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『自転車』を主題に日本画制作をする作家Blog
※お知らせが遅れましたm(_ _)m

先週25日から始まりました「ShinPA2017・時のはなし」

会期 2月25日(土)~5月9日(火)
会場 おぶせミュージアム・中島千波館
(その後7月から佐藤美術館に巡回します)




ShinPA展は(作家の卵展~)数えて12年目になりました。
今年も3m以上の「大作」を展示する機会として、個人的に大変勉強になる展示会になってます。
※これは大作が描けない&展示する機会が多くない事に起因しています。

また昨年からShinPA展は「主題のある」展示会として企画しており、出品者一人一人がテーマを出し合い、切磋琢磨しての展示会。
その意味では、、、昨年の「色」のテーマも出品したかったと悔やまれます。





今年は「時・時のはなし」と言うテーマを念頭に16名の作家が出品しております。


私(井上越道)は「時」と言われても・・・正直イメージを作るのには至難していました。
※正直・・・このテーマを聞いた時・・・(´∀`||;)
しかし12月の撮影時、各作家に聞いてみると「時」と言うテーマを、実に柔軟に捉えていることに驚きました。
※この柔軟性が本当に羨ましい=私は真正直なんだと実感しています。
私は「時」と考えると時間軸とか、歴史とか流れとか・・・一般的な「時の縛り」を強く意識していたことに、もう少し柔軟に(悪く言えば強引&勘違い)
捉えても良かったと・・・今回は反省込みで勉強になりました。


今年も立派な図録が出来上がりました
制作者は同じ出品者の堤さん!
流石はプロのデザイナー・・・毎回色々と勉強になりますm(_ _)m


さて私(井上越道)が今回出品した「自転車図鑑」
描き始めるまで大変悩みながら筆を取っていました。

規定の3m以上の作品で、自転車で考える「時=歴史=流れ=自転車の在り方」など試行錯誤の日々でした。
先に述べた様に、描き始めるまでは「時」「時(時間)」「時(歴史)」
ダリのグニャ~~時計が頭を過ぎったり・・・はたまた金屏風の歴史画が脳裏を横切り・・・絵画の歴史とか調べて一日が終わる。
あれこれ考える時間だけが過ぎ、テーマは二転三転と、素描を描いては止めの繰り返し。
そんな感じでした。
とにかく「何か歴史的なモチーフを描かねば」と変に偏っていたのだと思います。
(今振りかえればテーマに囚われ過ぎ(´Д⊂ヽ)

結局描き始めたのは、締め切りも近づく1ヶ月前(((( ;゚д゚))))ギリギリ!!
・・・これが結果的に良かったのですが、期日が迫ると悩んでいる暇が無い。全くない。
出来るだけ余分な物を削り、一番描きたいもので勝負する形を決める。決めたら一心不乱に描くのみ。
・・・その一ヶ月は・・・余り思い出したくない。


そうして描き上げた作品「自転車図鑑」は基本「自転車の歴史」が分かりやすいように描いています。


ドライジーネと言う自転車の原型から左に進むと、次第に現代の自転車へと変わる。
色彩は虹・プリズム・光の変わり方から「時間の流れ」を表現しました。
色も出来るだけ七原色でのみ描くことで「時間軸」を意識しました。


また25日はギャラリートークが14時から行われ、大変多くの方々に足を運んで頂けました。
毎回ギャラリートークは「どのように作品の意味(視点)を分かりやすく伝えれるには?」
色々と頭を悩ませることが多いのですが、今回は出品者の押元さん&北澤美術館の小林様の進行もあり、私のトークは簡潔に説明出来たのでは?と思います。
多くを語らず「時間を考え」「短く簡素に」しかし伝え方は「丁寧に」を念頭に、もう少し上手く話せたらなぁ~と毎度勉強です。
※これは他の出品者の方のトークを聞くことが、大変勉強になります。



その様な各作家が試行錯誤して描き上げる、大作の展示会「ShinPA展」
長野は小布施の風光明媚で、蕎麦&栗&日本酒等々・・・食に温泉、そして美術と足を運べば面白い所が満載です。
展示は5月までとなりますので、長野に足を運ぶ際は是非、ShinPA展を御高覧頂ければ嬉しく思います。


個人的には乗鞍始め、自転車乗りには魅力的な所も多いです。




今週15日から始まります「波音の会」
新たなメンバーも加わり、本年は「芽吹く」をテーマにした展示会になります。



会期 2月15日(水)~20日(月)
   ※通常ですと1週間ですが、21日は休館日になります(ご注意下さい)

