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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
来月7月3日より佐藤美術館で開催される「ShinPA!!!!!!東京展」
小布施ミュージアム・中島千波館で開催されていた「ShinPA!!!!!!展」の巡回になります。


会場/佐藤美術館
会期/7月3日(火)~7月16日(月・祝)
※休館日7月9日(月)
開場時間/10時~17時(金曜のみ19時まで開場)


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(井上越道)の来場日は以下
7月7日(土)ギャラリートークに参加予定
※例年ですと別に都合の良い日に受付しています。

このShinPA!!!!!!東京展は
「長野・小布施ではちょっと遠い・・・」
「東京藝術大学デザイン科の描画装飾研の大作が都内で観られる」
等々・・・

描画装飾研究室の大作の並ぶ研究発表の場になっています。
その研究の成果をご高覧頂ければ幸いです。


・・・

・・・・・

・・・・・・・・

さて・・・今現在の心境で出品作品の「SHIMANAMI」を図録で見返すと・・・


う~~~~ん(;´Д`)


当時の私は、これで「良い」と思ったのだろうか??

何故この絵(表現で)を描いたのか?
(今なら「此処を直して」「彼処は違う色かなぁ?」等々・・・)
振り返る(と言っても半年前)「稚拙」の二文字。
※これは描き続けている方(現場主義)しか語れない言葉。

また昨今、、、描いていても・・・何か足りない(;´Д`)=3

描けば描くほど「絵って何だろう?」と。
こっちが良いのか、また違った表現方法が良いのか??
30半ば越えても・・・新たな迷路に迷い込んだ気分です。
※脇を考える時間があることは最良の環境です。

それでも「稚拙・・・」と迷い(誤解?)ながらも描く事は「向上」への裏返し。
昨日より今日(たまに過去を振り返りながら)一番良いと思う事を繰り返し、繰り返し描き続ける。
今出来ることは、その事の繰り返し。

まぁ・・・今まで自分の左腕で「解けない回答」は絶対に無い。
(この心境が有るから・・・毎日画面に向かうことが出来ます)

さて、、、今の心境で7日のギャラリートーク・・・何を話せば良いのか?
来月までに、また小さな答えが見つかれば良いのですが・・・

そこは「描く(続ける)」しかない。

分かったつもりでも「最高の絵画」を目指せば・・・日々悩みマス(;´д`)


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今月20日(水)から日本橋三越で開催される「Wave2012・華波の会」

東京藝術大学デザイン科描画装飾研究室の作家達と切磋琢磨する展示会。
毎年色々な心見を試して来ました展示会ですが、5年目になる「華波の会」も今回で最終回になります。

Wave2012 華波の会
会期/2012年6月20日(水)~26日(火)
会場/日本橋三越本館6階・美術特選画廊(最終日は16時閉場)
ギャラリートーク/6月24日(日)14時より
※7月10日から高松三越本館に巡回します。

(井上越道)の来場予定日は以下になります。

6月23日(土)14時30分から19時まで
6月24日(日)10時よりギャラリートーク終了後まで
6月25日(月)14時30分から19時まで


未だ研鑽の日々ですが、その成長過程の一端をご高覧頂けば幸いに思います。
皆様にはご多忙の最中と思いますが、お近くにお越しの際に足を運んで頂ければ幸いです。

                                                         井上越道


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数学苦手な私が数字と睨めっこして、今週一杯で終わらせた確定申告。
毎年の事ながら、この面倒な作業は税理士に頼めれば・・・とか・・・
でも頼める程稼いでいないので・・・パチパチ電卓はじきながら堂々巡り(;´Д`)=3 フゥ
(嫌な事していると、息抜きに描く落書きの楽しい事(*´∀`)ウフフ)

そんな最中、先週17日は小布施ミュージアム・中島千波館で開催されている「ShinPA展」の展示準備とギャラリートークの為、長野は小布施まで行ってきました。

ちなみに当日は「雪&風」
(残念ながら自転車での散策は出来ませんでした(´Д⊂ヽ)

ShinPA展も卵展から数えて7年目。
久しぶりの長野駅から小布施までの道程は「今年も来たな」と言う、ちょっとした帰郷気分です。

当日朝寒い中、会場では成れた手順で展示が行われ、午後には順調に展示が終わりました。
(毎年展示場所などで揉め事が無いのは各自が大人だから?)

