新作を数多く揃えての、久々の個展になります。
さて早朝は試したい作画をして、切りをみて自転車片手に「新生堂」へ。
今日は少々肌寒い日でしたが、品川駅を降り、折りたたみ自転車を展開してペダルを漕ぎ出す。
肌寒いのは一時、身体を動かすと心地良い風が「春の一時」を感じさせてくれます。
特に皇居周りの桜が7分咲きと「春の香り」を胸に吸い込みペダルも軽い。
春の日射しを心良く浴びて、九段下の「靖国神社」にて参拝。
境内の桜を楽しみ観つつ、二礼二拍一礼。
今回の展示に際し、無事に五体満足で展示を迎えることができた悦び。
日本国の為に命を尽くした英霊の皆様(私の親族も含め)に、今日より良い制作ができることをお願いしての祈願。
途中軽く食事をして表参道までの道程。
皇居周りの桜は言うに及ばず、道すがらの新緑、桜の花咲く風景は・・・何度と足が留まります。
目にする景色は都内とは言え「日本は本当に美しい国なんだ」と改めて感じ入る次第。
※特に国立劇場の桜は満開の大輪を咲かせています(;゚Д゚)中島先生の絵みたい・・・
そんな寄り道で・・・13時過ぎに会場に居たかったのですが・・・
余りに心地よい春風に、ペダルもつい緩みがち(*´ω`*)
遅くの来場も、開場初日から色々な方が来場して頂き、叱咤激励の数々は嬉しい限り。
(これが展示が出来る最大の楽しみ)
特に3年前に作品を観て頂いた方からは、あれから格段に「進化している」との感想も。
絵描きは日々「日進月歩」
日々より良い表現とは何か??
日々観察を怠らず「描く」と言う研鑽・・・その答えが作品となって現れる。
その作品が人の心を動かす一因になれば・・・作家冥利と言うものです。
さて18時まで会場にて、日が延びた夕闇の中、自転車にてダラダラと気ままに帰宅。
まぁ・・・品川駅まで気分良くペダルを漕いで、あとは電車かなぁ?
・・・と思っていましたが、夜の春風がまた何とも気持ちいい(*´σー`) 心地よい冷気を纏う追い風が、背中を押しているかのように・・・
築けば30㎞少々の帰宅道を歴て、自走で帰宅していましたΣ(゚∀゚ノ)ノ
好きな絵を好きに描いて、私の作品が展示していて、多くの方に観てもらえる。
一日の気持ち良いなかで、好きな自転車で季節を感じる。
何か今日一日、楽しいことしかしていない。
きっとこんな日が「絵描きが絵描きらしくある」
漠然と良い絵を描く為のヒントがあった一日のようにも思えます。
さて帰って「熱いお風呂」に美味い料理を作って、初日の祝いに「エビスビール」
もう・・・言う事ありません(*´∀`)
最高に楽しい一日に乾杯ヽ( ^∀^)ノ
※次回来場日は明後日23日に来場します。
井上越道展 ~自転車と巡る軌跡~
会期2013年3月21日(木)~4月5日(金)
会場 新生堂
リンクHP http://www.shinseido.com/ex/2013/01/etsudo-inoue-exhibition.html
開場時間11:00~18:00 (最終日)17:00まで
1階会場(日曜・祝祭日は休日)
作家来場(予定日) 3月21日 各土曜23日・30日 4月5日(最終日)
※現在予定が不確定の為、上記他に何日かを予定しています。
私(井上越道)の久々の個展になります。
新作を揃えて、井上越道の創造する「自転車と巡る軌跡」の形(絵画)
一つの身体に、二つの車輪が奏でる世界。
その世界感を多くの方に感じて頂ければと。
南青山には多くの画廊、展示会場がありますので、お近くにお越しの際はご高覧頂ければ幸いです。
※新生堂は日曜・祝日は休日なのでご注意を。
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個人的に「新生堂」様で、個展を行える僥倖。
中島先生始め、多くの方々のお力添えを頂いての「身の丈に余る」展示会。
そのご期待に添える展示になるよう、今の私が見せれる最高の作品を準備しています。
奇しくも、目的の為には「自分の力のみ」で目的地に辿り着く「自転車」と「絵画」と言う行為。
その世界観を思考し交差させ、画面に「絵画として」世界を構成する。
この二つを結ぶ行為の面白さ、楽しさは私(井上越道)のみが体現できる。
「井上越道しか創造出来ない世界」
今回の個展は、その世界観を余すことなく見せる機会になると思います。
そして最後に・・・見に来て頂く多くの方々に、絵画を通じて、その世界観を楽しんでもらえる機会になれば・・・と
今、筆を握りながら思う事はその一点です。
良い展示会になるよう努力して参りますので、重ねて皆様のご高覧賜ること、宜しくお願い申し上げます。
※画業他・所用の為、今月はBLOGの更新が滞ってます(´Д⊂ヽ
お届けしたいネタは山盛りの日々なんですけどね・・・
17時半からのオープニングパーティーでしたが・・・
人多すぎΣ(゚Д゚)!!!
