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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
告知が遅れましたが、昨日より開催されている「波濤の會」
東京会場は上野・松坂屋で9月9日まで。



波濤の會2014

東京会場 松坂屋上野店 本館7階 美術画廊
2014.9月3日(水)~9月9日(火)
10:00~20:00(最終日は17時閉場)


今回の波濤の會は33名(賛助出品2名)の作家が、切磋琢磨する展示会になっております。
その多種多様な表現は、一人の作家として見ていて楽しいものがあります。
波濤の會を見に来て頂いた方は、好みに合う作品が(一点は)見つかる事と思います。

その切磋琢磨する中で、私(井上越道)は何時もの様に「自転車の絵」を発表しています。
※多分ひと目で「その絵」が分かると思います。
絵画で表現する自転車からの躍動感は、日々試行錯誤ですが、線と色彩でデフォルメされた自転車の疾走感は「私らしい表現」になっていると自負しています。

お近くにお越しの際は、是非足を運んでいただければ嬉しく思います。


この波濤の會は、松坂屋上野店から北九州、名古屋、福岡と巡回します。
今年度は福岡三越と発表の場が広がり、より多くの方にご高覧戴けれる機会が増えました。
(井上越道)も出来るだけ、会場に足を運ぶ予定です。
※特に九州会場は毎年行きたいと・・・何故か予定が重なることが多い。

また会場来場日等、このBlogで記載しますので、、、
各会場でお会いする機会がありましたら、皆様の御意見を拝聴したく思います。




さて台風一家が過ぎた8月の昨今。
巷ではお盆の帰省ラッシュ等など、貴重な休みを利用して、故郷で過ごした方も多いかと思います。
※絵描きは自営業なので、休み方も人それぞれ(υ´Д`)

真夏の日差しはとても厳しいのですが、それでも気分良く、そして気持ち良く走る時間は『制作する』と同意義。
それは一年を通して変わらない、私の制作スタイル。
※真夏でも18時頃の風は気持ち良い(ひぐらしが鳴いていると情緒があるのですが)



その先週、何時もの様に川辺りを走っている時。

「変速機(リア)が動かない」

??
シフトレバーを動かしても切り替わらない。・・・と言うかレバーが動かない。
???
何かギヤに噛ましたかなぁ~、、、と降りてビックリ!!!

アウターワイヤーが・・・(゚Д゚;)


人生(自転車で)これだけ走っていて初めての「アウター(外側)ワイヤーの破損」
※インナーの破損は2回程ありましたが(;´Д`)
理由は分かりませんが、丈夫なアウターが破損とか・・・本当にこんな事もあるのだと。
※旅先でのアクシデントでなかったことに感謝しながら
ワイヤーの故障で「7速から下が全く使えない(メッチャ重い)」
この状況で向かい風をダンシング(立ち漕ぎ)帰り、10数キロでも足プルプル( TДT)
翌日、、、久々の筋肉痛を味わいました。


さてワイヤーのメンテナンス。
私は「アウター(外側)は2年に一度、インナー(内側=ワイヤー)は一年に一度」が基本心情。
※室内保管でも・・・なので、室外で保管されている方。定期メンテナンスを。
例えどれだけ外見が綺麗でも『安全』の為に総取り換えを行っています。
しかし・・・今回の一件で(整備不良でなったわけではなので)少々考えてしまいます。



帰宅後、早速交換!!っと変速用のアウター(外側)ワイヤー・・・
そう言えば・・・予備って買ってあったかな?
※変速用とブレーキ用のアウターワイヤーは「造り」が違いますので(あしからず)

・・・と、新品をちゃんと「スペア(用意)」している自分!!偉い(ノ´∀`*)

・・
でも・・・・・・変速アウター!!色が違う!!!!

なんで「黒(Black)」俺!!おバカさん!!!

まぁ仕方ないので、取り敢えず「黒」で交換しましたが、、、
面白くないヽ(`Д´#)ノ


自転車好きな方なら分かると思いますが「色」のコーディネートは『自分らしさ』
フレームの色は言うに及ばず、グリップ(テープ)やサドルの
そして各パーツの配色にタイヤ、ロゴの、そしてワイヤーのも愛車の個性。
※私はボルトの色も気にします。

まぁ、、、一本だけ強い色ってのも・・・悪くないか・・・などと最近は思っていますが。
※銀(灰色)は個性が無い=主張しない色って色彩学の知識からアウター色に選びました。

日々整備を心掛けている、私の愛車でも避けられない「アクシデント」「何故自転車には車検が無いのか??」と訝しかります。
※あと自転車の保険は入ることを薦めます。


さて8月も中頃、お盆では先祖のお墓を掃除し、爺ちゃん、婆ちゃんに感謝し、仏壇に手を合わせる。
そんな折、是非自身の愛車にも「お疲れ様」の愛情をもって、掃除(メンテナンス)をしてあげて下さい。
もしかしたら、気付かなかった故障など、、、発見するかも・・・しれません。

