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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog

告知が遅くなりましたが、来週26日より銀座スルガ台画廊で開催します「group空」展。
東京藝術大学デザイン料・描画研究室の24名の個性ある作家の展示会になります。



会場: 銀座スルガ台画廊
※銀座6丁目のトップビル2階
(1階は仕立て屋さんになっています)
会期: 8月26日(月)~31日(土)
会場時間: 11時~19時(最終日は17時30分まで)






昨年から企画を頂き、今回が2回目となります「group空」展。
作品も昨年同様に4号サイズの絵画が24点。
(井上越道)も4号サイズの自転車の絵画を出品します。

今回の作品「凱旋」はツール・ド・フランスの時期も重なって、イエロージャージが映える画面で構成しました。
※今年のフランスは何時にも増して気温が高かった=観戦は大丈夫だったのか?
この時期はどうしても「暑い(夏)=ツール=色彩(黄色)=向日葵」とイメージが連なり、それに因んだ絵画を描くことが増えています。
晩夏の一時、その夏の一端を暑気払いにして頂けば嬉しく思います。


まだまだ暑い日が続きますが、銀座界隈にお越しの際は「group空」展に足を運んで頂ければ幸いです。

7月は長い梅雨寒が続き、自転車での楽しい時間は少なかった。
また作品制作でも、絵具の乾きが悪く「早く晴れないかなぁ~」とアトリエの外を見て思い耽ってました。

そして気付けば梅雨明けの8月。
急な暑さが続き、いよいよ夏が本気を出してきました。
※天気の子の陽菜ちゃんでもこんなに晴れないよぉ(;´Д`)


私は夏場は35℃を越えると走らない。
最近は16時頃から2時間程度の自転車ライフです。

その暑い日の自転車ライドに必須なのが「給水ボトル」

夏場、私(井上越道)が愛用しているボトルが「サーモス真空断熱ストローボトル FFQ-600」


色は3色、Amazonなどで検索してみて下さい。

まず自転車ボトルで何より大切にしているのは「味」
良くある普通の自転車ボトル、、、何かプラスチック臭いが嫌なんです。
これは昔(もう20年前くらい)ロードに乗り始めた高校生の頃、ごく普通のプラスチックのボトル。
夏場に水を入れて、走行中に飲んだ「臭い水」はトラウマものです。
それ以来、このサーモスのボトルが出る前は、夏場でも普通に保冷水筒を自転車ボトルに使っていました。
※冬場は今でもサーモスの水筒にコーヒー入れて走っています。

サーモスの自転車ボトルは普通にステンレスの保冷水筒なので、味に関しては問題なし。
また保冷効果もお好みのまま。
只、私はキンキンに冷やしたのも好きですが、内蔵が冷えるとパフォーマンスが落ちるので「ちょい冷たい」くらいにしています。

難点は少々重いところ(これは保冷水筒なのでしかたない)と冷たいもの限定(暖かいのはダメ)。
また飲み口のストロー&パッキンなどが洗いにくい点です。


※ストローやパッキンは別途購入しても良いかもしれません。

それらを考慮しても冷たくて美味しい「サーモスの自転車ボトル」
夏場はこれ1択です。

ご参考までに私(井上越道)が夏場の自転車ボトルに好んでいる飲み物は「カルピス」
カルピスを薄々に薄めて、氷3~4個、そこにポッカ檸檬を程々入れて「酸っぱ甘い」のが好みです。



あと参考までに知人から「最近のプラスチックボトルは保冷が効いて良い」「臭くない」とか聞きまして・・・
3年前に「CAMELBAK(キャメルバック) ボトル 保冷ボトル」を購入。


こちらは色数、パッケージは豊富。(お好みで)

使用してみまして・・・
プラスチック臭くはないのですが・・・
保冷と言っても炎天下の中では・・・飲みものは・・・ぬるい(;´Д`)
ならばと氷ガンガンに入れてみましたら・・・ボトル周りが結露して自転車フレームが濡れる!!!
※私の自転車クロモリ(鉄)なのでビックリでした。
結局1~2度使って、今は置物になっています。
※レースとかでの使用には良いと思います=軽い。


