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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
世間では「シルバーウィーク」が最終日を迎えている頃ですが、、、
先週(16日)一足先に金沢を満喫していました。
※先に3日程接待旅行でしたが・・・

さて金沢は「金沢美術工芸大学」を受験して・・・落第してから十数年ぶりの金沢。
懐かしい想い出を胸に、東横インで入手した地図を片手に「金沢観光」

今回、あの頃には無かった「市内観光用」の自転車が整備されたのを聞いたので、コイツが一つの取材対象。
※フランスはパリ等主要都市で整備されているシステム。
まず自転車(ポート)集合場所に行くも・・・あれ??「尾山ポート」自転車が一台もない(;´Д`)
仕方なく次のポイント(香林坊ポート)に行き、ようやく一台確保。

後ろの北陸銀行のスポンサー掲示。
こう言った街ぐるみの支援も好感が持てます。

さて「まちのり」仕様の自転車。
20インチの内装3段(ブレーキはローラー式)の街乗り仕様。

まちのりのシステムを説明するのも面倒なので、下のHPでご確認を

http://www.machi-nori.jp/

いざ!乗ってみるも・・・ハンドルが近い(ステムが狭い)
またサドルが柔らかく(普通車並ですが)「大変乗りにくい(;´д`)」

それでも走り出せば「ママチャリはこう言う自転車だったなぁ(´∀`*)」と楽しいものです。

まずは近場の武家屋敷後を散策。
※以下小さい写真はクリックで拡大します。

何か時代劇の一場面のような場所に

 
返却時間の30分を目処にフラフラと散策

時計を見ればボチボチ時間が・・・ちょいと急ぎ足で「金沢21世紀美術館」

芝生がとても綺麗なのが印象的です。(サッカーしたくなります)

まず感じたのは建造の外見と野外展示物に「これ直島の地中美術館のミニチュア番??」ってな感想。
また古い建造物が並ぶ金沢市内に「奇抜なガラスの円形」はパリのルーブル美術館で見たガラスピラミッドを思い出します。

さて美術館ですが、金沢市民と子供の多い場所だなぁ~と。
ただ金沢21世紀美術館に来ている子供達の楽しい顔を見ていると不思議と此方も楽しくなります。
本来美術館って憩いの場であるべきで「こう言った場所があるってのは幸せかも」と。


平日なのに人多い・・・
子供と外国人の方が大きく見受けられます。

 
野外展示は自由に写真が取れます。
(このプールの作画は良く取り上げていますね)



さて前日まで古い所を多く回っていたので、現代芸術を観ると・・・身体の錆が落ちていく感じがします。
金沢21世紀美術館、、、展示物を楽しむの良いのですが、観ていて一番感じたのは・・・

「自分の作品を『此処に』展示するなら・・どう展示するか?」

展示の天井と壁の高さ、光の配光、壁の色や客層・・・こりゃ先生が良く言われる・・・
「大作(大きい作品)を作りなさい(描きなさい)」と言われる事が身に沁みます。
(こんな場所で小作品なんて・・・)


その後、食事は遅くても良いか・・・と思い近場の展示は・・・と「鈴木大拙館」へ。

・・・此処で間違った Σ(゚д゚lll)ガーン

外装の建造物を見て「これは良いかも・・」と良く考えず外見(だけ)で判断した結果
※鈴木大拙って何者か調べなかった自分が馬鹿なだけですが(´Д⊂ヽ 
確かに建築物は近代的で面白いのですが・・・

鈴木大拙さんは『禅(ZEN)』の研究者、その展示会場。

中は近代的な庭と調和のある溜池が美しい場所ですが・・・
あちらこちらで「座禅とは・・・」みたいな話をする方が数名・・・(´ヘ`;)

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・・
。。。。。。。。。。。。。こっちとら3日も「禅大好き」って連中と一緒だったので