そして怪しい箇所があったら、必ず自転車屋さんで修理(メンテナンス)をお願いします。
※自身での整備は自己責任の範囲内で。

外でのメンテナンス(整備&掃除)は17時以降がお薦めです。
直射日光の中でのメンテはシャツ何枚あっても足りません(;´Д`)


6月中頃から、一ヶ月半もの間Blogの更新を開けてしまいました。
※まぁ制作&研鑽に時間が取られているのは良いことですが(∀`*ゞ)

7月はShinPA展・東京展では様々な方々に御意見を伺い「なるほど」と気付く点が多々ありました。
殆どの方から好意見で(薄氷ですが)「進行方向が間違っていない」と実感できました。
また否定的な御意見も少々あり、こう言った意見も大歓迎なのですが・・・
どうにも視点が曖昧・・・と言うか、説得力に「裏付け(実績の様なもの)が伴っていない。(大変残念ですが)
※発表していない(描いていない方)では説得力は乏しい。


出来ることなら、イチロー選手や麻生副総理のような
「格好いい」方に意見を聞きたいものです。


初日、受付、ギャラリートークと沢山の方に御意見を伺い、発見・勉強になることは毎回どの展示でも多いのですが(*´∀`)
特に印象的な御意見が「この自転車の絵を描いている作家の方って・・・てっきりドイツのスプリンターのような・・・」
って・・・えぇ!!!・・・ドイツ人のスプリンター??
それってキッテル??グライペル??
いやぁ・・・そんな超ゴツっい人が、この絵を描いていると「観ている方」が考えているなんて(;゚Д゚)
・・・ホント展示って面白い。

展示することで、各人の視点を通し「井上越道の作品」がどの様な多様性に見せているか。
それを集約して、また次回の作品に生かすのですが、こう言った予想外の気付きは・・・
全く、、、これだから展示すること=多くの方にご高覧頂き、御意見を聞くことは面白い。
この幸せは画家の「最高の財産」ですね。



さて御意見は大切に胸に仕舞い、7月は世界最高の自転車レース「ツール・ド・フランス」その101回。
リアルタイムで観戦した7月は、毎年一年で一番(何故か)制作に勢いがつきます。
そのレースの過程は、室内で描いていてもエネルギッシュでワクワク、胸踊り、色彩と発色に勢いを付けます。
※何故かツールの録画を11月頃に見ても、発想のワクワク感が無い。


この7月のツール期間は(クソ暑い室内でも)とにかく描くこと、試すことが面白い。
※まだ研鑽することの多さに自身の未熟さを知ることが、自身の未知数の可能性にワクワクしています。
全く何故人間が睡眠を取らなければいけないのか?・・など神様を恨みながらヽ(`Д´#)ノ
ツールと言う「人間の発する」この力強いイメージを作品に詰め込み「只」イメージの想うがままに描く。
※その8割は殆ど意味無く実験で終わるとしても(´Д⊂ヽ

この幸福感は「どんな大金」「どれだけの豪邸」「世界の美女」「高級車」を全て与えられても『描くこと』の欲求」を満たすことが無い。
朝起きて、画家である幸福感の中、描いていて思うのですが、多分・・・ツール・ド・フランスの「マイヨ・ジョーヌ」を着て、シャンゼリゼの一番上の表彰台で観る『あの』景色。

それが私が絵を描いて見たい景色。
※どんな景色か・・・今でも想像も付かない、それほどの幸福感、高揚感が『シャンゼリゼ』のマイヨ・ジョーヌの黄色に見えます。

その世界最高の立ち位置で「エツドウの絵はマイヨ・ジョーヌようだ!」と自転車好きの方々に讃えられた時。

それはツール101回大会で8分近くのタイム差をつけて、ブッチ切りでツール・ド・フランスを制し、エリートクラブに名を連ねたヴィンチェンツォ・ニバリの見た景色と重なり合うのでしょう。

まぁ、、、その為には一枚でも多く描くことは『当たり前』「もっと良い絵を描く」と言う日々の意識の高さが、タイム差を広げ「マイヨ・ジョーヌ」に近づく最短のペダリングだと。
※そう思えば今の実験的な画法も、一見意味のない下書きも納得出来ます。

その一端を、また展示で見ていただければ「作家冥利」に尽きます。

※あともう少しBlogも更新できればと(;´Д`)面白いことは一杯なんですけどね。


ツール期間は暑くても勢いで走ってしまいますが・・・
16時以降でないと熱中症になります。
ひまわりも下を向く暑さ(T_T)



又々、更新が開いてしまいましたが(;><)誠意製作中。

さて今月24日から開催する「ShinPA東京展(第8回)」
おぶせミュージアムから巡回しての展示会。
今年も佐藤美術館で33名の作家の大作を展示します。



ShinPA!!!!!!!!東京展(入場無料)

