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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog

今年も喜ばしい事に「Wave2009 華波の会」が日本橋三越様で行われます。
会期は6月24日(水)から30日(火)までとなります。
私は24日と28日の10時から15時くらいまで会場に居る予定です。
(あとギャラリートークの時にいます)
また27日には出品作家によるギャリートークが14時から行われます。

なかなか作家本人から直接作品について聞く事も少ないと思いますので、出品作家に興味の有る方は是非足を運んで頂けると幸いです。

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思い返せば、去年はこの「華波の会」からフリーの作家としての一年が始まった訳ですが、また心機一転、ここから初心に戻ってご意見を賜ればと思います。
皆様のご来場心よりお待ちしております。

                                    井上越道

 

豚インフルエンザの影響で外出は出来るだけ控えていましたが、渋谷のアップリンクX「ロード・トゥ・ルーベ」の上映延期を見つけて出動。

パリ~ルーベを走る「クラッシックの女王」と言われる自転車レース。
昔に作られた石畳の上を走る事で知られるレースです。
一般の方なら「優雅な石畳を走るイメージ」でしょうか?
でもその実昔(ナポレオンの時代)から変わらない状態の石畳の道。

道とは名ばかりの正に悪路!!

昔パリの凱旋門で見たガタガタの石畳の道。
あれを自転車で走破する事を考えると「無理」としか考えられない。

パリ~ルーベの別名は「北の地獄」
完走する事が褒められる自転車レースのドキュメンタリー映画。

 

観た感想として他のレースでは味わえない「冒険心」が満ちあふれていました。
小生の中では戦略的なイメージのある自転車ですが、この「パリ~ルーベ」は正に別物。
己の身一つで自転車と共に悪路を制覇する。
落車の恐怖や雨、泥に塗れ突き進む。
何か勇気を試されているような感じを受けました。
このレースがヨーロッパの人達に愛され続けるのは「騎士道」のような物が有るのではと。

また映像を見ていて、自分の作品に通じる物も多々見つかりました。
このような光景を目の当たりにしている。
なるほどヨーロッパ圏の方に作品の受けが良いのも納得です。

帰りは暑いので昼からパブで一杯飲みながら思考整理
昼から飲めるのは最高!!

あとは現在行われている知人関係の画廊を見て回る。

gallery-shorewood 金木正子展(~6月18日まで)
ギャラリー和田  伴戸玲伊子さん(~30日まで)

特に判戸さんとは久々の顔合わせ。
(何年以来かな・・・??)
前の職場を早期に退職なされてからの活躍、やはり出来る方は違いますね。
色々と作家として貴重なご意見を賜れ、勉強になりました。

さて小生も先々を見つめて、創作活動を進めて行かなければ。
ルーベの悪路を突き進む、あの騎士ように。

  

13日に長野の搬出から帰ってきて、気付けば10日が過ぎていた
・・・いや
・・・・ホント
・・・・・・自分でも良く分からないうちに時間が過ぎている。

頼まれ仕事を全て終わらせ、やっと自分の時間が戻ってきました。
今日は現在開催されている「Tour of Japan2009」の最終ステージが大井埠頭で開催中。
いざ!大井埠頭へ!!
・・・・と思っていましたが

しかし生憎の雨。
う~ん・・・自転車で行く予定が・・・
(なんか今日寒いしねぇ)

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去年も雨模様でしたね

仕方なく今年は東京MXの放送を家で見る事に
(表彰でグレッグ・レモンが来ていて驚き)
来年小生は、この大会は伊豆か富士山の山岳ステージを見たいなぁ~とか思っています。
大会に出る外国人選手は正直・・・ですが、選手にとっては登竜門的な大会です。
日本人もこの大会からツールやジロで活躍する選手が出てきて欲しいものです。

現在イタリアでは「ジロ・イタリア2009」が開催中。
こちらは開催100周年で熱い戦いが行われています。
このレベルの大会が100年も続いている事に、ヨーロッパ社会に自転車文化が根付いている事が良く分かります。
今大会ジロで応援中のバッソはトップから3分差の現在6位
う~ん今年の優勝は難しいでしょう。

これから7月は「ツール・ド・フランス」そして「ブエルタ・ア・エスパーニャ」
自転車レースが一番盛り上がる夏の季節を迎えます。
いずれはこの「世界最高峰」と言われる大会を観戦取材に行きたいものです。

 

北欧はデンマーク。
自転車の街、コペンハーゲン。
それは何処かにあると言うユートピア

この前TVで放送されていた「世界ふれあい街歩き」
ホントN○Kは嫌いなんですが、たま~に良い番組もある。(ホント一部)
この番組は、たまに時間があると見ています。
なんか知らない街を歩く感じで、世界には色々な所があるんだなぁ~と感心してます。