「禅(ZEN)」のZの一文字も聞きたくないヽ(`Д´)ノ

、、、気分的に一番関わりたくない場所。

建築物は良いのですが・・・ものの5分で早足で退出。
マジで(入場料300円)お金返して・・・ってAA貼りたい気分。


     )、._人_人__,.イ.、._人_人_人
   <´ お 金 返 し て っ !   >
    ⌒ v'⌒ヽr -、_  ,r v'⌒ヽr ' ⌒
// // ///:: <   _,ノ`' 、ヽ、_ ノ  ;;;ヽ  //
///// /::::   (y○')`ヽ) ( ´(y○')    ;;|  /
// //,|:::     ( ( /    ヽ) )+     ;| /
/ // |:::     +  ) )|~ ̄ ̄~.|( (       ;;;|// ////
/// :|::       ( (||||! i: |||! !| |) )      ;;;|// ///
////|::::    +   U | |||| !! !!||| :U   ;;; ;;;| ///
////|:::::       | |!!||l ll|| !! !!| |    ;;;;;;| ////
// / ヽ:::::       | ! || | ||!!|    ;;;;;;/// //
// // ゝ:::::::: :   | `ー-----' |__////


気分が悪いので近くのローソンでコーヒーガブ飲みして一服。
・・・落ち着いてから県立美術館・・・は面白い展示が無かったので「兼六園」へ。

兼六園まで多少キツめの坂をダンシング(立ち漕ぎ)して、、、
「あぁ~この辺り受験の時歩いたなぁ~」と感慨深く「兼六園」

21世紀美術館や兼六園などの「有名所」は自転車が多く集まります。
・・・で、集まり過ぎる自転車はどうするかと言うと・・・

こう言った回収車で回収後、少ない場所に移動する・・・と言った形。


さて兼六園下ポートで自転車を返却して、兼六園の券売オバちゃん曰く「金沢城が改築されたよ」との情報を。
はて???・・・確か金沢城って門しかない公園だったはず・・・
オバちゃんに聞く所「平成13年から~」
・・・そりゃ行かねばとお得券を購入(500円)のち兼六園へ。

十何年ぶりの兼六園。


 
なんかね・・・凄く落ち着く(´;ω;`)

沁みる・・・染みるよ兼六園。
齢40前のオジさんには、、、砂を踏む足取りも、目に鮮やかな緑も、計算された構成も、その枝ぶりも・・・和む(´;ω;`)
横を通る腰パン修学旅行生には、この染み染みした景色の味を楽しむ余裕は無いか・・・
※自分も20代では良さの半分も汲み取れないでした。


こう言った大樹の松を前に、15分~只眺めているだけでも楽しい。
観光旅行のガイドが横を過ぎるたびに「あぁ~もっとゆっくり見て行きなさい」と


葉先が紅葉と色付く些細な美しさ

自然の中の美ってのは、自分に余裕がないと見つからないものかも・・・


十分に百万石の庭園を楽しんで石川門を潜って「金沢城」へ。

この門だけは昔からありましたが・・・

 
こんな城が出来ていたなんて・・・
私からしてみれば石垣山の一夜城

此方の門は二十七年に改築された出来立て!!
(中はまだ檜の香りがしました)

屋根の白さは姫路城のようで美しい佇まい


釘を一本も使わない組み木の建造物
ひのきの目を見ているだけでも飽きません。
城から外界を見ていると殿様になった気分です

久しぶりに「木造建築」を存分に楽しんで、金沢城の公園で義弟から頂いた十万石饅頭を食して一服。

兼六園ポートから東山ポートへ自転車を走らせ、遅い昼食後「安江金箔工芸館」へ。


正直ここは「金箔」に興味ない方は全く楽しめません。
私も大学・大学院と学んだ「金箔の製造工程」を復習する場所で楽しめましたが、一般の方には・・・どうでしょう?
あと防犯上の問題と思いますが、本物の「金」が無いのはどうかと・・・思います。
せめて「うひょーー!!金だよ!!!金塊だよ!!(人´∀`)!!」って触らせる位の展示があっても良いと。
※China&Koreaの観光が多いとそうも行かないのかと察しますが・・・

さて16時過ぎで自転車でフラフラして、金沢駅に自転車を返して17時前。
※17時には大抵の観光場所は閉館します。
 
金沢駅は京都駅と被るイメージです


帰りの新幹線は19時(何故この時間にしたのか)・・・
あと2時間(;´д`)どうしよう・・・

自転車漕いで汗ペタだし・・・駅前で日帰りのお風呂ってあるのかなぁ(υ´Д`)
って一人旅で良くお世話になる駅の「観光案内」で聞くと「アパホテルで日帰り温泉が・・・」って情報ゲット!!

