興味があったため「サントリー武蔵野工場」へ試飲&見学へ。
(平日なのに結構人が入ってました)
今回知りたかったのは、9月に八ヶ岳清里のビール工場で見学した時に感じた「少数で良い物を作る」と「企業で出来る良い物」との差。
(内情とか実状はその時に随分勉強させていただきました)
さて大企業の現場はどうなんでしょうか?
今回は事前予約が必要な「ザ・プレミアム・モルツ講座」
初めの説明はなんかデザインのプレゼンみたいで面白かった。
(流石に大企業なんですね、説明の方とても慣れてます)
ホント企業の皆さん、努力しているんですね。
ただ個人的に現場の方が説明して頂けると良いのではないかと。
メッチャでかい醸造樽!
この部屋から「ザ・プレミアム・モルツ」が作られました
ただプレゼンから感じたのは「企業の制約」
解説の説明だけでこの辺り感じる人は少ないと思います。
(工場の閉塞感?オートメイションから来る物なのか?)
小生の勝手な感想なんですが、やはり「美味い物を作る」と「大量生産」は上手く繋げるのは難しいのかなぁ?
さて見学後はお待ちかね「ザ・プレミアム・モルツ」
いやぁ~工場出来たては美味い。
流石「モンドセレクション最高金賞」
この講座だけ黒モルツも試飲でき、他の見学者の方と妙に盛り上がってしまいました。
しかし・・・
いやはや・・・
酒税高いよ!日本は!!
さて「サントリー武蔵野工場」は色々と消化不良な感がありましたが「大量生産」すると言う企業側の姿勢が少し透けて見えて良かったのではと。
その意味ではどちらが良いと言う訳ではないが、多くの人に行き渡る物作りは大変なんだと改めて考えさせられました。
あと帰りに聞いたのですが、ホントは「京都工場」がとてもお勧めなんですとか。
京都には「サントリー山崎」の工場もありますし、機会があったら覗いてみたいなぁ~と。
気付くと2000人もの方々が、この「匠星録Blog」に立ち寄って頂いていました。
(もちろん小生も含め)
いやはや・・・対した事は何も記載してませんが、今回は「日本画って水墨画?」と言う質問(多分100回は返答した)と同じくらい受けてきた「お勧めの自転車はありますか?」
まず最初に「お勧めの自転車」なんてありません。
もちろん「最高の自転車」などもありません。
・・・・なんて言われて納得した人は余程の玄人
「自転車マスター」です。
多分幾つか思い浮かんだ自転車があれば、それは「あなたにとって最高の自転車」
小生がとやかく言う事はありません。
勿論それで納得いかないのは重々承知してます。
で、「お勧めの自転車はなんですか?」と問われた時、小生が確認することが
「予算と目的」
この2つです。
正直「予算」を掛ければ掛けるだけ「良い材料・部品」が使われています。
この「良い材料・部品」は使用者に「所有欲」や「快適性」を還元してくれます。
(ちなみにギア多い=快適は一側面でしかない)
一応参考までに、小生的に予算は「10万円」が境になるのではと思います。
経験上「10万くらい出せるよ」と言う人は「ある程度良い自転車を」と考えている方です。
(勿論5万、7万でも良い自転車はありますよ)
さて10万円を出せても「目的」が長距離用か街乗り、はたまた輪行(電車など乗せること)を目的としているか等で「最高の自転車」は千差万別。
クロスカントリーを目的とする方にロードレーサーを勧めるなんて事はナンセスですよね。
「予算と目的」が決まれば、あとは「色」や「形」と言った好みで決めてOKです。
ただご自身の身体に合っていない大きさの物は危険ですのでやめてください。
(お気に入りの物が身体に合わなければ取り寄せで)
あと「試乗」出来れば最高なんですが、自転車店には試乗出来る所が殆ど無いのが残念でなりません。
(自動車はこのシステムが当たり前なのに・・・)
さて上記の説明で「最高の自転車」は各自によって変わる事はご理解頂けたと思います。
結局の所、目的に応じて余分な物を排し、必要な事柄を整理し選別する。
この物選びの基準は、とどのつまり「最高の自転車」にも通じる事なんです。
はて?
「余分な物を排し、必要な事柄を整理し選別する」
・・・・なんて事はない。作品制作と同じではないではないか?
ついつい余分な物を描き込んでしまう小生には「最高の自転車」はまだまだ遠い話なのかもしれません。
もう2010年度の新型が発表されるシーズン
パラパラと立ち読みすると面白いものが見つかるかも
小生、新聞で一番参考にしているのは「産経新聞」
(これだけで右翼呼ばわりされそう・・・)
各新聞が言わない事もたまに(たまにね)突く所が気に入ってます。
でも偶々この記事を見て(# ゚Д゚)って感じになりました。
【甘口辛口】落合監督、話すのいやならやらない方がよいのでは?
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/091026/bbl0910261209005-n1.htm
さてProfessionalとは何でしょうか?