一体何人?50? いや・・・100?? いやいや・・・ォオー!!(゚д゚屮)屮
そのギュウギュウの末席で、その勇姿を伺っていましたが・・・
乾杯のグラスが全体に行き渡らない(足りない)って・・・Σ(゚Д゚;)
どれだけ人気者なんですか!!中島先生!!!
それだけ「中島千波」と言う画家の人気&任期を惜しむ方が多いと言う事でしょう。
※その人望は人を羨むなんてこと無い私でも憧れます。
さて・・・ちょっとだけ中島先生と私の関係と言いますか・・・
中島千波先生は19年の長きの藝大任期ですが、私との関係は大学院在学の2003年から今に至る9年程。
その間に受けた指導(導き)は、今でも画家として「理想にして目標」
中島千波先生無くして井上越道は無いと言って良い「生涯最大・最高の恩師」です。
注意して貰いたいが、私は魅力の無い人間に「人に頭を下げる」とか「お世辞(ゴマすり)」なんて事が巷のサラリーマンの1億倍!!嫌いな人間です。
※だから自営業=画家をしているとも言えます。
そんな私なので「師匠」とか「画師」なんて表現は・・・大嫌いなんです。
師匠とか・・・って、なんか無条件で平伏しているようで、全く受け入れません。
私とって師(先生)とは「越えて行くもの」
それは「中島千波」先生に対しても?
全く同じ。中島先生に対しても変わりない。(←中島師匠とか画師なんて言ったこと無し)
昔、中島先生にこの話をした時「僕も師匠なんて思っていない」って返答を頂きました。
※その悠然とした態度・・・益々惚れる(*´ω`)
世間の評価は高くも、偉ぶった所が全く無い。
何処かの大学教授宜しく「僕の言う事を聞きなさい」って上から目線は何処吹く風。
※意見なんて烏滸がましいヽ(`Д´)ノって徒弟制度の日本画の先生は今でも多い。
寧ろ「僕と違った表現をしなさい。(自由な表現の推奨)」
※ってこの器量の大きさは日本中の大学教員は雁首揃えて学んで下さい。
また私は「中島先生を越える」って先生の前でも平気に挑戦状を出していますが・・・
そんな不遜の言動も笑って流し、でも実績ではグゥの音も出ない程の力量の差。
「井上君は口は大きいこと言ってるから、僕以上に描いてね( ^,_ゝ^)」
って…!?(;゚ Д゚) …!?
