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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
新年から寒い日が続いていましたが、ここ4~5日は「春・・・かなぁ?」と言う陽気。
ついつい自転車が外に向く季節になってきました。
※最近はイヤーウォーマー(耳あて)も必要なくなりましたね(*´∀`)


「イノウエさんは冬場どれ位乗るの?」

たまにそんな質問も受けますが、寒いから自転車乗らない・・・って選択肢は無いのです。
まぁ制作との兼ね合いがありますが、普段なら週4~5日はダラダラと(*´σー`)
※締め切り前は長い期間乗れない時もありますがね(ノД`)
基本私は「雨」でなければ、気候の気持ちいい時間(今なら14時頃)をみて1~2時間のんびりペダルを踏んでます。


新年のお参りは帰宅後、早々に行きました。
(そろそろ靖国神社も参拝したい)
そう言えばドコモショップのお姉さんが「今からサイクリングですか?羨ましい…」と言ってましたが・・・
確かに14時頃走れるのはフリーランス(自営)の特権かもしれません( ̄ー+ ̄)

巷では「冬は寒くて(自転車で走るの)嫌だヽ(`Д´)ノ」と言う方も聞きますが・・・
※休みの日に(寒い中)走りたくない気持ち・・・わかりますが(´ヘ`;)
でも「寒い日を楽しむ」って冬の醍醐味(?)と視点を変えてウインドブレーカーに袖を通す。
漕ぎ出しから「今日も『ヒェ~~』って風が寒いねぇ~(;><)」ってなりますが・・・
その寒さの中『自分が』楽しめないのは「心に余裕がない」感受性が鈍っているように思うのです。
※余り時間に追われると楽しむって感覚も薄くなるような・・・気がします。


あと自転車は「ウインタースポーツ」って訳ではないので、冬場の楽しみってのは人それぞれあると思いますが・・・
私が一番感じる「冬場での自転車」の最大の楽しみは、寒風で「深呼吸」できるあの一瞬。(最高です)
※ただ・・・タバコの煙が漂う時の呼吸は殺意が芽生えますが(#゚Д゚)
ダ~ラダ~ラと走る中盤、少々苦しくなってきた肺に「めいいっぱい」冷たい空気を吸い込む。
冬の空気感を、季節の持つ質量の様なものを身体全体で体感する楽しさ。
何か「人はこんなにも温かいのか・・・」と柄にもなく情緒的になります。
そして足を休め、暖かいコーヒーを一口飲んで吐く息の白さに「あぁ~やっぱ冬なんだ」と。


面白いことに冷えた身体を、熱いシャワーで素早く汗を流し、着替えをすましてから、アトリエに入り筆を持つと「厳しい(硬質な)形」が取りやすい。
そんな研ぎ澄ました感覚は冬の寒さの恩恵、、、ではないかと。
※白色とか銀箔などの冬らしい色(イメージ)も形にしやすい。

しかし、これからは自転車が一番気持ち良い「初春」の時期。
益々作画制作と自転車ライドの2つの誘惑に惑わされる魅惑の季節(ノ´∀`*)
あと・・・もう少し暖かくなれば、初春を表す楽しい一枚を描ければ良いなっと考え、今は筆を持っています。


桜の蕾も段々に大きくなっています。
桜並木を楽しむのも、そう遠くない時期に感じます。


少々開きましたが、多く頂いた年賀状に「頑張れ!!」ってコメントが多いのは・・・
私がまだまだ至らないって背中押しと、、、前向きに捉えています(∀`*ゞ)

さて新年初めから今日まで、当たり前の様にアトリエ(自宅)にて制作の日々。
当たり前の様で・・・実は実家帰り後の一週間位・・・なんか変なんです。

描いていて「楽しくない」

それが何なのか?
何か上手く行かない(´ヘ`;)・・・そう・・・思うように描けない。
当たり前のように出来ることが「出来ない」
10日間も筆を持たない時間は鈍ら刀になるには十分な時間。
やはり絵を描くことは甘くないのだと、、、真摯に思い知る年始めでした。
※日々筆を持たない(描かない=枚数の少ない)画家モドキにはなりたくないと(切実)な思い。

そんな悪夢も一週間ほど、真剣に画面に向かうと「何時もの制作リズム」が戻りますが・・・
この描き上がるまでの間、また何枚か描き上がった作品を前にして考える。

「良い絵とはなんだろう」

『またか!』と言いますか・・・ふっと出てくる永遠とも言える「問い」

「良い絵を描くためには・・・」
「今の絵より更に良くするには・・・何をしたら良いのか」

過去に何千、何万、何十万・・・いや下手したら100,000,000以上問いただした「問い」

私が求める「良い絵」に足りないのは何か?
技工なのか?色彩なのか?構図?画材?観察?描いた枚数??経験値??
それとも体感、見識の浅さ???
※誰に聞いても正解はなのです=自分の視点(制作)の捉え方なので(´ヘ`;)