自転車乗りなら、もしもの「着替え」一式用意しておくのは常備薬と同意義。
アパホテルの露天に浸かり、ひとっ風呂浴びてサッパリ!!
下着チェンジしてビール一本飲んで・・・気付けば一時間前。
蕎麦を一杯啜って、地ビール買っての金沢新幹線。

帰りの金沢新幹線・・・折角さっぱりしているので・・・
横に座る方が加齢臭とか汗ペタとか、、、勘弁して欲しいと。。。
(結局指定の横は誰も座りませんでした
(ノ´∀`*)
 

久し振りの金沢は美術と歴史と工芸とを満喫出来た、久し振りに楽しい自転車の旅でした。
※次に来る時は自分の愛車で回りたいものです。
あと目的があり、何か勉強したい(取材する)方は、やはり一人で自分の時間を楽しむ方が勉強になると思います。
毎度ながら・・・やはり一人旅は良いなぁ・・・と改めて実感したのと、早く帰って工芸的なデザインも絵画に組み込みたいとか・・・
シルバーウィークも制作に励みたいと、ビール片手にあれこれ作画のイメージを考えるのは楽しいものです。


※この後観た「日本伝統工芸展」は、この経験から割増で楽しめました。




来週予定していた「伊豆大島・自転車で一周」

そのワクワクした感情も、台風26号にて甚大な被害が報じられる日々に心が萎む一方。
(台風26号は当家になんの被害も出しませんでいたが)

美味しい魚に風光明媚な離島での一泊二日の旅。
その楽しい想像も、現状は各土地に言葉も無い程の被害。

伊豆大島 不明者の捜索続く 雨の備えも
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131019/t10015401661000.html


正直この最中「うほほーい」と楽しむことなど・・・
画家の感性ならず、否・人間の感覚なら出来るはずもなく・・・
只今はお亡くなりになった方々に哀悼の意を示すのみ。
また今現在も捜索にあたっている自衛隊の皆様、消防の方々には切なる感謝を。

整備中の愛機も落胆していると思います

少し前には阪神・淡路大震災には、復興の影を噛み締める取材旅行。
また先達の東北地震は、未だ現地に足を運ぶことを躊躇う心があります。

心が傷付く

そんな事は生きていれば『誰でも』数多くあります。
只絵描きで「生きること」は、奥歯が磨り減る程に我慢して両足を叩き「立ち上がる」
そうでもして自己愛と高慢で強固に塗り固める「孤高の魂」
その一見(?)強固な心でも、今なお小さな感傷は数多くあります。
※案外絵描きは張子の虎って思うことがあります=それだけ張って生きている。

実際『何かあっても』絵描きができる事は少なく「自分の感じたことを描く」
できることなど本当に、そんな本当に小さいことだけ。

なにが救えるわけもなく、なにが動かせる訳もなく『表現するだけ』

その無力感は社会的責任の無さからか・・・

しかし必要不可欠な「衣食住」『それ』しかない。
そんな「絵画と音楽」の無い世界は、決して心が満たされることは無い。

無力感で語った私に、そう諭してくれた方がいました。

全く無力のようで、しかし「必要以外」の外側、そんな「表現するだけ」の存在。

そんな只筆を持って好きに描くだけの「表現するだけ」に生きて今がある日々。

今生きていることに感謝して、もう少し心が戻って椿の美しい季節。
※一番大島がお薦めの季節・・・らしい(自転車仲間から)
その頃に哀悼の意をもって、大島にペダルを漕ぎに行ける日を楽しみにしています。