紹介されていたコペンハーゲン。
国民の37%が自転車移動。
自転車購入には政府からの多大な助成金。
整備された自転車専用道路。

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こんな自転車が走れる道が有る事が羨ましい

早く日本もこのような国になって欲しいと、切に願わずにはいられない。

 

・・・
・・・・
・・・・・頭痛い

飲み過ぎで良く分からない内に寝てしまった。
朝同室の連中に起こされ、9時朝食
イヤ・・・美味いはずなんですが、眠さと二日酔いで良く分からない食事。
でも無理矢理詰めて、水飲んで、露天風呂にゆっくり浸かって酒の毒を抜く。

温泉効能か、出発には7分復活。
(丈夫な身体に生んでくれた母上に感謝)
風景館を出発して、途中しだれ桜の名所に寄って頂く。

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滝のようなしだれ桜

しかし田舎の朝の空気の美味いこと。
お金があったら、のんびり農作業でもして暮らすのもいいかな?と思わせる所です。

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のどかな田園風景

近くの青空市場でリンゴジュースを一杯飲んで出発。
二日酔いには効きます。

小布施ミュージアムで一度解散して、関係者に挨拶をして各自帰宅。
さて小生はフリーの身。
此処からは取材がてらに、長野電鉄で松代に。
天気は快晴のようで、時々雨がパラつく変な天気。
田舎電車のまったり感の中、爆睡で松代着。

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レトロな雰囲気の松代駅

さて移動は歩きかバスか・・・
ホント折りたたみ自転車が直っていれば・・・
しかし駅を出ると其処には「無料貸し出し自転車」の看板!!

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やるじゃない!!松代駅!!!
早速駅で自転車を借りて、いざ!海津城へ。

とにかくのんびり自転車を漕いで、町並みを観察しながら10分くらいで「海津城」着。
(道が分かっていれば2~3分で着きます)
此処がかの武田四天王、高坂弾正公の居城かぁ・・・

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海津城(松代城)正面

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立派な石垣に中門

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中庭には桜の木が・・・春は最高でしょう。

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海津城跡碑

堅牢な石垣に囲まれた海津城は、なんとも言えず美しい。
まさに機能美の集合体。
高台に登り川中島決戦の舞台をじっくり眺めてみる。
ここから先の吾妻山で川中島の戦いの舞台で武田信玄と上杉謙信のにらみ合い。
そして「啄木鳥の戦法」で、ここから高坂弾正も出陣しているのか。
う~ん何とも言えず感慨深い。

そんな時代の流れを楽しみつつ、次は川中島古戦場後へ
途中変なロード乗りに絡まれるが、面倒くさいので適当にあしらう。
全く・・・こんなのがいると「自転車乗り」の品位が落ちるのじゃ!!
そのロード乗り曰く「その自転車じゃ古戦場まで遠くて無理とのこと。
まぁ小生には時間があるので、のんびり行く事に。

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松代は至るとこに真田の「六紋銭」があります。

途中スーパーで飲み物(自転車には必要なもの)と食事をして、トコトコ移動。
まぁ天気も良いし気持ちの良いサイクリング。
(頭は二日酔いで痛かったりしますが)
長野駅でもらった地図を片手に川中島古戦場着
・・・って対した距離じゃないし
普通のママチャリで30分ってところか?

此処はかの信玄VS謙信の一騎打ちの舞台とされている場所。
武田氏の神社もあり霊験新たかな場所。

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結構人が来てます。

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かの有名な場面

お清めしてお参り。そして古戦場をぐるり巡って見る。
なんかのんびりしていて、とても戦場跡とは思えない。
しかし両軍6千人もの死者が出ている大戦さ。
霧の川中島で、さぞ凄い光景があったのだろうと此処でも感慨に耽る。
敷地内にある首塚にもお参りして名も無き武士の冥福を祈る。

さて帰りは武田信繁公(信玄の実弟)のお墓にお参り。
その後は真田藩邸(一部改築中で閉園と覗いて自転車返却。
どの観光地でも、このような無料の自転車があれば良いのにと思う。

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今回の相棒。多分放置してあった自転車を緑に塗っただけの物。

あとはバスにて長野帰宅。
深夜の新幹線でも爆睡してました。

また5月の搬出で小布施には来ますが、今度は上田(真田領地)も行ってみたいものです。
やはり歴史探索は面白いです。
さて5月は自分の折りたたみ自転車で来る事にしましょう。

 

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ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
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