ったことか(´;ω;`)
※獲得票高は900mほどです
今回思い立って2回程、山中湖などは急遽取材に行きましたが、やはり現地での取材は作画イメージをより強固にします。
私の先生にも良く(ホント良く)言われますが、やはり現地取材は大切。
また私自身も体験・体感・感動第一、現地取材の心は大切していきたいと再確認しました。
最後に・・・富士山って描いて見ると面白い(オイオイΣ(゚Д゚;)!!)
実は裾野の美しさを絵描くには、もっと大きな画面サイズで・・・と思い、ちょっと別で富士山描いてます。
※追々は100号くらいの大きなサイズで描いても良いかもしれません。
また冠雪している王道の富士も何枚か描いて見たいので、また時間を見て富士五湖に取材、地獄のヒルクライム&スケッチ。
・・・道の雪など無くなったら、また取材行こうかなぁ~と考えています。
今回の件で富士山の晴れた姿の絵を欲しいのも分かる気がしました。
まぁ今度はちゃんとアウターギアを付け、取材・写生をして、その富士の絵もお目にかけられればと夢想しております。
昨今ようやく暑さも和らいで参りました。
自転車乗るには良い季候になりましたが・・・生憎の雨模様。
描くには「絵具の乾く時間」など、紙と湿度計と相談しながらの制作期間ですが、外の雨音を聞きながらの制作にも楽しみはあります。
※美術部など雨の日は混まないのでお勧めです(*´σー`)
あとサボりがちな・・・自転車の整備にも良いかも知れません(;´A`)
さて暑さも落ち着く9月の下旬。
今年も松坂屋上野店から巡回する「波濤の會」
東京会場から来年の大阪会場まで、4会場を巡回する展示会になります。
波濤の會(2018年度)
○東京会場
会場:松坂屋上野店 本館7階 美術画廊
会期:2018年 9月26日(水)~10月2日(火)
会場時間:10時~20時まで(最終日は17時閉場)
○北九州会場
会場:小倉井筒屋 新館7階 美術画廊
会期:2018年 11月7日(水)~11月13日(火)
会場時間:10時~19時まで(最終日は16時閉場)
○名古屋会場
会場:松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール(催事場)
会期:2018年 12月13日(水)~12月18日(火)
会場時間:10時~19時まで(最終日は16時閉場)
○大阪会場
会場:阪急うめだ本店 7階 美術画廊
会期:2019年 4月24日(水)~4月30日(火)
会場時間:10時~20時まで(最終日は18時閉場)
波濤の會は2005年から始まり、色々な方々との繋がりで続けられてきた展示会になります。
※先生始め、画商様、各方面の関係者の皆様のご尽力の賜物です。
この期間、微力ですが出展させて頂き、有り難いことに「波濤の會」での支持を頂きことも多くなりました。
また(有り難いことに)今年も4会場を巡回し、私の作品を多くの方にお目にかける機会が増えることと思います。
今回の展示会にも私(井上越道)の作品は、又々・・・と言いますか「自転車の絵画」を出展しています。
また描いた時期が暑い夏とも重なり「夏らしい」色彩の作品となりました。
華やかな色彩の自転車の絵画を見かけましたら「また井上の自転車か」と楽しんで頂ければ幸いです。
※私だけでなく、多くの個性ある作家の作品も波濤の會の魅力です。
少しづつ秋の足音が聞こえてきましたが、初秋の末~初冬の各会場にお越しの際は「波濤の會」を是非御高覧頂ければ嬉しく思います。
自転車乗るには良い季候になりましたが・・・生憎の雨模様。
描くには「絵具の乾く時間」など、紙と湿度計と相談しながらの制作期間ですが、外の雨音を聞きながらの制作にも楽しみはあります。
※美術部など雨の日は混まないのでお勧めです(*´σー`)
あとサボりがちな・・・自転車の整備にも良いかも知れません(;´A`)
さて暑さも落ち着く9月の下旬。
今年も松坂屋上野店から巡回する「波濤の會」
東京会場から来年の大阪会場まで、4会場を巡回する展示会になります。
波濤の會(2018年度)
○東京会場
会場:松坂屋上野店 本館7階 美術画廊
会期:2018年 9月26日(水)~10月2日(火)
会場時間:10時~20時まで(最終日は17時閉場)
○北九州会場
会場:小倉井筒屋 新館7階 美術画廊
会期:2018年 11月7日(水)~11月13日(火)
会場時間:10時~19時まで(最終日は16時閉場)
○名古屋会場
会場:松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール(催事場)
会期:2018年 12月13日(水)~12月18日(火)
会場時間:10時~19時まで(最終日は16時閉場)
○大阪会場
会場:阪急うめだ本店 7階 美術画廊
会期:2019年 4月24日(水)~4月30日(火)
会場時間:10時~20時まで(最終日は18時閉場)
波濤の會は2005年から始まり、色々な方々との繋がりで続けられてきた展示会になります。
※先生始め、画商様、各方面の関係者の皆様のご尽力の賜物です。
この期間、微力ですが出展させて頂き、有り難いことに「波濤の會」での支持を頂きことも多くなりました。
また(有り難いことに)今年も4会場を巡回し、私の作品を多くの方にお目にかける機会が増えることと思います。
今回の展示会にも私(井上越道)の作品は、又々・・・と言いますか「自転車の絵画」を出展しています。
また描いた時期が暑い夏とも重なり「夏らしい」色彩の作品となりました。
華やかな色彩の自転車の絵画を見かけましたら「また井上の自転車か」と楽しんで頂ければ幸いです。
※私だけでなく、多くの個性ある作家の作品も波濤の會の魅力です。
少しづつ秋の足音が聞こえてきましたが、初秋の末~初冬の各会場にお越しの際は「波濤の會」を是非御高覧頂ければ嬉しく思います。