この暑い日々に、夏の取材旅行も疎かになっています。
※大体「自転車」では何処も行きたくない(υ´Д`)アツー
巷では子供たちの自由研究&宿題も追い込みの27日。
その夏休み最後の週に「迎賓館」の見学会に当選したので、天皇陛下に招かれる(予定)気分で四ツ谷へ。
※私は巨大歴史建造物が大好きなんです。(特に城&明治以降~昭和初期)

よく美術館巡りや画廊周りで通る際「いずれ迎賓館に招かれる作家に…」
と…正面から豪華な宮殿を見つめて思っていました。
そこに入れる(招待ではないのが残念)のは天皇陛下万歳\(^o^)/


さて自営業の強み「平日」で午後過ぎての見学。
受付からX線の荷物検査、身分証明に「国際舞台」の会場に入るのだ…とワクワク(´∀`*)
また身分証明の際に「越道?読み方は??」と聞かれ「エツドウです」と免許証でいいのに、美術家連盟の会員証で「画家」アピール( ̄ー+ ̄)キラーン

「エツドウ…なんか格好いいお名前ですね(*´∀`) 」
「画家の先生には勉強になりますよ」とお姉さん。

そんなやりとりがあって、いざ将来賓客(予定)の迎賓館。

IMG_5877.jpg
胸に桐の御紋を携えて(色は意味なし)

迎賓館内を順路通りに歩きながら、踏みしめる赤絨毯に「此処に昭和天皇陛下や今上天皇陛下・皇后陛下も此処を歩いたのか…」
また麻生(元)総理も歩いたのか…と考えると「今歴史の上にいる」と楽しみ倍増。
※こう言った過去に想いを馳せるのが古代建造物の楽しみの一つ。

館内の撮影は禁止されていますが、その調度品の一つ一つが…重要文化財(;゚д゚)
「彩鸞の間」「花鳥の間」「中央階段・2階大ホール」「朝日の間」「羽衣の間」
大体、この5つが見どころですが…あの歴史で見た舞台が「そのまま」目の前にΣ(゚Д゚;)
日本人が西欧列強と肩を並べようとする明治以来、この建造物に一体幾らかかっているのか・・・
その建造物の材質の価値と天文学的金銭、その希少性、また至極の芸術性に、、、パリで見たベルサイユ宮殿を彷彿させます。
※まさに日本のベルサイユ宮殿と言って良い。

あと「私は一体どこで晩餐会をするのだろう?」

…などと将来に想いを馳せるながら、館内の絵画には筆跡チェックなどして、自分の作品と比べる研鑽。
まぁ…まだまだ「迎賓館に飾ってもらえる絵」は勉強が必要なのは分かりましたが(´Д⊂ヽ
※藤田嗣治(レオナール・フジタ)の大作が2点あり、此処がたどり着く先かが見えます。

歴史舞台に思いを重ね、迎賓館の庭を散策して…大体1時間ほど。

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こんな角度から見ることは…普段ないわけで

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昼なので石壁の美しさは「東洋のベルサイユ」ですが・・・
夜ならそのライトアップもひとしおでしょう。

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まぁ迎賓館の夜景は、日ノ本一の画家になってから楽しみにしています。

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此処に乗り付けるのは何十年後??

 

たっぷりと歴史の息吹と芸術品に触れ、背筋が伸びる思い。
また菊の御紋のご加護も受け、四ツ谷まで来たので「靖国神社」までお参りに。
※警護の方に「暑いので歩きでなく、電車で市ヶ谷まで行って下さい」と親切丁寧に感謝。

そういえば「夏の靖国神社」は蝉がうるさいなぁ…と改めて思い出しながら、何時もの2つの祈願とお参り。
※何も8月15日しか意味が無い訳ではないのです=何時でも好きな時にどうぞ。