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各自であれこれ作業進行
・・・私も展示準備していますよヾ(゚Д゚;)ォィォィ

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昼は小布施名物の栗おこわ
 
夜は山田温泉にて久々の温泉を堪能し、遅くまで飲んで就寝。
(一人旅だともう少し落ち着ける・・・のですが=仕事)


さて展示会初日ですが・・・生憎の「雪」でしたので、午前中は大人しく館内で読書。

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メッチャ寒いわぁ~~

13時過ぎから小布施ミュージアム・中島千波館のロゴデザインの表彰。
(採用ロゴは私のデザインではありません)

14時からギャラリートークが始まりました。
・・・ちなみに副幹事二名と言うことで・・・司会(補佐?)を承りました(;´Д`)

質問内容は事前に準備して頂いてたので、それに沿って進めるだけなのですが・・・

あれ??ちょっとトークが・・・時間が!時間が無い!!

予定の一組10分程度が・・・15分・・・やべぇ・・・Σ(゚Д゚;)
それに中島先生のご意見も加われば、時間は延びる一方 Σ(゚Д゚;)アラマッ

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マイク持っている手が震えます(;´д`)トホホ…

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クリックで拡大
(しなくても良いです)

 
司会者として「話を膨らませる」のは簡単ですが、今回は「如何に話を切るかヽ(`Д´)ノ」
出品者の意見を聞きながらも、正直この1点しか頭に有りませんでした(∀`*ゞ)テヘッ
※さながら「紅白歌合戦の巻き」が頭の中でグルグルしていました。

また前にいると、全ての方の表情も見えるので「飽きてきてるなぁ」とか「ここで笑い入れるか?」など・・・
会場の雰囲気をあれこれ暗中模索。
今回の司会進行では時間通りに進行する「結婚式」の司会の方のご苦労が良く解りました。
まったく不慣れな進行役でしたが、良い勉強になりました。

当初の予定時間は大分過ぎてしまいましたが、来場して頂いた方からは「毎年ShinPA展は楽しみにしています」など
有り難いご意見も頂き、やはり作家は観ていただく事が仕事なのだと再確認。
(創作する事は再前提なので言うに及ばず)
また今描いている作品が多くの方に観て喜んでもらえるよう、何処に表現の焦点を充てるか?
これも新たな課題として乗り越えて行かねばと、心新たにする想いです。

5月中頃まで展示される「ShinPA展」
このShinPA展は4月のゴールデンウィークから、リンゴの花の咲き始める頃まで、御時間の合う方は是非足を運んで頂ければ幸いに思います。


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告知が遅くなりましたが「ShinPA!!!!!!展」が今年も小布施ミュージアムで開催されます。


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クリックで拡大
 
ShinPA!!!!!! 
2012年 2月18日(土)~5月15日(火)
2月18日(土)14時~出品者によるギャラリートーク

私(井上越道)もギャラリートークに参加します。
※お近くに在住・興味の有る方は是非足を運んで頂ければ幸いです。


昨年は「出来るだけ色(色彩)を抑える」と言う信念の元、その画面は白黒の簡素な世界を意識して制作しました。
しかし今年は四国の「しまなみ海道」をモチーフに「より色彩豊かな」校正を意識して制作しました。
(いわば「利休好み」から「金の茶室」と言った所でしょうか?)
また四曲の屏風(180cm~)に描いた自転車台数は20台!!!
巧く画面に配置するのも色々と思案した記憶が有ります(;´Д`)=3 フゥ

ただ20台描いてみれば・・・今度は100台以上の自転車を画面に・・・
そんな壮大な群像絵巻みたいなのも描いてみたいなぁ~(*´σー`)エヘヘ
などと、今もあれこれ考えています。
(創作すれば一体何ヶ月かかる作品になることか・・・)


