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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
私(井上越道)の今年初めての展示会になります。
照-日・月展が来週2月7日より西武池袋本店にて開催されます。


照-日・月



会期
 2月7日(水)~20日(火)
会場時間 10時~21時 日曜・祝日は10時~20時まで開場。
なお2月11日(日・祝)は21時まで開場しています。
また2月18日(日)は19時閉場となります。
最終日2月20日は16時に閉場します。

会場 西武池袋本店6階(中央B8) 西武アート・フォーラム
https://www.sogo-seibu.jp/ikebukuro/kakutensublist/?article_seq=261456


西武池袋では3回目の展示会。
一昨年は「空-風神・雷神」また昨年度は「形-あ・うん」展と、各作家が趣向を凝らした、大変楽しい展示会になっております。
※来場される方々からも大変ご好評頂いています。


今年のテーマは「日・月」

日本画家なら、そうイメージするのことは難しくないテーマと思います。
※風神・雷神、阿吽より捉え方が広いと言う意味でも(ノ´∀`*)
毎年描いている方としては、各テーマを「試行錯誤」楽しんで描いています。

今回このテーマを頂いた時、私(井上越道)がイメージした日・月は「やはり」と言いますか自転車からです。
自転車での日(日射し)はとにかく有り難いの一言。
※夏場は・・・少々ご勘弁いただきたいとも思いますが(;´Д`)
日々の自転車ライドは当然として、旅先からレースまで「日(日射し)」は祝福の様に感じています。
このイメージとイタリア取材での日射しの強さなど、日射しを構成しての1枚が、今回の「祝音の日射し」になります。

また「月」「=夜」のイメージが先に浮かびました。
今時期なら16時から暗くなり、ちょっとの遠出がナイトライドになることもあります。
その足下、周りはとかく危険が一杯。
その危険と隣り合わせの月明かりの中。
自転車乗りなら、一度は目にしている「悪魔○○さん」をイメージしての月の1枚が「月下のお誘い」になります。

今年も丁寧な図録を作って頂きましたm(_ _)m
こちらも会場でお手に取って頂ければ幸いです。


また毎回、この展示会を楽しみにして頂ける来場者の皆様。
今回も「あの作家がこう言った表現で?」とか「こう来ましたか!!」等々。

他の作家も普段とは違う一面が見られる「照-日・月展」

お近くにお越しの際は、是非御高覧頂ければ幸いです。




今年度も9月より、松坂屋上野店より巡回する「波濤の會」
今年は25名(+賛助出品の先生2名)の個性が集まる展示会となります。




波濤の會
(2017年度)


※東京会場

会場 松坂屋上野店 本館7階 美術画廊
会期 2017年 9月27日(水)~10月3日(火)
会場時間 10時~20時(最終日は17時閉場)


※北九州会場

会場 小倉井筒屋 新館7階 美術画廊
会期 2017年 11月22日(水)~11月28日(火)
会場時間 10時~19時(最終日は16時閉場)

※名古屋会場

会場 松坂屋名古屋店 南館8階 マツザカヤホール(催事場)
会期 2017年 12月14日(木)~12月19日(火)
会場時間 10時~19時(最終日は16時閉場)


※大阪会場

会場 阪急うめだ本店 7階 美術画廊
会期 2018年 4月18日(水)~4月24日(火)
会場時間 10時~20時(最終日は17時閉場)



「波濤の會」
は2005年度から、現在まで多くの方の御支援で続いている展示会です。
※有り難いことに、色々な方から興味を持って頂ける機会になっています。

(井上越道)も大学院生から「あれこれ」と試行錯誤を繰り返して、自転車をテーマに出品していますが、学生時代から御意見を頂ける貴重な展示会になっております。

また同じ先生に習い、同じ研究室での展示会ながら・・・
出品作家は本当に作風が被らない作家ばかり・・・
まさに個性派揃い(;゚ Д゚)
※作家のキャラも皆さん個性的だと思います(∀`*ゞ)