※描けば描くほど・・・その先生の背中の大きさを実感します(TдT)
こんなやり取りが9年程あって、私にとって先生とは「中島千波先生」程、実績を出し、描き続け、結果を出し、そして絵描きの理想で有る事。
これが私が日本で一番憧れ、そのように至り、越えたいと願う「日本最高の作家」
人に頭を下げる事が大嫌いな私(井上越道)をして「自然に頭を垂れされる」
その姿は、一言で言えば「理想」
画家として、人間として、男として、「格好いい」と言う姿を現実に見せている作家。
※本来先生とはこの様な人を指す言葉だと思います。
この様な人が生涯・私の先生でいてくれる事。
その巡り合わせに最大の感謝と、私以外にも多くの方々を導いていて来た事。
長きに渡り大変なご指導の数々、そして東京藝術大学退任、本当におめでとうございます。
最後に・・・私が中島先生にお願いしている事があります。
それは「あと30年は長生きして下さい」
※僕はそんな長生き出来ないって言われますが・・・(;´Д`)
私は30年後に文化勲章or文化功労を貰う。(予定)
その時に中島先生と皇居(園遊会)でヱビスビールを片手に
「大口叩いていた井上君が、僕にちょっとだけ追いついてきたね」
って絶対言わせたい。
その理想の為、これからも私の理想の作家でいて下さい。
私はその為に日々筆を握り、最高の作画を30年先まで心掛けます。
其処が私の越える理想の高見なのですから。
東京藝術大学院・デザイン科、描画・装飾研究室の出身者での展示会。
「波濤の會2012」
今年も31人の出品者と共に、多くの作品が切磋琢磨する展示会になります。
波濤の會2012
松坂屋名古屋展・南館6階 美術画廊
2012・9月19日(水)~9月25日(火)10:00~19:30(最終日は16時閉場)
松坂屋上野展・南館5階 美術画廊
2012・10月3日(水)~10月9日(火)10:00~19:30(最終日は17時閉場)
井筒屋小倉店・新館7階 美術画廊
2012・11月14日(水)~11月20日(火)10:00~19:00(最終日は16時閉場)
今年度は名古屋会場からの巡回になります。
私(井上越道)の在廊予定日は未定ですが、出来るだけ会場に足を運ぶ予定です。
名古屋会場は連休の22日か23日を予定していましたが・・・
所用の為、初日19日に行ければ・・・と思っています。(暫定ですが)
上野会場は10月6日の15時頃と別途在廊を予定しています。
また毎年行きたくても、何故か予定が重なる北九州の井筒屋小倉店。
今年は北九州の取材(自転車)も兼ねながら、是非足を運べるようにと考えています。
毎年3会場を巡回する、貴重な機会を頂いている「波濤の會」
ご尽力を賜っている関係各所の皆様は勿論。
来場者の皆様には多くのご意見、ご指摘を賜れれば嬉しく思います。
その為の趣向を凝らした「井上越道の作品」を、是非ご高覧頂ければ幸いです。
井上越道
7月3日から先週16日まで開催されていた「ShinPA!!!!!!展東京展」
大変多くの方々にご観覧頂けました事、本当に有り難く思います。

7月7日の七夕、ギャラリートークには大変多くの来館者が来ていただいたと聞いています。
※7日のギャラリートークにご案内を差し上げた方々。
またご参加の皆様には、急な不参加の旨、ご連絡出来ず大変失礼致しました。
今回も義援金チャリティーの小作品も購入して頂き、大変有り難く思います。
また期間中の受付でも賜ったご意見の数々は、今後の制作に多いに役立てたいと。
やはり絵描きは(作家)は描いて「当然」
描き続けて「当たり前」
そして作品を発表(観て頂いて)しての「絵描き」
その自覚(覚悟)を楽しみながら、描き続ける面白さ。
多くの方にご指摘を頂き、見て頂いてこそ「成長」が生まれると確信する毎日です。
さて展示作品の改善点が見えたことで「次の」作品制作を「どの様な視点」で定めるか?
昨今多忙にて画面に向かう日々が疎かになっていましたが・・・
今はビール片手に自己質疑の真っ最中ですヾ(・∀・;)オイオイ
さて益々絵描き(作家)として成長する「井上越道」と言う作家の行く末。
天皇陛下より文化勲章&園遊会を授与される時まで、皆様には今後もご高覧頂ける作家で有りたいと・・・
また「新たな表現」に挑戦する次作品も多いに楽しんで頂ければ幸いです。
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