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何時でも清められるなぁ~と思えるのは神社の良い所
 
あとは帰りに画材を買い足し「もっと良い絵を描く為にはどうしたら良いのか…」といつも通りの悩みがグルグル(゚д゚;)…と

その悩みも…数十年後、迎賓館に招かれた時「あの頃そんなことを感じていたなぁ」と思えるように…
今、目の前の作品制作に一挙一動、全力で楽しんで悩みたいと思えます。





日々誠意制作中ではありますが、たまに「○○を見たい」衝動に駆られます。
(代表的なのが本屋、映画などですが・・・)

前回の甲府が、どうにも消化不良のままで、ふと海が見たいと。
そんな衝動に駆られて「横須賀」までフラフラと。
(ホント10分で近場の海は見えるんですけど)

鎌倉までは行ったことがありますが、その先「横須賀」までは行く機会がなく、今回が初めての軍港見学。

電車で少々揺られて、途中逗子乗り換えだった為、久々に鎌倉も覗いて行く事に。
そう言えば「鶴岡八幡宮の銀杏」が倒れてからは来た事がありません。
鎌倉駅からは自転車を展開して「鶴岡八幡宮」へ。

少々混み合っていましたが、スルリと走って到着。

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自転車は入り口まで
 
久々の鶴岡八幡宮ですが、中では結婚式が行われていて・:*:・(*´∀`*)・:*:・
そんな幸せを横目に本殿の石段を上がって行きます。

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倒れた銀杏、本当に伐採されてしまったんだなぁ~と。

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朱塗りの塗装色がどうも・・・な色彩
 
本殿で何時ものお願いを祈願して、近くの「源頼朝の墓」に移動。

考えると、鎌倉は自転車での移動が本当に楽。
鎌倉の大仏位までの半径は、自転車で回るには丁度良いのではと。
(歩くと少々ありますので)

さて小道を走って「源頼朝の墓」

yoritomo1.jpg yoritomo2.jpg
ちょっと急な石段を登っていきます

yoritomo3.jpg
緑豊かな中の源頼朝の墓
 
鎌倉幕府を創建した立役者として、また源義経を討った非道の兄としても有名な人物。
奥様は恐妻家の北条政子(((( ;゚д゚))))アワワワワ
それでも一時代を築いた征夷大将軍に出世の誓いを挙げてお参り。

途中何故か行列のラーメン屋に引き寄せられ、昼食を取った後は「鎌倉大仏」へ。

daibutu1.jpg
昔見た時は、もっと大きなイメージがありましたが・・・

あれ?この大きさだったかなぁ??
(奈良の大仏と被っているかもしれません)
ただ背景の山々とのコントラストや、緑松の碧さは歴史を感じさせます。
暑さを避け、暫し大仏を観ての一休み。

まだまだ鎌倉には見る所はありますが、やはり近場なんで「何時でも来れる」
その安心感から、一つ一つをゆっくり観られるのは贅沢な旅の感覚です。

あと気付いた事として・・・鎌倉・・・様々な自転車で走っている人が多く、多種の珍しい自転車は、さながら「博覧会」のイメージ。
まぁ私が乗っているBIKE FRIDAY社の物は遭遇しませんでしたがΣ(゚∀゚ノ)ノ

其処から横須賀まではのんびり自転車ライド。
基本沿岸部なので起伏は少なく、急がなければ1時間少々で横須賀駅到着。

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西日が強いです(;´Д`)

さて走行途中からも見えていました横須賀港・・・
あの灰色のシルエット・・・軍船だぁ!!!!(0゚・∀・)!!!!

今回見れたのは、ヘリコプター搭載護衛艦の「ひゅうが」

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・・・でけぇ~~ォオー!!(゚д゚屮)屮

これが日本の誇る護衛艦かぁ・・・
改めて日本が空母を建造したら、どれくらい凄いものが出来るのか。
これを見ただけでワクワクします。
(防衛費の増額は必要最低限の政権公約!!)