「波濤の會」は私の作品だけでなく、興味を引かれる作品が多々あるかと思います。
きっとお気に入りの作家&作品も見つかるかと思います。

なかなか足を運べない会場もありますが、お近くの方は是非御高覧頂ければ嬉しく思います。




今年度も各画商様の協力のもと(有り難いことで)4会場を巡回する展示会となります。



※5月末にイタリア取材したジロ・デ・イタリアの取材記事は現在誠意調整中(;´Д`)
 纏まりましたら、こちらのBlogに記載致します。


来月4日から開催されるShinPA2017・時のはなし(東京展)
今年も佐藤美術館での展示となります。(17日まで開場しております)
※作品は小布施ミュージアム・中島千波館からの巡回展になります。



ShinPA2017・時のはなし

会期 7月4日(火)~7月17日(月・祝)
※10日(月)が休館日になります。
開場時間 10時~17時 ※金曜は19時まで
入館は閉場15分前にお願いします。


作家によるギャラリートーク

日時 7月8日(土)13時から14時半
私(井上越道)も参加します。
※ゲストパネラーに中島千波先生の記載がありますが、今回は不参加との事。

チャリティー短冊絵展
こちらもチャリティー作品(20,000円)の販売しております。
私も今回の作品「自転車図鑑」のイメージをそのままに、短冊サイズの作品を出品しております。
※自転車の絵なので、大変わかりやすい・・・と思います。

出品作家によるワークショップ
「作家といっしょに短冊に絵を描こう!」
会場 佐藤美術館5階展示室
日時 第一回 7月8日(土)15時~17時
   第二回 7月16日(日) 13時~16時
参加費用 500円
一回目はギャラリートークの後、私(井上越道)も参加します。



詳しい内容は此方で確認して下さい。



作品に対する(私なりの)感想は先のShinPA2017に記載していますので、そちらを参考にしていただければと思います。

小布施では、ゲストパネラーに北澤美術館の小林様とのギャラリートーク。
ご意見の数々は勉強になりましたが、佐藤美術館では美術の窓の小森様とのトークショー。
小布施の時に思った事とは違った、自転車の作品、その魅力をお伝え出来ればと思います。

長野では足を運べなかった方も、この機会に是非美術館に足を運んで頂ければ幸いです。




今月初めの展示になります「ShinPA in 諏訪」
昨年に引き続き、北澤美術館での展示会になります。


ShinPAin諏訪


会期: 2017年 3月5日(日)~4月9日(日)
会場: 北澤美術館一階 多目的ギャラリー
開場時間:9時~17時(~3月31日) 4月1日より18時まで開場。
休館日 4月1日(土)~2日(日)
入館料:大人1000円、中学生500円、小学生以下無料。



作家によるギャラリートーク
 3月5日 11時~11時30分 多目的ギャラリー
 ※私(井上越道)は参加してません。



北澤美術館でのShinPAin諏訪。今年で3回目の展示会となります。
この美術館は特に硝子工芸のコレクションが素晴らしいことで有名で、ガレ等、名だたる作家の硝子作品は見所です。
また現代日本画にも力を入れており、2階の日本画コレクションも素晴らしいものがあります。
今回も15人の作家が10号~12号の作品を展示しております。

諏訪は諏訪湖を始め、周りには人気の観光スポットが満載。
美術館近くには「上諏訪&下諏訪」の有名神社もあり、昨年は御柱祭もありました。
※凄い人出でした:(;゙゚'ω゚'):
個人的には武田信玄にまつわる所も多く、歴史ロマンがある土地です。


個人的には北澤美術館近くの千人風呂がお勧めです!!
※プールみたいな大風呂


(会期も有り難いことに一ヶ月)
同時期には小布施でのShinPA展も開催しております。
春が近づいてきた時期、長野~山梨とお近くにお越しの際は御高覧頂ければ幸いです。


※お知らせが遅れましたm(_ _)m

先週25日から始まりました「ShinPA2017・時のはなし」

会期 2月25日(土)~5月9日(火)
会場 おぶせミュージアム・中島千波館
(その後7月から佐藤美術館に巡回します)