小生は「結果」の一言に尽きる気がします。
例えば「監督業は優勝以外はゴミ」と言うなら、1つの意見として拝聴します。
しかし「リップサービス=結果」にはどうしても繋がりません。
さらに「話すのがイヤなら監督しない方が良い」と言う理論は、公的意味を持つ新聞の意見とは思えません。
(これが落語家なら理解も出来ますが)
もちろん「記者=ファンの成り代わり」など愚の骨頂!!
中日ファンなら落合と言う男の真意は十分理解しています。
落合「監督」がいかなる信念の持ち主か,簡単な動画見つけました。
(イチロー選手の格言も大変「Professional」)
英智選手への対応が正にファンを納得させる「監督」の仕事です。
作家業で参考になるか分かりませんが、知人に「さる著名な作家」がいます。
この方は人間的に非常に好ましくない。
常に上から目線で、立場を鼻にかけ、言葉は汚く、態度は不遜の一言。
ハッキリ言えば「イヤな人」です。
これで地位があるから正に「老害」
小生はこの様な人間にはなりたくない。
ただ作品は良いものを作り続けています。
この「良い作品を作り続けている」
この一字が「作家」として、小生は大変高く評価しているのです。
(人として付き合いたいかは全く別の話)
余談ですが「作家」は常に評価されるものを「作り続ける」これが肝要です。
過去に「こんな良いものを作っていた」は文献の中での話で結構。
正直、常に一線で作ってない作家は表に出てきてはいけない。
(一線に出ようとしている人は評価しますが)
若輩だろうが年齢を重ねようが「一線で作り続け戦っている」
その人のみが人に対し意見でき、また後進への道標になるのです。
(本田宗一郎さんなどが良い事例かもしれません)
「作家」と「スポーツ事業」では少々事情が違うかもしれませんが
「Professional=結果」
と言う点では多分に類似点があるかと思います。
(まぁ作家業の結果とは随分幅広い意味を持ちますが)
話しを戻せば「Professional」は「対象に対し結果を出し続ける人」
「本当に頑張りました」とか「私の方が良いのに評価されない」など言うだけ無駄。
(落合監督がそう言うかは自身の目で確認してください)
目的意識を高く持ち、対象に対し最善の結果を求める。
自身の戒めと共に、これが「落合流Professional」として記載しておきます。
最後にこの記事を書いた今村忠様。
ブンヤ(敢えて蔑称を使います)は「物事を正しく理解した上で正しい事を多くの人に伝える」
それができないなら記者など辞めた方が良いのでは、と老婆心ながら小生はそう思います。
一年ぶりの宇都宮は曇り(雨じゃなくて一安心)
ジャパンカップには生憎の天気ですが、世界トップの選手の走りを見れる数少ない機会。
ホント栃木県は「餃子」とか「日光」とか言ってますが、小生には「japan cup 」
さて早朝に宇都宮駅に到着後、腹拵えを済ませて「森林公園」へ自転車で移動。
しかし駅内では自転車乗りの姿を多く見かけます
(皆さん同じ目的なのは言わずもかな)
途中で見かけたイタヤホテルの前では選手の「出待ち」の方々。
まぁ会場で見る事が出来るでしょうと、会場への急ぐことに。
会場まで移動中、信号待ちでBboxブイグテレコムの選手達と遭遇する嬉しいプライス!!
新城選手を要するBboxブイグテレコムの選手の皆さん、「ハロー!」と陽気な挨拶。
こちらも「ハロー!!ジャパンカップ・ウエルカム!!!」
森林公園の会場にはスタート30分前に到着。
しかし12~3キロくらいなら駅からの移動はバスより自転車が一番良い。
会場には昨年より人多くない?ってくらいの人集り。
取り敢えず観戦ポイントまで移動しようとすると、大学時代の友人I賀君に遭遇。
(会場設営のバイトとか?去年も居た記憶が・・・)
お互い近況を話したり、制作・作品の話しを少々。
結局「不況だねぇ~」ってオチは何処も同じですね。
10時からスタートした「ジャパンカップ」
今年は去年の優勝のクネゴは居ないし、出場予定だった最強兄弟のシュレック兄弟は欠場で、俄然イワン・バッソの勝率は高い。
各選手スタートは何時も通りの様子見から。
2周目からは日本人選手が飛び出す、これも例年通りの展開。
メイン集団はこの「逃げ」を容認。
と言いますが、国内で良いところを見せる選手を「泳がせている」状態。
3,4周目は山頂にて観戦していたが、こんな激坂だったっけ?「森林公園」
去年は「大したことない坂だなぁ~」とチャレンジレースで登っていたはずが・・・
(自転車が違う事もあるかと思いますが)
山頂には「山岳ポイント」あり。
早く山頂に登った人に「山岳賞」
しかし今年はホントに観戦者の人数が半端ない。
でも多い分、昨年より観戦のマナーの悪い方も多く見かけた。
う~ん・・・この辺りが自転車後進国かなぁ~(残念)
集団のペースも6周目くらいから上がる。
給水も上手く貰って行く。
レースは7周目終盤で動き出した。
先頭を走っていた日本人集団はメインに吸収され、さて8周目にアタック合戦かなぁ~と思っていると、何とセレンセンらがメインから飛び出す展開!!