夏場の運動は思った以上に十分な水分補給、あとは無理をしないこと。
今年も適度に汗をかいて、保冷ボトル片手に自分のペースで楽しめたらと考えています。


6月はもう一つの展示会、日本橋三越で開催します「波音の会(2019)」
今年も23名の作家が23の個性ある作品を出品しております。



波音の会(2019)

会期 6月26日(水)~7月1日(月)※最終日は17時まで
会場 日本橋三越本店 本館6階 美術サロン
開場時間 10時~19時まで


また今回は日本橋三越様でデジタルカタログを作っていただきました。
ご興味のある方は一足先に作品をお目に出来ます。

波音の会デジタルカタログ
https://my.ebook5.net/mitsukoshi/arthaonnokai190626


毎年、波音の会ではテーマを頂いて制作をしております。
今年度は「納涼」「祭」「風薫る」「蛍」「紫陽花」の5案。
今年は初夏の時期の会期の為、夏をイメージする季語が並びました。

(井上越道)が今回選んだのは「風薫る」
※祭と蛍以外はイメージしやすのですが・・・
展示会は初夏ですが、出品依頼は年初め・・・初春に夏と言われても描き始めはイメージがなかなか沸きません。
紫陽花は毎年描いていますが、丁度今が旬。
過去のスケッチを眺めても・・・もう少し進化したいと考えると進みません。

そこで、今回は夏をイメージする向日葵と風の薫るような山と人物で作品を作りました。
ただ普段、私が描く自転車のイメージは「風薫る」では無く「風走る」とか「疾風」の走行感。
とても風を薫らせる・・・んんっ~~優雅?ふわぁ~としている感じ??
風の緩い感じ・・・などと考え、今回の作品「夏風」を描きました。

振り返れば正直、テーマが無ければ、「夏風」の様な作品は描かないと思います。
こう言った点でも、テーマと言う縛りがあることで、私自身も気がつかない(近付かない)点が見えて面白い気持ちになります。
※描いている時は・・・うがぁ~!!とかなっていますが

波音の会は毎年「誰がどのテーマでどんな絵を描いてくるのか」
私自身が大変楽しみしております。
※会場で実際作品を観てみないと分かりませんので

日本橋に買い物など、お近くにお越しの際は日本橋三越で開催します「波音の会」
楽しい展示会になっていますので、是非ご高覧頂ければ嬉しく思います。

来週25日(火)よりおぶせミュージアム・中島千波館から巡回します「ShinPA展(迷宮)」
その東京展が佐藤美術館で開催されます。


ShinPA2019(迷宮)東京展



会場 佐藤美術館  http://sato-museum.la.coocan.jp/
会期 2019年6月25日(火)~7月7日(日)
開場時間 10時~17時(金曜19時)※入館は閉館15分前まで
休館日 7月1日(月)
入館料:無料

また6月29日(土)には出品作家によるギャラリートークも行われます。


ギャラリートーク

※私(井上越道)も参加致します。
6月29日(土)14時から15時30分 ※観覧無料
ゲストには中島千波先生、藤原さゆり様(藤原羽田合同会社アートディレクター)を向かえてのギャラリートークになります。
※作品を前に各作家に質問する機会もあります。


合わせて企画として、新宿高島屋にてワークショップも開催致します。

ワークショップ

新宿区フィールド・ミュージアム「しんじゅく くくく」プログラム
「妖怪うちわを描いて百鬼夜行!」
会期 6月30日(日) 11:00〜14:00 ※材料がなくなり次第終了
場所 新宿高島屋2階JR口特設会場
材料費 300円
主催 新宿区、公益社団法人 日本芸能実演家団体協議会[芸団協]
子供から大人まで数分で気軽に描けます。妖怪うちわ持って新宿の街に涼しい風を!
リンク先: https://www.sfm-shinjuku.jp


また毎年ShinPA展・東京展(佐藤美術館)ではチャリティー企画も同時開催しております。
各作家がA4サイズに1枚づつ、作品のイメージを形にしております。

チャリティー

「ShinPA スケッチ&ドローイング展」
作品価格 各作家1点20,000円(税込) ※先着順で販売いたします。
会場  佐藤美術館 2Fミュージアムショップ
寄付先 収益金の一部は日本赤十字社を通じて国内の義援活動に寄付致します。

