最近は15時過ぎると寒くなることが多く、ヒタヒタと冬の予感
自転車で走る際も、一枚ウインドブレーカーを持って行くか?
はたまた軽めの上着を着るかで悩ましい季節です。
(来月は手袋も必要になるか?)
さて相変わらず都内は走りにくいと感じる。
特に路上駐車は車だけでなく、自転車にとっても「害悪」以外の何者でもない。
そんな中で見つけた記事がこちら。
自転車レーン:6600キロ可能 主要道8割に設置容易
あぁ~・・・当たり前の事をやっと議論するんですね。
今は机上の空論ですが、今後この議題が現実するよう、谷垣さんみたいな「自転車マニア」には頑張ってもらいたい。
勿論、私も引き続き世論には訴えて行きますがね。
あとは「自転車の講習・免許制」と「自転車の重量税」が追加されると、この国の自転車事情も「先進国」と言えるようになりますね。
(何をもって先進国とするかは長くなるんで割愛)
自転車道の前例としてデンマークやオランダが挙げられますが、やはり一度は自身で体験してみたい。
そこで感じた空気はどの様な形で作品に還ってくるのか?
そんな事を考えていると、ふと本屋で見つけた雑誌が今の癒しになっています。
(しかし先立つものが無いので海外旅行は難しい・・・)
海外での展示や評価など、夢は大きくに心に在りますが、つくづく「時間とマネー」のバランスは難しいと実感する日々です。
制作のBGMにラジオで聞きながらの「クライマックスシリーズ」
実際聞きメインなんで、なんか椅子での作業が多くなっていましたが、昨日は( ゚д゚)
そして今日はヽ(*´∀`)ノ イヤッホ~~イ!!
ベンちゃん(和田選手)のサヨナラで今夜の制作は終了。
後はビール片手にニュース見ながら、落合監督のコメント(超冷静な)を聞きたいと。
そう言えば名古屋の展示でお会いした松坂屋のスタッフの方が、21日に観戦とか?
17日はお祭りがあったりと、今の名古屋は元気ですね。
(本屋も中日関連が多くて地元感を醸し出していましたね)
さてチケットが取れれば千葉(ロッテ)にも殴り込みに行きたいものです。
ただ実際の所、私はクライマックスシリーズってのは大反対なんです
個人的には「中日VSソフトバンク」が在るべき姿と。
何で3位のロッテと1位の中日が日本一を決めなければならないのか?
それでも3位の巨人に勝って、1位の中日が当たり前の日本シリーズ進出。
さて自慢の投手で再度美味い酒を味わわせてください。
日本一お願いしますよ。落合監督。
上野松坂屋で開催されていました「波濤の會2010」と佐藤美術館で開催されていた「ShinPA!!!!東京展」が無事終わりました。
(波濤の會は巡回しますが)
現在も新しい作品の制作に追われていますが、その最中で展示会が終わると
「・・・さて今どのように作品を作るか」
この事で頭が一杯になります。
今回は大手デパートと美術館と言う2つの会場での展示。
2つの会場での来館者の方々の思考視点の違いには「面白い」と感じる事が多々ありました。
大まかにデパートでご高覧して頂いた方は「ふらっ」と立ち寄って頂けた方(が多かった)
また興味本位の方で「美術?何かな?」と言った良い意味での観覧スタイル。
この様な方々からは「何故?日本画で自転車って?」のような質問を初め「自転車が趣味の日本画家?」等々、比較的親しみやすい視点でのご意見を多く伺う事ができました。
逆に佐藤美術館のような「美術館」では絵を見慣れた方が多い気がします。
特にリピーターの多い美術館では「先年とは此処が違う」とか「技法的にどうなのか」等の鋭いご意見を多々賜ることができました。
ちなみにどちらが良いと言う訳でもなく、また2つの会場に足を運んで頂いた方からは
「やっぱり井上さんは大きな作品の方が良い」
「あちらの方が面白い作品でした」
などなど・・・
改めて「人の目に晒される」と言う作家が持つべき義務と、来館された皆様のご指摘が何時もの事ながら、どれ程の励みになっていることか・・・
この様な場を作って頂いた中島先生初め、多くの関係者の皆様には感謝の気持ちだけです。
さて来場者の皆様から何度か言われた「先生の次の個展は何時ですか?」
Σ(゚Д゚;)ギクッ
なかなか機会が無く今年は個展が出来ませんでしたが、来年は1つでもキチッとした形でお目に掛けたいと。
そのような期待をされる内が花。
ますます楽しい作品をお目にかけられるよう、今は目の前の作品制作に全力で挑みたいと。
そしてまた皆様に御高覧頂ける作品を世に出せるよう努力する次第です。
佐藤美術館での「窓辺の歌」(左)は何故か高評価?