正直「空気読め!!」と思いましたが、まぁバッソも追いかけない。
・・・でも・・・ちょっとやばいんじゃ~ない?
まぁ集団で8周目に潰しにかかるかなぁ・・・と思ったら
先頭が逃げる!逃げる!!
目の肥えた観戦者も「おいおい集団追いかけろよ!」
なんかバッソも周りも牽制で動けずズルズルとメイン集団に居続ける。
そんな中でセレンセンら先頭集団は後続をグイグイ引き離す。
この集団に新城選手と去年2位のヴィスコンティが追いかける展開。
8、9周目で先頭のマジ逃げが決まり、メインが追いつけない距離を稼ぐ。
(この時点でバッソの優勝は無くなりました)
最終で新城&ヴィスコンティが先頭に追いつくも、セレンセンがここで単独アタック!!
(マジかぁ!!と本日二回目の空気読め!!)
しかしこのアタックが半端ねぇ!!
森林公園山頂で後続を引きはがして、下りで距離を縮められるも、そのままゴールラインまで単独で駆け込む。
正直この展開は全く予想してませんでした。
このジャパンカップは単独の逃げがほぼ無理な起伏の少ないコース。
それを覆しての単独でのゴールラインを駆け抜ける「クリス・セレンセン」
ゴール前はこの日一番の盛り上がりで終わったジャパンカップ。
いやぁ~本当に予想出来ない展開。
「スポーツは筋書きのないドラマ」とは良く言ったものです。
しかしホントに自転車レースは面白い。
(何でもそうですがルール等の最低限の楽しむ知識は必要ですが)
こんな面白い展開を見せつけられると「これを何とか作品に生かせないだろうか?」と帰りは思案思考。
上手くこの感情を纏めて、整理して画面に乗せれれば良いのですが・・・
これは今日の宿題。
さて表彰式をみて、M田さんとの飲みまで時間があるので「大谷資料館」へ。
宇都宮は3年いましたが、結局一度も見学は行かなかった。
(結構人には勧められていましたが・・・)
「大谷石?行ってみるか?」と思い立ったのは「喰霊-零」ってアニメの舞台になったため。
(ホントつまらない理由です)
さて地下空間が面白いとの事ですが・・・
はぁ~~~すげえなぁ~人間。
「喰霊-零-」って言うよりはこの感じは「未来少年コナン?ラピュタ?」
巨大建造物の何ともとても面白い空間ですね「大谷資料館」
ただ栃木県、この素晴らし遺産うまく生かし切ってないなぁ~と言う感想も。
M田さんと飲んだ時も言ってましたが「神奈川県に大谷地下があったら凄い観光スポット」
確かにね、人を上手く使えるか?情報を如何に正しく伝えるか。
ここは絵描きも同じですね。
如何に多くの人に「自転車の楽しさを伝えるか?」と「自転車の楽しさをどう表現するか」
この両立は小生のこの先10年の大きな課題になりそうです。
この度「波濤の會2009松坂屋銀座店」へ足を運んで頂いた方々に、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
小生は初日14日と18日と受付をしていましたが、多くの方々が来館された中での叱咤激励。
毎回展示の度に思う事ですが、指摘頂いた事は本当に為になる事が多いと実感しています。
特に自身が思っていない事や考えの行き届かない点の指摘は
「そう言う取り方もあるのか・・・」とか
「今度はそう言った意識も取り入れるか?」と、次の作品の良いヒントになっています。
あと会場で良く耳にすることで
「素人なんですが・・・」とか
「絵画の事は良く分からないのですが・・・」等の慎ましいご意見も伺いましたが、小生に限っては気にしないで結構です
(但しどの様な身分の方でも上から目線の無礼や冷やかしは人としてアウトですけどね)
むしろ小生は絵を描いていない方からのご意見はとても貴重と思っています。
この「絵画」の世界に居ると、どうしても同じ職種の方々のご意見が多くなり、よく言えば作家側の「偏食」になりがちです。
展示会はその「偏食気味」な作家を一般社会に並べて見つめ直す、とても貴重な機会なんだと小生は考えています。
ですので、会場に作家本人が居る場合は、気付いた事や疑問に思った事は、是非会場で遠慮無くお聞かせ頂ければ幸いです。
(この辺り、聞かれる事がイヤな作家はいないと思いますが・・・)
また今回の作品に対して私個人の評価を下すなら、正直手応えの様なものがありました。
会場では皆様からも良い評価を頂き、さてどの用に次に繋げていくか・・・
やはりグループ展も良いですが、このような展示すると
「個展やりたいなぁ~」と実は沸々と計画中です。
あとこのブログを毎回楽しみにされていると言う来場者の方もおり(驚!)
いやはや・・・ご期待に添えず更新も間々ならないブログにて失礼。
この展示会は11月18日より名古屋の松坂屋本店に巡回します。
(但し松坂屋本店には小作一点のみ)
小生は22日の日曜に来場する予定です。
もしお時間の合う方がおりましたら、是非会場に足を運んで頂ければ幸いと思います。