正直何が足りないのか・・・分かりません。
※答えが分ければ、それを研鑽すれば良いだけの話=分からないので色々試行錯誤するのです。
ただ・・・多分・・・その全てが「自分の求める何か」には足りないのだと思います。
そして何時も思うのです。

・・・あぁ・・・私は絵が下手なのだ。と。
※誤解ないよう記載しますが、下手な絵を発表しているつもりはありません。

でもね(*´σー`)悲観している訳(自虐的)ではなのです。
下手と思えるのは「自分が求めている絵画」が、今の一段階『上に』ある。(はず)
それはもっと、もっと、もっっと『自分が納得できる絵』を描きたい向上心を持ち、それを毎日画面の前で研鑽し、様々な事を試行錯誤し試し続けて辿り着く『今日の良い絵』
そうして辿り着いた更に先に、私が求める『明日の良い絵』が描けるのでは・・・と(ワクワクします(´ー`*))

ですから、まだまだ上手くなる自分に対して「下手でありがとう」
裏を返せば、一生上達出来るのですから、描けば描くほど「凄い絵が描ける」
そう本音から思えるのです。(謙虚に傲慢に)

この「良い絵を一枚でも多く描きたい」
そして「良い絵を描くためには何が足りないのか」

また一年何度も自分に問いかけ、その成長の一端を作品として発表して行きますので
其の発表の折にはご高覧頂ければ嬉しく思います。



一度CMの「大人エレベーター」(★ラベル)で50歳、60歳の井上越道に聞きたい。
「良い絵とはなんですか」って
只・・・何となくですが・・・この答えは分かっています。





先々週から少々諸事情(小銭稼ぎ?)で多忙を極めていました。
その日々で久々に思い出した・・・とても大切なこと。

「好きに絵を描ける」

その没頭出来る時間は、私にとっては「変え難い」かけがいのない「本当の幸せ」なこと。


先々週から枷がはめられた日々。

朝から電車で揺られ、帰りの満員電車で帰宅後。ヘロヘロになっても(;´Д`)
それでも「一筆・・・」っと思い、制作に入るのも・・・
「明日の準備」「起床時間」からお弁当の準備。(心ここにあらず)
それでも「一筆・・・」と描き始める。
なんとか描き始め、調子が戻ってくる・・・様な感覚が腕に伝わってくる時に「就寝時間」
「あと此処と其処まで塗って・・・筆を洗い片付けをして・・・」
それをすれば就寝時間は3~4時間(;´Д`)=3
先方もあること、渋々、ホントに後ろ髪惹かれる思いで片付け。

これ、、、専門学校の頃から大学院まで「学生時代」にアトリエ追い出される。
あの感覚・・・久々に思い出した(∀`*ゞ)

さてそんな「中途半端な」ことに美術の神様は微笑む・・・あの神様はそんな甘い神様ではありません。
先日に描き逃した感覚、取り戻そうにも「それは」決して戻ってきません。
同じ所を(同じように)描いても、前日の様な「ピシッ(シャッ)」とした収まりの良い感じにはなりません。
※連続性の途切れ?同じに塗っていても違う。
そう・・・美術の神様は「あの時」を返してはくれない。

半端な覚悟で画面の前に立つな!

そう言われているようで 創作する仕事(画業)「どれだけ真摯に自身に対するか」が問われる。
※バイト(?)などして片手間で出来る「ぬるい仕事」では無い。


さて今は朝から「絵描くこと」だけに従事できています。
しかし面白いもので、小銭稼ぎから2日は(時間が十分でも)「描ける!!」と思っても、何か血管が詰まったような感じ。
※利き手の左手の毛細血管まで血が通わない感じ??
この勘が鈍る感覚は「血が濁った」ような感じと言えば良いのか??