デパートでは実験的な作品も出しています。
(皆様がどのように見てくれるかが楽しみ)
雨降ってから、一気に秋めいてきました
今日は曇り気味ではあるが、少々肌寒い感じが「自転車日和」
久々にマジモード(レーパン&ジャージ)で河川敷に。
ナイトランは随分走っていましたが、やはり昼の明るい時期に走るのは気持ち良い。
特に視界が開けているので「思いッきり踏める」
ハンドルをグイグイと引きつけ、前傾姿勢のダンシング。
風を切り裂く全て拾う聴覚
反射を捉える鋭利な嗅覚とそれらを洞察する視覚が頭で回転する感覚。
直線に入れば、ペダルを壊すくらい踏み込む。
いや「ペダルをぶち壊す」
この「ロードレーサーで走る」と言う感覚を久々に感じる事ができました。
やはり視界が暗いと、どうしても流す感じになっていたなぁ~と実感。
(まぁ普通怖くて踏めませんがね)
まぁホントこの感覚は真夏の間、随分ご無沙汰していたなぁと。
動物的に攻撃的な感覚が薄まると、比例して描いているものも「緩い」感じが出てきます。
緩い絵も良いのですが、久々に感じたこの攻撃性は大切にしたい。
あとこの気候は、これだけ走っても汗をかかないのも有り難い。
そして昼から社会人を横目に道を独り占め感が、又良い
(意地悪い発想ですが・・・これには勤めていた時分に「自由に走れない・描けない」ストレスが未だ根底にあり、作品に随分悪影響を与えていたジレンマが根強く残ってる証拠ですね)
やはり作り手は攻めてこその世界。
展示も近づいてきて、今は自転車レースで言う「ゴール前のスプリント」
傍観者を蹴散らし、真っ先にゴールラインに飛び込む。作品を前に最後の一漕ぎです。
帰って見たらハンドルが下に曲がっていました
どんだけ振り回したのか・・・
ちょっと調べ物をしていたら、こんな記事を見付けました。
折り畳み自転車で重傷事故2件 ハンドル折損、消費者庁
実はこのA-bike 、巷で見かけて気になっていました。
重量5.5~5.7㎏は大変魅力的な重量です。
ただ構造的にどうなのか
そして随所に使われているプラチィックな素材も疑問がありました。
そして「made.in.China」
結果的にやはりと言うか・・・パチモン(偽造)大国。
ちょっと調べると、出るわ出るわの粗悪品、偽物自転車の数々
前に挙げた「一万円の自転車」の記事。
結局そこに行き着きます。
これは自転車に限らず、使う道具は「作る側」の意図や目的「使う側」の知識や技量が伴って、初めて道具として価値が出る。
(これは絵画にも言えること)
例を挙げるなら、巷で100万もするロード自転車を持っているオッサンを見かけるが、その
自転車を見ても正直全く羨ましくない。
100万と言う自転車の価値は「レース機材」としての価値。
その道具(自転車)をレース競技に使うなら意味があるが、所有満足だけの「オブジェ」ならランスとTREKの職人に謝れと。
むしろ身体を絞ってから、使う目的に合わせて使用するのが「100万の自転車」の価値。
使い方を間違った高価な道具程、可哀想なものはありません。
だから私も上級者用の自転車に乗る資格が無い。
それを購入したなら「目的に合わせた価値」を自身が作り出さなくてならないからだ。
「そんな堅苦しく考えなくても良いんじゃないの?」
そんな事を言われた事もありましたが、そのような方(傍観者)は意味も知らず、苦心して作った方々の心意気も酌めない、正に無知なる評論家。
その様な方と「作り出す者」である私を同列に語って欲しくもない。
だから筆一本でも大切に使ってやりたい。
良い道具は、その「道具の価値」を作ってくれた職人の心根も合わせて、使わせて頂くのが「保有者」の義務なのだと。
そして今回それを心底考えさせてくれたA-bike。
今後購入する事は無いが、何時もの反面教師Chinaと合わせて感謝、感謝。