(井上越道)も今回の作品「表裏明暗」のイメージのドローイングを出品しております。
※これは見れば直ぐ分かる感じの絵です。




長野・小布施町はちょっと遠方にて見に行けない方、また毎年ShinPA展を楽しみにして頂いている方々。
この機会に各作家のイメージする、思い思いの「迷宮」をご観覧頂けば嬉しく思います。

昨今足下の悪い梅雨模様ではありますが、お近くに起こしの際は佐藤美術館に足を運んで頂ければ幸いです。


昨今、急に暑くなってきましたが、梅雨前に自転車で動くには良い季節です。
自転車競技ではイタリアはジロ・デ・イタリアが開幕、日本でもツアー・オブ・ジャパンが熱戦を繰り返しています。
※26日の最終戦も取材したかったのですが・・・予定が(ノД`)

今回は東京ドーム近くのプリズムホールで開催される「バイシクル シティ エキスポ展」を取材に行きました。(24日)


入り口で名刺を求められる展示は久々

普段は「自転車の構造」や「自転車での競技」での機材と人を主眼に取材をしていますが、バイシクル シティ エキスポ展は「公共としての自転車(活用)」をテーマにした展示会。
何時もと違った視点から「自転車」を考える良い機会にしたいと思い、水道橋まで足を伸ばしました。
※何年ぶりかの東京ドーム・・・試合前の人混みは避けたい(;´Д`)


さて会場に入ってから2周ほど回ってみました。


結構な数の企業が参加していました(普段目にしない企業も多数)


私の感じたバイシクルエキスポの印象は、大体以下の三点です。

①シェアリング・駐輪利用
②補助として電動アシスト自転車
③その他・観光、利便性

まずは「駐輪」と言う面から面白かったものを少々上げてみます。
※今回は写真多めで記載してます(お暇な時に眺めて下さい)



入場すると即みんちゅうのお姉さんに捕まります。
一応「一般」で入場してますので、只の絵描きに駐輪スペース求められても・・・
只、都内での駐車場を作るなら、そのスペースで「みんちゅう」を作るのは賛成です。
※後で記載する電動アシスト自転車との組み合わせも含めて


株)技研製作所の地下ツリー型の駐輪システム。

これはTVでも取り上げられていた・・・と記憶しています。
また話を伺った所、小径車も16インチの自転車までOKとの事でした。
これは駅前、特に大きな駅にあると便利だと実感します。
・・・ただ・・・制作費用&地下のインフラに考慮が大変そうですね。






ICカードや携帯での駐輪利用が出来るシステムも多く見られました。
確か・・・フランスのシェアサイクルもこう言ったシステムが使われてましたね。
私も金沢市内を回った時、シェアサイクルを使いましたが、この様なシステムが利用されていたのを思い出します。
今後は電子決済が主流になり、利便性も向上する・・・のでしょうか??







こちらもスーパーなどで見かける駐輪置き場。
2段にしたり、軽く出し入れが出来るなど、技術は進歩しているなぁ~と。
只・・・これも婦人車が基本で、タイヤの細いロードや太いMTBなどは余り考慮されてません。
もう少し良いデザインを考えられないのか?
・・・と絵描きなりに思う所です。






これは最近よく見かけるシェアサイクル。
※ドコモやソフトバンクなどが参入しています。
この展示会の後、日本橋に行きましたが、そこでも利用している方を見かけました。
都内で地下鉄を使うまでも無い場合、大変良い試みだと思います。
・・・あとは定期的に自転車を管理出来れば良いのですが・・・
私の見かけた方、、、タイヤ(空気圧)が結構ぺたんこだったので。
※金沢のシェアサイクルも具合の良い物と悪い物がありました。(良く確認)




あと結構外国(特に中国?台湾??)のメーカーの方も多く見られました。
台湾は自転車工業が盛んなので、今後面白い試みを期待しています。


後は電動アシスト自転車が・・・本当に多く出品していました。


余り電動アシスト自転車が多いので一枚だけ




シャフトドライブ??