これを馬好きの写真家の方に話したら、笑いながら「エツは純血種だから」と(∀`*ゞ)
※それは画業以外の仕事は向いていないって褒め言葉??
その方曰く、創造する仕事は「どれだけ日々(仕事の)血を濃くするかだろ?」って。
※逆に不純物が多い奴が創作する仕事ができるかって(#゚Д゚)
「合いた時間で」とか片手間で作るなんて「プロの仕事ナメんな(#゚Д゚)」って、笑いながら話が出来るのは「真っ直ぐ」自分の生き方に嘘のない「今現在の現場にいる人」の見解。
そんな「全力の」魅力的な人としか真剣に話が出来ない。
これって「自分が100%絵だけを描いている」から、引け目も無く、同じ立ち位置で語れるのかなぁ…と漠然と捉えています。
※だから私は創作の現場を降りた人(作っていない人)は本音で語れません。

日差しが美しい昼過ぎ
紅葉も日差しの中で観察できる幸せ…定時帰りでは何も見えませんね(´Д⊂ヽ



改めて私の先生が「絵を描く時間を増やしなさい」と仰ることの意味。
そして「一枚でも多く描きなさい」その意味。
そう言ってくれた先生の意見は「こう言った」ことを示していたのでしょう。

ホント、貧乏でも良いから「自由に毎日描ける時間」
それが一生涯、叶うのなら「どんな貧乏でも楽しい」
そう思える絵描きの自分は今後も「最高に魅力的」な作品を創れるでしょう。
※逆に心が貧乏になる位なら幸せも要らない(´ー`*)

銀杏も光が当たる方向から徐々に色づく
・・・
・・・・・
なにか自然界も人も明日を見ている人が色付くのかなぁ(´∀`*)
・・・と思ったりします。




季節の変わり目、(秋?)風邪に悩まさせたこの一週間。
思考は覚束ず、鼻水ジュルジュルの辛い日々。
その傍らに何時もいたのは「ティッシュペーパー」
この一週間、こいつ(ティッシュ)は手放せない最高の友達。
※おかげ様でお鼻はトナカイ状態です(´Д⊂

筆を持てない、描けない不満を胸に、ようやく布団から這い出て…このBlogにも記載が出来る状態に。

しかし悪い流れと言うのか・・・先月半ばから、どうにも「絵描く」ことが上手くいかない(;´Д`)

先月は自転車乗りの「観戦」では、国内最高の楽しみ「ジャパンカップ」
また今年初めてのツール巡回の「さいたまクリテリウム」
これらの取材チャンスも台風の憂き目に合い、観戦出来ず…どうにも消化不良気味。
※雨中の自転車レースは選手を見ている此方も辛い(;><)


それでも調子の良い振替休日の4日、国内最大の自転車展示会「サイクルモード2013」
最終日の3時間前なら・・・と幕張まで足を運ぶことに。
※今年は連休に引っかかりましたね(;´∀`)

さて今回のサイクルモードは出展数も減り「どうしようか?」と思案していましたが・・・
何か消化不良の「心の塵」を払う意味と、最近困っている「自転車サドル」の剪定も含めて見学に。
雨の中、狙い通りと言いますか…最終日の終わりは人が少なくて…少なくねぇ~(# ゚Д゚)

幕張についた時は雨上がり


まぁ自転車試乗は脇に置いて、海外メーカーから順番に見学。
※以下写真多めにて、暇な時にでも覗いて下さいm(_ _)m


PINARELLO(ピナレロ)はチーム・スカイにモビスターと今年のツールを席巻した自転車の数々。
モビスターのキンタナ選手はクライマー(登りが得意な選手)として久々に楽しみな選手です。


PINARELLOと共にイタリアを代表するメーカー「DE ROSA」
このチタン製自転車はお値段・・・1,500,000円以上 アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!

(以下・小さい画像はクリックで拡大します)

 
溶接と塗装の仕事が丁寧な仕上がり。
配色然り、ロゴデザイン然り、こう言った所にイタリア職人の気質が見えます。


さて肝心のサドルなんですが、まず私が愛用しているイタリアブランド「フィジーク」
 
ブランドデザインに堅実な物作りで展開している所は好感度大。
この溝付きってのは過去に発表されてましたが、今回は溝が深くなっているような??
昔、溝付きも試したのですが、私のお尻には効果が認められず(´・ω・`)
ちょっと気になりますが・・・次に移動。


セライタリアは老舗のサドルメーカー。
実は初めて乗ったロードレーサーのサドルは「セライタリア」なんです。


個性的な穴あき、なんの意味があるのか分からないサドルも・・・
セライタリアらしい(?)


これは?相撲取りの方専用のサドル??