今年の小布施は雪が深そうですが、当日の天気が良ければ折りたたみ自転車のTikitを持って散策したいと考えてます。
※風光明媚な自転車ロードがありますので( ̄ー+ ̄)キラリ

17日は搬入後に温泉宿に宿泊しますので、温泉大好きな私も今から楽しみヽ(*´∀`)ノ
(夜は余り飲み過ぎないように・・・)


美味しい栗と蕎麦&日本酒など・・・小布施の近くの方、また山田温泉などにお越しの際は、小布施ミュージアムShinPA展をご高覧頂ければ幸いに思います。


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雨男の私が望んでも、全く雨の「ア」の字も降らなかった昨今。
昨今は関東方面にも雨ならぬ「風花」が舞いました。

さて雨・雪が降ると、自転車には不自由ですが、美術館巡りには良い環境と言えます。
そんな中、知人達の展示とオランダの巨匠・フェルメールを観にフラっと。

吐く息が白い・・・

・・・マフラー&手袋の冬らしい格好をして「Bunkamuraザ・ミュージアム」へ。
雨の日、特に「冷たい雨の日」は通りの人手が少なく美術館巡りには良い。
大学院時代から平日の「雨の日」は混んでいる美術館を巡るには幸いと。
然るに雨の日は=美術館巡り。
傘を片手にフラフラとするのは、当時を思い出して楽しいものです。

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寒いので館内でゆっくりしていましたヽ(*´∀`)ノ

予想通り「フェルメールからのラブレター展」
思ったより来館者が少なく、休日なら眼前に拝めないフェルメールの3作品。
(3点だけですが・・・)

しかし・・・
確か・・・フェルメール・・・何度か観ているが・・・あ~れぇ??(感じ方が・・・)
眼前に時価なら100億円Σ(゚Д゚)と言う《手紙を読む青衣の女》
でも・・・私の方が魅力的な作品を創作できるのでは・・・とノ(´д`*)
暇を観て3回もグルグル(今回は狭い)ちょっと椅子に座って思考・・・

まず頭に浮かんだのが・・・
私が死後400年後、この様に各国で展示会を開き観覧者が溢れるのか?( ゚Д゚)ハァ?


・・・400年前の作家である「ヨハネス・フェルメール」
フェルメールの作品と確認されている30数点の絵画。(享年40歳前半)
年間2~3作品の遅筆でこれだけ評価される、歴史上・・・全く希少な作家と言えましょう。

ただ晩年は時価100億円の絵も、パン代も払えない為、パン=絵で取引されていたと。
(フェルメール本人にとっては馬鹿馬鹿しい話と思いますが・・・)
それでも当時思うがまま表現を探求し、絵を描く彼(フェルメール)は幸せであったか?
それはフェルメール自身に聞かなくては解りませんが、案外楽しんでいたような・・・
(友人の手伝いで解読書の挿絵など見てもε-(´∀`*)ホッ)
ワインを片手に話ってみれば、案外と馬鹿な話が出来そうだなぁ~と(夢想)

ただ・・・残すと言っても、11人の子孫を残す自信は有りませんが・・・
(フェルメールの子孫の存在は確認されていないのも・・・ミステリーΣ(゚Д゚))

この400年後、私の残した作品の前で、若い絵描きが同じように夢想に耽ってもらえるなら「作家冥利」なんですが・・・とか考えながら昼食。


その後、同じ研究室の方々の展示を観て研鑽。
(この雪の中で来る人がいるとは・・・っと=でしょうね(´∀`*)ウフフ)

なんか気分が良いので、関係ない画廊まで冷やかして、雨の街中をフラフラ。

こんな気温の低い、湿度のある空気は山形の大学時代を思い起こします。
(時々雪も恋しくなります)
・・・たまにはそんな空気感の中で、外から受けた感覚・思考をあれこれ遊んで整理して、また少しでも作品に還元出来ればと。

・・・と、プロントの暖かなコーヒー片手に一息( ´・ω・`)_且
(電車止まる前に帰りましたが・・・)


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