そして初めて現物を見た、日本が誇る最強の盾「イージス艦」

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同じ横須賀港に停泊していたイージス艦。
 
日本を守る「海洋の盾」として、その防衛システムは言うに及ばず、あの中に迎撃用のミサイルが満載されていると思うと、昨今お騒がせしているロシア艦隊、竹島を不法占拠している韓国艦隊や中国艦隊に、どう戦火を交え勝てるかと、秋山真之並みに考えてしまいます。

まぁ物騒な思考は端に置いて・・・

海に浮かぶ軍船の美しい姿。
やはり如何な造形も、優れた機能美は「美的」なものを備えるのだと、実物を見て実感します。

横須賀港からは、英語表記が多い市内を巡り、今回一番の目的「戦艦三笠」を見学に。
現在は記念艦として公開されていますが、あの日露戦争でバルチック艦隊を破った東郷平八郎率いる連合艦隊の旗艦。
(ちなみにイギリス製と初めて知りました)

mikasa0.jpg
中の公園では潮風が気持ちが良い
 
ひゅうがやイージス艦を見た後では、その大きさは「普通」と感じてしまいますが、これが当時「世界最高峰の戦艦」と思うと感慨深いです。

さて艦内の見学に500円払って搭乗。
艦内の受付の方、保存会の方と思われるご老人方、、、親切でした(ノ´∀`*)
「お兄さん!!映像見るなら下でね!冷房冷えているから、ゆっくり涼んでいって」
「こっちからのルートが見やすいよ」

等々、、、軍事オタクと悟られたか? ゆっくり見学出来ました。

内部は外見よりも、ずっと大きく、一回りするだけで軽く1時間は取られます。

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「坂の上の雲」の舞台のようです

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砲台などでも遊べますヽ(*´∀`)ノ 発射!
 
船首まで少々階段も急ですが、あの東郷平八郎が指揮した場所もあり、さながら歴史に加わったような感じにワクワク。
改めて見れば、一機関砲や主砲の大きさに驚かされます。

mikasa2.jpg
三笠が現役なら韓国艦船くらいなら倒せるのではと思う位ですヽ( ´ー)ノ フッ

mikasa1.jpg
マストに掲げている旗がZ旗
「皇国興廢在此一戦各員一層奮勵努力」
(皇国の興廃この一戦にあり。各員一層奮励努力せよ(`・ω・´)ゞビシッ!!)

中甲板は資料館となっていて、三笠の遍歴から当時の戦艦事情が分かる展示が面白い。
当時の情勢も一つ一つ丁寧に記載され、じっくり見ていると時間が足りません(-∧-;)
中甲板に有る講堂で、三笠の建造から現在までの映像を見て暫し考えてしまう。
・・・これ戦艦「大和」が現存するなら、それは凄い資料では無いかと。
文化財破壊・破棄はホントに勿体ないの一言。
(現状維持は大変ですが、何故か安土城の時と同じ思いに)

その後艦内を見て嬉しかったのは、三笠での展示には自衛隊の方々の日々の功績も展示されていたこと。
インド洋での給油活動から、最近の東北地震でのアメリカ軍連携の「トモダチ作戦」の様子も展示されていました。
(こう言う最新の展示差し替えは大切)
広島の平和記念館とは偉い違いだぁ(# ゚Д゚) ムッ!

さて緊張感ある軍船で、じっくり歴史の息吹に浸って帰宅の途に。

やはり「思い立ったら吉日」
今回の横須賀までの道程はホントに楽しい一時になりました。
次回は横須賀港で行われている「軍港巡り」も来てみたいと思います。
(時間無くて見れなかったんでつД`)

yokosukakou.jpg
三笠を見て歴史を知れば、今年末の「坂の上の雲」は一層楽しめそうですヽ(*´∀`)ノ


先週は残った18切符を片手に晩夏の旅行、何処かに行こうか?
迷ったあげく、日帰りもできる甲府に足を運んで見る事に。

一昨年、長野の清里に行った際、帰りに寄れなかった「武田信玄」の居城。
(今回はリベンジの意味もあります)

さて山間をゴトゴトと揺られながら、山梨県の盆地「甲府」着。
個人的に甲府は、もう少し赴き(寂れ)を期待していただけに、微妙な都市感が・・・
(まぁ県庁所在地でもあり、仕方ないのですが( ̄Д ̄ ))