ShinPA展は(作家の卵展~)数えて12年目になりました。
今年も3m以上の「大作」を展示する機会として、個人的に大変勉強になる展示会になってます。
※これは大作が描けない&展示する機会が多くない事に起因しています。

また昨年からShinPA展は「主題のある」展示会として企画しており、出品者一人一人がテーマを出し合い、切磋琢磨しての展示会。
その意味では、、、昨年の「色」のテーマも出品したかったと悔やまれます。





今年は「時・時のはなし」と言うテーマを念頭に16名の作家が出品しております。


私(井上越道)は「時」と言われても・・・正直イメージを作るのには至難していました。
※正直・・・このテーマを聞いた時・・・(´∀`||;)
しかし12月の撮影時、各作家に聞いてみると「時」と言うテーマを、実に柔軟に捉えていることに驚きました。
※この柔軟性が本当に羨ましい=私は真正直なんだと実感しています。
私は「時」と考えると時間軸とか、歴史とか流れとか・・・一般的な「時の縛り」を強く意識していたことに、もう少し柔軟に(悪く言えば強引&勘違い)
捉えても良かったと・・・今回は反省込みで勉強になりました。


今年も立派な図録が出来上がりました
制作者は同じ出品者の堤さん!
流石はプロのデザイナー・・・毎回色々と勉強になりますm(_ _)m


さて私(井上越道)が今回出品した「自転車図鑑」
描き始めるまで大変悩みながら筆を取っていました。

規定の3m以上の作品で、自転車で考える「時=歴史=流れ=自転車の在り方」など試行錯誤の日々でした。
先に述べた様に、描き始めるまでは「時」「時(時間)」「時(歴史)」
ダリのグニャ~~時計が頭を過ぎったり・・・はたまた金屏風の歴史画が脳裏を横切り・・・絵画の歴史とか調べて一日が終わる。
あれこれ考える時間だけが過ぎ、テーマは二転三転と、素描を描いては止めの繰り返し。
そんな感じでした。
とにかく「何か歴史的なモチーフを描かねば」と変に偏っていたのだと思います。
(今振りかえればテーマに囚われ過ぎ(´Д⊂ヽ)

結局描き始めたのは、締め切りも近づく1ヶ月前(((( ;゚д゚))))ギリギリ!!
・・・これが結果的に良かったのですが、期日が迫ると悩んでいる暇が無い。全くない。
出来るだけ余分な物を削り、一番描きたいもので勝負する形を決める。決めたら一心不乱に描くのみ。
・・・その一ヶ月は・・・余り思い出したくない。


そうして描き上げた作品「自転車図鑑」は基本「自転車の歴史」が分かりやすいように描いています。


ドライジーネと言う自転車の原型から左に進むと、次第に現代の自転車へと変わる。
色彩は虹・プリズム・光の変わり方から「時間の流れ」を表現しました。
色も出来るだけ七原色でのみ描くことで「時間軸」を意識しました。


また25日はギャラリートークが14時から行われ、大変多くの方々に足を運んで頂けました。
毎回ギャラリートークは「どのように作品の意味(視点)を分かりやすく伝えれるには?」
色々と頭を悩ませることが多いのですが、今回は出品者の押元さん&北澤美術館の小林様の進行もあり、私のトークは簡潔に説明出来たのでは?と思います。
多くを語らず「時間を考え」「短く簡素に」しかし伝え方は「丁寧に」を念頭に、もう少し上手く話せたらなぁ~と毎度勉強です。
※これは他の出品者の方のトークを聞くことが、大変勉強になります。



その様な各作家が試行錯誤して描き上げる、大作の展示会「ShinPA展」
長野は小布施の風光明媚で、蕎麦&栗&日本酒等々・・・食に温泉、そして美術と足を運べば面白い所が満載です。
展示は5月までとなりますので、長野に足を運ぶ際は是非、ShinPA展を御高覧頂ければ嬉しく思います。


個人的には乗鞍始め、自転車乗りには魅力的な所も多いです。




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