セライタリアのブースでは「サドルの実測」をしてくれるサービスがΣ(゚Д゚;)
サドルメーカーのプロが専用機で最適なサイズを出してくれる。
この嬉しい仕様に・・・
めっちゃ人並んどんるやんけぇΣ(゚Д゚;)

あと今回勉強になったのが「女性もサドル選びに悩んでいる」こと。
実際このセライタリアの列の半分以上が女性。
実は・・・私は正直、女性は付いていないのて、股(サドル)痛くならないのだろう(ノ´∀`*)
・・・と思っていましたが、とんでもない勘違いでした。
※列に並んでいる方々から聞こえる「お困り」の数々(´ヘ`;)


革サドルなら、その第一人者「BROOKS(ブルックス)」
巷では、革を体型に馴染ませ「育てる」サドルとして聞き及んでいます。
こう言った所は好きなんですが…でも2~5年かかるってのは、、、どうにも(´ヘ`;)
あと革製品なので「雨に弱い」ってのも気になる所。


サドルの側を交換できるものもあれば、穴あき革サドルに二股サドル。


カラーバリエーションも豊富なもの、たわむサドルまで・・・人の好みは千差万別。


・・・でもこう言った派手な色合いのサドルはご遠慮しますがね(ノ´∀`*)


後は絵描きの目線で面白そうなもの。興味のあるものが(∀`*ゞ)
※かなり制作側の目線でってこと(´∀`*)

ちょっと写真が悪いのですが、全てチタン溶接で仕上げた自転車。
※これは実物見ないと凄さ半減

ちょっと溶接に詳しい方なら「チタン溶接」が如何に難しいか?
その難素材をここまで形にするとは・・・日本の職人は凄い(;゚д゚)


ARAYA(アラヤ)は昔からランドナー(旅行自転車)制作に真摯に取り組んでいる会社。
堅実であり、しかし新しい所もあり、今なおランドナーは温故知新。
最近はカーボン等の最新素材より、こう言った「古き良き自転車」ってのに惹かれます。


革バックは非日用品と思いますが、レトロ車には使い込んだ革製品が似合う。


そして私が今一番心惹かれているのが「メッキ(鍍金)」

PINARELLOも良き昔の自転車も作っています。(後ろのシルバーがメッキ仕様)


ラグ(繋ぎ目)メッキなんても粋で良いんですよね(*´∀`*)


フロント【前】ホークのメッキ仕様。乗る人が年配の方なら派手さも渋さ??

昔は「高級自転車」に、また装飾性と塗装のアクセント。
メッキも塗装の1つとして使われていましたが、此処最近はお目にかかる機会が少ない。
昔めっき職人の方に聞いた所、メッキは無茶苦茶「電気食い」とか?
また美しい均一なメッキは、やはりそれなりの職人技があるのだとか。
(電流の流し方1つで波線や割れが出るのだと)
塗装としても十分強い皮膜に防錆性、しかし現在の塗装(塗料)技術の向上で、出番が少なくなったとは言え・・・こう言った装飾性も無くなってほしくないんですよね。
古い技法で描いている「日本画家」としては(´∀`*)


(今年は出店数が少ないとは言え)あとは気になるメーカーを覗いて行きます。
やはり日本最大の自転車メーカー「SHIMANO(シマノ)」は外せません。

特に気になったのが、このロード用のディスクブレーキシステム。

流石油圧ブレーキはMTBで培ったお家芸。
完成度はSRAM(スラム)より良い気がします。※贔屓目??


ブラケット(握り)が少々ゴツいのがディスクブレーキの問題点。
しかし握ってみて、それほど手に余るわけでもない。


ディスクブレーキって・・・実は余り好きではない(MTBのようで)のですが、、、
下りの制動力、雨の日に高い制動力が欲しい意味では、これも1つの選択肢。

間違いなく、今後のスタンダードになるコンポネート。
 
順次他のメーカーも続いてくることでしょう(*´ω`)

あとシマノブースで実演していたメカニカルなフィテング講座。

機械を使って簡単に体型に合った「最適なポジション」を素早く出す。
これ・・・昔なら何日かしてデータが出たり、自転車屋の経験から測定していたのが
こんなに早く便利に使えるなら、もうポジション出しに迷わなくて済むヽ(゚∀゚)ノ
・・・ええもん作って来ましたねシマノさんヘ(゚∀゚ヘ)オネダンハ?

あと少々アパレル関係を。

私も愛用しているツーリングシューズにオルトリーブのバック。(この色は新色)
しかし今年は蛍光カラーが流行りになりそう・・・な感じ。
まぁこう言ったビビットカラーも黒・茶・白の自転車アパレルには必要。
※対向車の視界対策にも派手目の色は良いと思います。


最後は試乗ですが、今回はいいかなぁ(ノ´∀`*)・・・と思いましたが3台ほど。

毎年「都内・画廊周り用」に考えているキャリーミー。
※お値段が1万円ほどアップしているよぉ( TДT)

その理由はハンドルの新成形と後ろのドラムブレーキ。
さて乗り味は如何なものか??