会場 日本橋三越本店 本館6階美術サロン
   ※最終日は17時閉場。

昨年の「春」に続き、今年は「芽吹く」をテーマに、各作家が作品を出展しています。
今回の芽吹きは「始まり」と捉えて、私(井上越道)なり「始まりの自転車」を表現しました。
※作品の色合いも芽吹きを意識しております。

22名の個性ある芽吹きの作品。
日本橋近くにお越しの際は、是非御高覧頂ければ嬉しく思います。









お知らせが直前になってしまいましたヽ(´Д`;)ノ


2月3日~ご来場頂いた皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m


明日より開催される「形(GYOU)-あ・うん」

会場 西武池袋本館6階(中央B8) 西武アートフォーラム
会期 2月8日(水)~21日(火)
  ※最終日21日は16時閉場。

昨年の「風神雷神」展に続き、西武池袋での展示になります。
二枚一点の対だった作品展、今年は阿吽がテーマの展示会になります。
昨年の風神・雷神展は大変好評だったようで、今年もどの様な御意見が伺えるのか楽しみな展示会です。
※個人的に阿吽は大変難しいテーマでした(;´∀`)

池袋周辺にご用の際は、是非「あ・うん」展に足を運んで頂ければ幸いです。


今年も丁寧な図録を作って頂きました(ノ´∀`*)
会場では作品と共に手に取って頂ければ嬉しく思います。



またまた・・・暫く間が開いてしまいました(腰痛やりましたもので)


本年も開催される「波濤の會」
今年も松坂屋上野店から巡回させて頂きます。
※各関係者の皆様のご尽力もあり、巡回する展示場も増えております。



波濤の會

●東京会場
 松坂屋上野店 本館7階美術画廊
 2016年 9月28日(水)~10月4日(火)まで
 10時~20時まで(最終日は17時閉場)

●北九州会場
 小倉井筒屋 新館7階美術画廊
 2016年 11月9日(水)~11月15日(火)まで
 10時~19時まで(最終的は16時閉場)

●名古屋会場
 松坂屋名古屋店 南館8階マツザカヤホール(催事場)
 ファインアートコレクション会場内 波濤の會ブース
 2016年 12月5日(木)~12月20日(火)
 10時~19時まで(最終的は16時閉場)


毎年多くの作家が多様な表現で出品する「波濤の會」
今年もどの様な作品が並ぶのか?
私的にも大変楽しみな展示会です。

今回出品する私(井上越道)の作品は「何時もの様に」自転車をテーマの絵画を出品しております。
只・・・昨今の長雨続き(´ヘ`;)
どうしても「夏」らしい、色彩のある華やかな作品が描きたい・・・とモヤモヤしまして
向日葵と自転車の「夏らしい」作品を出品しています。
※この「向日葵&自転車」の組み合わせは、大学3年生から幾度も取り組んでいるテーマですが・・・難しいですね(´ヘ`;)
※ただ花を描くのは好きなので・・・向日葵はツールのイメージとの組み合わせで良く描きます。


長雨続きの中、向日葵の華やかな作品を楽しんで頂ければ幸いです。
また各会場のお近くにお越しの際は、是非御高覧頂ければ作家冥利に尽きます。

※なかなか時間の都合上、会場に足を運ぶことが出来ませんが、出来るだけ間を見て会場に足を運ぶ予定です。



※3月から更新が滞っていました(^_^;)色々と片付けることが多い日々です。


今月13日から銀座スルガ台画廊で開催する「爽風会」

爽風会も数えて3回目となります。
今回は小田倉由紀さんとの2人展(何時もは3人展ですが)になります。
※そのため何時もより若干多めの作品が展示されるかと思います。


爽風会

画廊 銀座スルガ台画廊
会期 2016年 6月13日(月)~6月18日(土)
時間 11時~19時(最終日は17時30分まで)
作家(井上越道)来場日 6月13日・15日・18日(13時頃から滞在予定)





作品は「自転車」の楽しさ、美しさを私なりの視点で、井上越道らしい(井上越道の作品と観ただけで分かる)特徴ある絵を描いています。
※見慣れている方は独特のフォルムと線、色彩で「あぁ~」となるかと(*´σー`)
また今回は新たに「障子」などの格子模様を意識した(ちょっと変化のある)新たな心見の作品を出展します。
何時もの「風」を感じるスピード感ある作品は勿論の事、郷さくら美術館・桜花賞展で悩んだ「桜」の風情とか・・・
自然を取り入れた作品とを加え、大小6点程を展示する予定です。


銀座界隈に予定のある方、またお近くにお寄りの際は、是非足を運んで頂ければ幸いです。
※画廊に自転車の駐輪所はありませんので・・・ご来場は交通機関&徒歩をお勧めします。


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ETSUDO
職業:
日本画家
趣味:
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