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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
最近書きたい事も多いのですが、なかなか時間が・・・(ノД`)
(描きたい思考錯誤でも・・・あれこれと)

そんな日々の中、小学1年から30年の永きに渡って使っていた相棒の「鉛筆削り」がどうにも削れなくなってきました。

IMG_3971.jpg
当家にある30年来の一番古い相棒
ちなみにMade in Japan

 

12月末から機会があれば文具店を覗いていたのですが、私が求める物が見つからず・・・
東京都内は勿論、横浜近辺も出掛ければ「ちょっと」っと覗き、試し削り(出来ない店舗)もして選んだ「絵描き」の選んだ相棒はこちらヽ(*´∀`)ノ

クリックで拡大

IMG_3972.jpg IMG_3975.jpg
カール事務機 鉛筆削器 Angel-5 Royal
勿論Made in Japan
※ちなみに子供用のカール社製品は中国製


IMG_3980.jpg
左が新規購入のカール社
右が今までの鉛筆削り・・・随分と差がありますねΣ(゚Д゚;)

 

結局の所、一番始めに良いと思った鉛筆削りが「最も良い」と判断して購入しました。

ちなみに「絵描き」である私が求めた選考基準は

1.先が鋭く尖る(これが一番大切)
2.手動であること。
3.作り(製品)の精度が良い事=日本製、またはそれに準ずること。
※Made in chinaは選択肢にしない
4.長期に使えるデザインであること
5.上記に該当する範囲で2万円程度まで

これだけなんですが・・・これに該当する製品が無い・゚・(つД`)・゚・
スイスのカランダッシュやアメリカのエグザクト、ドイツのファーバーカステルなど等。
多分手動の鉛筆削りは全て試したと思います。

その中でのカール事務機 鉛筆削器 Angel-5 Royal
実際使ってみて、上記の海外製品より使い勝手がよく、その上コストパフォーマンスが良いのも有り難い。
(カランダッシュが一万円~なのに、カール社は3千円程度)

あと思いの他役に立っているのが「芯の2段階調節機能」
線の識別のため色鉛筆を使っているのですが、芯の柔らかい色鉛筆は余り尖らせたくない。
そこでの尖りすぎない機能は助かります。


あと画家が鉛筆削りを使うの?と疑問に思う事を簡単に説明。

1.自分で削らないの?

私はカッターで「鉛筆削りより丁寧に」削ることが出来ます。
ただ濃く細い線が欲しい。
4~3Bでの尖った芯先は3~4線引くたびに削らなくてはならない。
また簡単な作画でも20本以上使う(一本1分で削って20分)削る時間の節約です。

IMG_3982.jpg
これはホントの一部分

2.尖るならシャーペンは駄目ですか?

鉛筆の「腹」が使えないので作業に適していません。
また4B~Fまで細かく用途に合わせる為、駄目です。
あと数グラムでも重い筆記具は使いたくない。(私の感覚です)

IMG_3984.jpg
短い鉛筆はペンシルホルダーを使います。
愛用はステッドラーとイトー屋の木製の物

 
3.電動は何故駄目か。

電気が無いと動かないのが駄目。あとコードに縛られるのもイヤ。
最近のはストパー(削り過ぎ防止)もありますが、手で削る感覚が好き。
ハンドルを回して「削る感覚」が創作の行程と同調する。

まぁ・・・要は作家の好みの問題。

何を使っても、最後に自分が表現したいものが創れれば良いのではないかと。
(途中行程など誰に見せる訳でもない)


この日本製の鉛筆削り。

仕事用品なので、大切に扱いますが酷使はします。

願わくばまた30年お供してくれる「相棒」となってくれると嬉しいかな?と。



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自己紹介
HN:
ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
自転車と作画制作
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