駅内で観光マップを貰い、一路「武田神社」
武田神社は元・躑躅ヶ崎館の跡地。
そう!!武田信玄の居城で有名な平城。
また「人は城、人は石垣」で有名な簡素な居城でも有名です。

さて甲府駅からは自転車を展開して、少々勾配のある坂を走って行きます。
途中山梨大学を横目に、創○学会の大きな支部にゲンナリして「武田神社」着。

tutuji.jpg
入り口は館と言うか神社

tutuji2jpg.jpg  tutuji1jpg.jpg
クリックで拡大します

武田神社は一見して只の神社。
中に入れば、何処かで見た感じ・・・なにか伊勢神宮っぽい。
そう感じたら、やはり伊勢と関わりの有る神社。
まず参拝して、何時ものお願いを念入りに(何せ信玄公ですか(*´∀`)

参拝後は、グルリと躑躅ヶ崎館の後を巡る。

tutuji3.jpg
土塁の後が当時を思わせる
 
中では発掘調査もしていましたが、強者共が夢の後。
ただ堀のみが残る躑躅ヶ崎館は、当時の武田氏の繁栄は微塵も感じる事は出来ません。
やはり一族が戦に負ければ消えるのみか・・・
ここには「栄枯盛衰の理」を実感するに足る場所として十分考慮できる場です。

その後武田神社・宝物館で「長篠の戦い」展を観て、武田信玄の墓があると言う所まで。

しかし気温も30度位なら実に走り安い気候です。
やはり35度とかで走った四国とは大違い。
(3~4度の差は大きいと体感出来ます)

走りやすい気候ではありますが、甲府が走り良い所か言うとNOです。
はっきり言って、自転車で走るには凄く「走りにくい」
細い道路にダラダラと続く勾配を繰り返す道は、走っていて楽しくない。
(同じ盆地なら山形の方が10倍楽しい)

さて細い道を縫って「武田信玄の墓」

takeda.jpg
ちょっと分かりにくい所にあります
 
私の中では、今でも諏訪湖が武田信玄の墓のイメージがありますが、説明では荼毘に伏され此処に安置されているとか。
ここも立派な信玄の墓。
しっかり手を合わせるも、やはり私の中では「武田信玄の遺体は諏訪湖に沈められた」と言う説が好きである事は変わりなく、それは大切にしたいなぁ~と。

その後は・・・う~~ん・・・余り信玄の足跡がないんですよね「甲府」
(長野・川中島とかの方が史跡がありそう・・・)
取り敢えず甲府駅に戻って信玄像を拝んで「甲府城=舞鶴城」

singen.jpg
駅前の信玄像

・・・しかし走りにくい
(市内はどうにもマナーの悪い自転車が多いようで)

お昼は蕎麦を食しながら、武田家以後の統治「甲府城」の天守跡まで。
甲府城は結構本格的に修復を開始していて、ちゃんと石垣も残っているのは好感持てます。

kouhujyo1.jpg
奥に見えるトーテムポールが気になります・・・

kouhujyou3.jpg  kouhujyou2.jpg
左の写真の電波塔の辺りに見えるのが富士山です
右の写真では新たな復元が始まっています
 
何れ天守閣も復元するのかな?と思いますが、天守跡からは甲府市内が一望。
今日は晴れている事もあり、富士山も見えますね。

その後は特に見たい所もなく、帰りに「武田勝頼自刃の地」を見て帰ろうかと思いましたが、車内でグッスリ寝てしまい、気付くと高尾までΣ(´∀`||;)

何とも中途半端で、10㎞少々の走行も消化不良で・・・何とも面白くない。
甲府市内だけでなく、プラスαの目的とで来ないと「旅した」感じが薄い。
また武田信玄の跡地を見れたのは良いが、甲府は自転車で旅する所では無いと思います。
(駅前にはレンタルサイクルもありますが)

それでも戦国時代で一番好きな武将の跡地を巡れた事は、一つの思い出としては十分です。
甲府にまた躑躅ヶ崎館が再建される様な事があれば、再度訪れたいと。

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HN:
ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
自転車と作画制作
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