所用で前日から京都に宿泊。
12、13日は取材も兼ねての京都見物。
さて予定に追われていて、ろくに計画も立てていない・・・が!
取り敢えずtikitを組み立て、軽快に漕ぎ出す。
まずは前回撮影で入れなかった「二条城」
現在制作している四曲屏風の構成のヒントを狩野探幽にご教授頂こうと。
龍馬伝の影響か? それとも日曜だからか?
人の多さ・・・外国人(特に韓国人・中国人)が多いのはご愛敬か
さて久々の二条城・・・面白い!!
何か修学旅行で来た時は「つまらん・・・」しか感想がなかった場所だが、教養が多分についた今はじっくりと探幽や狩野派の画面と語ることができた。
今描いている絵画にも通じる点もあり、やはり「古きを辿り、新しきを知る」大切です。
整備された四条通りをのんびりと移動。
京都は本当に車が多いので、自転車での移動は「快適」
お腹も空いたので天下一品の本店で遅めの食事を取り、千住博先生が学長を勤める「京都造形」のテキスタイル展示を見学。
人の出入りもしやすく、しかも使い勝手が良いスペース。
今回の展示は京都造形の院生が多かったが、幾つかの捉え方は指導者の実地経験に裏付けられた視点が垣間見れる。
その後は大学のラウンジも見学したが、京都造形・・・良い指導者を集めている。
やはり大学は教員の質が大きな比重があると実感しました。
さて此処から金閣寺に向かうか・・・それとも先に近代美術館の上村松園展を見るか?
何となく気分で近代美術館の方に移動。
・・・?
南禅寺まで800m・・・
歩きなら行かないが、自転車なら近くなので行ってみるか。
水路閣は日本画の題材にも取り上げるんですよね。
(私も画題に取り上げた事がありますし)
京都も端に行けば行くだけ秋の気配が色濃く残っています。(12月ですが)
水路閣の上にある南禅院の山門から見える紅葉
まだ秋の気配があります
まったり秋の残り香を取り込んで・・・あれ?段々暗くなってきました。
近代美術館に行く途中で見つけた「観峰美術館」(普段は書家の美術館)
実は今回一番面白かった展示です。
特に土を使った絵は日本画と共通する点が多くあり、また独特の色使い、モチーフは多神教の面白さを垣間見る事ができました。
観峰美術館を出た時は外は暗くなっていました。
慌てて閉館ギリギリの近代美術館で上村松園の展示を走り見。
実は余り良く覚えていません・・・
建築が好きな「国立博物館」
現在は改装工事中です
京都は見る所も多いが、閉館時間も早い。
あと地図が無いと大変不便。
なので京都駅では必ず観光マップはもらいましょう!
京都の観光案内所は「今一番」が分かるので一度は立ち寄ると、親切に説明してくれる。
京都駅で幾つかの資料をもらってホテルに移動。
さて明日は雨とのこと
自転車でフラフラ出来ないとすると、色々と考えなければいけませんね。