・・・ほうほうって・・・ヮ(゚д゚)ォ!
良いんじゃない?毎年剛性上がって走りやすくなっている。
まぁ8インチタイヤ、テクニカルな点は乗り手に委ねる所が大きいのですが・・・
※初心者の方(ママチャリ専用)にはお薦め出来ません


あとは地元静岡、浜松の会社が作った4輪電動自転車。
まぁ面白いには面白いのですが・・・サスが無いのでカーブが怖いΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
後輪が浮いて、これはまだまだ改良の余地があります。

さて3時間見たし・・・そろそろ帰るかと思ったら捕まった「GOKISO」
このメーカーはホント、、、凄いんですが(お値段も(((( ;゚д゚)))))

 
暫し新作の作り込みの話、苦労話を聞きながら試乗。
・・・まぁGOKISOさんのハブ(ホイール)には、もう言う事なし(*´∀`)
それより更に良い物、向上しよう!!って社員の皆さん!!!
それが「日本の物作り」職人魂は良い物には宿りますね・:*:・(*´∀`*)・:*:・
しかし・・・私もそれ相応のハブ&ホイールを使っていますが、この造り&精度。
一度GOKISOの工場見学行きたいものです。(名古屋の場所遠いよ(ノД`))



さて足は少々重いのですが、十分造り手の面白さは楽しめました(∀`*ゞ)


帰りの電車に揺られながら・・・
これだけ日本には、まだまだ「面白い」ものを創る人達が沢山いる。

ホント何かを創造し、創作する。

でも・・・やはり自分が造りたいものは自分でしか出来ない。
そう考えると・・・自分にしか描けない最高の絵って考えれば・・・考えるほど・・・

こんな面白い事を一日でも休みたくない。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
風邪でなんて・・・寝ていられねぇヽ(`Д´#)ノ



さて風邪も8割方良いし、また明日からバリバリ「日本画家」楽しめます。
※その前に掃除機かけ&衣替え。






来週予定していた「伊豆大島・自転車で一周」

そのワクワクした感情も、台風26号にて甚大な被害が報じられる日々に心が萎む一方。
(台風26号は当家になんの被害も出しませんでいたが)

美味しい魚に風光明媚な離島での一泊二日の旅。
その楽しい想像も、現状は各土地に言葉も無い程の被害。

伊豆大島 不明者の捜索続く 雨の備えも
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131019/t10015401661000.html


正直この最中「うほほーい」と楽しむことなど・・・
画家の感性ならず、否・人間の感覚なら出来るはずもなく・・・
只今はお亡くなりになった方々に哀悼の意を示すのみ。
また今現在も捜索にあたっている自衛隊の皆様、消防の方々には切なる感謝を。

整備中の愛機も落胆していると思います

少し前には阪神・淡路大震災には、復興の影を噛み締める取材旅行。
また先達の東北地震は、未だ現地に足を運ぶことを躊躇う心があります。

心が傷付く

そんな事は生きていれば『誰でも』数多くあります。
只絵描きで「生きること」は、奥歯が磨り減る程に我慢して両足を叩き「立ち上がる」
そうでもして自己愛と高慢で強固に塗り固める「孤高の魂」
その一見(?)強固な心でも、今なお小さな感傷は数多くあります。
※案外絵描きは張子の虎って思うことがあります=それだけ張って生きている。

実際『何かあっても』絵描きができる事は少なく「自分の感じたことを描く」
できることなど本当に、そんな本当に小さいことだけ。

なにが救えるわけもなく、なにが動かせる訳もなく『表現するだけ』

その無力感は社会的責任の無さからか・・・

しかし必要不可欠な「衣食住」『それ』しかない。
そんな「絵画と音楽」の無い世界は、決して心が満たされることは無い。

無力感で語った私に、そう諭してくれた方がいました。

全く無力のようで、しかし「必要以外」の外側、そんな「表現するだけ」の存在。

そんな只筆を持って好きに描くだけの「表現するだけ」に生きて今がある日々。

今生きていることに感謝して、もう少し心が戻って椿の美しい季節。
※一番大島がお薦めの季節・・・らしい(自転車仲間から)
その頃に哀悼の意をもって、大島にペダルを漕ぎに行ける日を楽しみにしています。



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趣味:
自転車と作画制作
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