会期:2014.6月24日(火)~7月6日(日)
10:00~17:00(金曜19時まで)
会場:佐藤美術館(月曜休館)
※入館は閉館15分前まで

(井上越道)の来場日は7月3日(木)13時頃から受付をしています。


チャリティー小作品展
会期:開催同時に2階ミュージアムショップにて
1点10,000円(額代込み)で先着順で販売します。
収益金は全て東日本大震災への義援金と致します。
※一度に購入できる点数は2点までとさせていただきます。
※初日は状況により整理券を配布します。

チャリティー作品の面白い所は「出品者の名前が分からないよう」展示されていること。
まぁ、作品を見れば「この人がこの作品」と分かりますが(サイズがハガキ大の為)中には「??」と言う方も。
私は・・・そうですね(*´σー`) 自転車では無い絵を出品しようと思います。


ギャラリートーク
6月29日(日)14時から~
会場:展示会場

(井上越道)もギャラリートークに参加します。
毎回トーク時は服装が悩みの種。
夏スーツで参加するか・・・将又、夏和装でビシッと決めるか(´ヘ`;)
悩み所ですね(∀`*ゞ)←案外カジュアルな格好で参加する事もありますが・・・


公開制作
6月24日(火)12時~15時まで ※私(井上越道)は24日公開制作します。
6月29日(日)10時~13時まで
7月6日  (日)13時~16時まで
会場:(5階)展示会場

出品者全員がクレパス等の簡素な素材で絵を描き、完成品は翌年の展示期間に合わせて、長野県小布施町としょテラソにて展示予定です。
その制作模様を公開します。


・・・さて、この公開制作・・・ですが(´ヘ`;)
(井上越道)は人前で描くってのが、、、どうにも、どうにも苦手なんです。
即興で「ぱぱぱっと」描くと言う感覚?
これが・・・即興で簡単に描くぞ!!っと描き始めるも「ここはもう少し…」とか「もっと良い感じにするには…」等など。
変な所『日本画家らしい』念入りな「観察」から入り、構成を色々と試行錯誤して描くのが好きなので・・・即興は(;´Д`)=3
※漫画家さんの色紙描きなんて「凄いなぁ~(´∀`*)」の一言です。

あと普段描いている時の私、愛想がありません( ´Α`)無愛想この上無し。
※外で何か描く場合も「近づくな(# ゚Д゚)」オーラ全開です。
変な話、集中すればするだけ、それを阻害するものに怒りMAXヽ(`Д´#)ノです。

それでも描いている所、見てみたい・・・などと酔狂な方は是非。



(井上越道)以外にも32名の面白い作家の大作が観られる展示会「ShinPA東京展」
美術館周りにも面白い所が多いので、6月から7月の初め、外苑散歩と合わせてご高覧いただければ嬉しく思います。



井上越道(作家)参加予定日
6月24日(火)12時より15時(公開制作)
6月29日(日)14時よりギャラリートーク
7月3日(木)13時頃から受付
7月6日(日)最終日15時頃に会場にいます。



此処を見て頂いてる皆様には、随分とご無沙汰をしております。
特に生活が大きく変わる訳でもなく、日々「楽しいこと」は山盛りです。
この毎日、自分のこと(だけ)に追われる日々には・・・最高の時間です。
(自己責任は男の仕事=誇り)



一昨年(2012年)銀座スルガ台画廊で開催しました、三人展「爽風会(そうふうかい)


※今年度は新たに小田倉由紀さんを加えての展示会になります。


爽風会(2014年度)

会場:銀座スルガ台画廊
会期:5月12日(月)~17日(土)
開場時間:11時から19時まで(最終日は17時30分まで)
※DMを送らせて頂いた方(関東圏)にはお手元に届いている頃と思います。


(井上越道)
の来場(予定日)初日12日、水曜の14日、最終日17日14時頃から来場する予定です。

お時間が合う方、また銀座界隈に足を運ぶ機会がありましたら、是非スルガ台画廊にてご高覧下さい。



(参考までに)今回の出展作品は(前回同様に)4点(小作品2点・やや大きい作品が2点)になります。

自転車と言う乗り物は「自分の力『個人の力量のみ』で表現できる」
※絵を描くことに良く似ていると感じます。
逆にどれだけ苦しくても「自分の足」でしか進めない。
機材がどれだけ良くても、身の丈『以上も以下にも』走れない。
その実感は・・・宛ら「人生の様」だと、ペダルを踏むと感じます。
その自分=自転車と言う、己と向き合う画題に相対し、試行錯誤をした作品の数々。

この気持ちの良い風が吹く5月の中旬、展示会名の如く「爽やかな風」を、作品を通して感じて頂ければ絵描き冥利に思います。



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自転車と作画制作
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