バイシクルエキスポで展示されている自転車は「ほぼ」電動アシスト自転車。
また組み込まれているユニットも小型化、高出力と、こちら日進月歩。
個人的には、衰退した「シャフトドライブ」が電動アシストと相性が良いと考えます。
※あとベルトドライブとかも
電動アシスト自転車の必要性は「楽さ」と「普段使い」の両立。
アシストを必要とする層は競技とかでない一般の方。
そう言った方が使う、最小限のメンテナンス性が求められるのではと。
※今後は自動充電とかもありそうです。

まぁ個人的には自分で整備する方が楽しいのですが・・・




天下のシマノさんも出品していました。
やはりこちらも電動アシスト自転車がメイン。



こっそり発表されたばかりのGRX(グライペル用)も出品していました。
シフトレバーが「しっとり」していて不思議な感触が印象的でした。
・・・ちょっと使ってみたい・・・かも。


あと個人的に気になった展示も幾つかありました。





普段自転車乗りなら「キャットアイ=自転車ライト」だと思いますが、こう言った物も作っていたとは・・・知りませんでした。



現在ジロ・デ・イタリアに参加しているNIPPOのブース。
イメージお姉さんと写真を進められましたが・・・そう言うは結構(お断り)
個人的に綺麗なお姉さんと写真撮りたい方の気持ち・・・分かりません。
※クネゴ選手となら喜んでツーショットしたいのですが・・・






サンコー企画さんのブース
ちょっと驚いたは「しまなみ海道」で見た自転車ロード、また「琵琶湖」でも整備されている自転車の『青色の道路表記』
私は走っていた時、普通に塗装だと思っていましたが、、、まさか・・・それがシールだったとは。
・・・確かにラッピング(シール)の技術は凄くなっていると実感してましたが・・・まさか道にも使われていたなんて驚きです。
※出展していた中には塗装の企業もありました。

ここで企画の方から「今後の標識に欲しいもの」などやり取りを。
私的には「色彩・書体の統一」と道の駅まで距離の記載(青看板との連動)またトイレまでの距離の記載があると良いかと。
色彩は・・・ようやく「自転車=青色」が定着してきたので、同じ青で統一。
※たまに変な色の自転車ロードもあるので。
自転車ロードにある書体は各自治体が個性で替えていると伺いましたが・・・何の個性?
こう言うものに変な主張は必要無し・・・ある意味画一化して欲しい。
あと走っていた時、上の青看板より、下に記載している方が見やすいので道路に記載。
都内なら別ですが、地方ならトイレも「あと何㎞先」と記載があると助かります。

その場で簡単に思い付いたことをやり取りしましたが、帰宅の電車内、何個かデザイン的に・・・と思い付く点もありました。


三輪自転車のSTROKE
※ちょくちょく自転車サイトで見かけたので気になっていました。



上の銀のものが最新モデルだそうです。

この企業の代表の方??
とても流暢な日本語を話す外国の方とあれこれやり取りを。
上記の試作4号は3日前に出来て塗装も出来なかったと笑ってました。
目的は輸送をメインにと伺いましたが、前重心でこれだけ重心が低いと、私的には「子供乗せ」での使用も望ましいかと思いました。
※チャイルドシートみたいなオプションもあると良いかと。

これは自転車の後ろに乗せている子供乗せ自転車。
寝ているのか・・・頭左右にガクガクしているお子さんを目にしますので。

※あと宣伝してねってお茶目に言われたのでリンク張っておきますね。
https://stroke-design.com/


最後は自転車止めなど面白いデザインを幾つか。


有)エフェクトさんの自転車止め
赤レンガ倉庫でのディスプレイは面白いデザインでした。
左のコロコロが付いたものは、整備する際に良いかと思えます。






カツデンアーキテックさんの自転車止め。
特にこのグルグル、なかなか良いプロダクトデザインと感心してます。
なんでも東洋大学で採用されているとか。
個人的には新国立美術館に、このグルグルがデザイン的に合うと思いました。

出展企業には、まだまだ旅行、環境、ノーパンクなど、面白い企画が多々ありました。
また来年企画があるなら、是非足を運びたいと思える展示会でした。
※平日なのは自営業には嬉しいのですが・・・一般の方は??



最後の最後に・・・ダメダメな出展が一つありました。
霞が関のお役所「スポーツ庁」
役員がブース内でスマホ弄って、やる気のなさ全開。
お役所仕事では自転車道路もまだまだ先だなぁ・・・とブース前で暗鬱気分でした。











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職業:
日本画家
趣味:
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