その球根が春の陽気に誘われ「ニョキ~ニョキ」と芽を出して
4月始めに美しい花を咲かせました。
始めは開いたプランターに「暇だから」と言う理由で植えておいたのですが(;´゚д゚`)エエー
球根なんで水も程ほどに、しかし初めて育てるので「本当に咲くのか?」
半信半疑の中、チューリップは栽培が簡単と聞いてますが・・・
この花が咲くまでは何色を植えたかも忘れていました(∀`*ゞ)テヘッ
そう言えば「絵描き」には園芸する方(好きな方)多いですね。
※デザイナーの方では趣味=家庭菜園なんて人もいました(´∀`*)
多分モチーフに関係していると思いますが、土を扱い「自分で」育て観察すること。
その成長過程が「本質」を理解することに繋がっているのかな?と??
※そんな教育している高校・大学もありますね。
ただ余り手を伸ばし過ぎるとプランターから「花畑」へ。
その手入れで大変って、、、それは私の先生です( ^∀^)
そう言えば岡村先生はお米まで作っているなぁヮ(゚д゚)ォ!
何でもそうですが、日々その成長過程を見ていると、単純に面白いヽ(*´∀`)ノ
折角なので何枚かスケッチしておこうと思います。←日本画にするかは別として
自分で育てたものだから、そのイメージは買ってきた物とは段違いです。
(愛情の差ですな(ノ´∀`*))
私が描く上で大切にしている「実体験=本質」
こんな飯事の園芸でも「感じたもの(見たもの)」しか描かないってのは、写生を基本とする日本画の伝統に沿っているのかなぁ?と思います。
※教育って偉大ですねΣ(゚Д゚)
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今年もあと5ヶ月かぁ(゜Д゜)
巷では「節電」と騒がれているが、元々貧乏長屋の当家では万年節電。
その今年は扇風機が売れているとか?
扇風機は主戦力の当家では「今さら」感があります。
(エアコンの小まめな掃除などは当たり前です)
さて乾いた雑巾を絞るが如く。
そんな当家でも「節電」に対して行った事。
「グリーンカーテン」
良くヘチマで作っているお宅を見て「巧く作っているなぁ」と前々から思っていましたが、面倒なんで後回しにしていました。
(効果の程も分かりませんし・・・)
そんな中で「グリーンカーテンを作るぞ!」
としても5月初め頃、しかし巷も同じ考えからか「ヘチマ」の種が品切れ状態。
(苗などボッタくり価格で驚きました( ゚Д゚)ヒョエー)
まぁ元々ヘチマで造る気は無く、絵(モチーフ)にもなる「朝顔」で造ろうと。
5月末頃、種を買い込み発芽作業から現在。
目が出て、鉢植えをし、伸びた蔦を先導していて思った事。
「植物も人間と同じだなぁ~」と。
何でこんな下で咲くかなぁ~(ノД`)シクシク
発芽の早い優等生から、全く目の出ない手の掛かる駄目種。
蔦を伸ばすが花を付けない奴から、さっさと咲いて泣かず飛ばずの奴まで様々。
30近く種を植えて、でも成長は十人十色。
まったく、、、これ人生見ているみたいで面白い。
↓
花の色も十人十色

肝心のカーテン効果ですが、朝顔の葉がどうにも大きくならず、カーテンにはほど遠いですが、毎朝幾つか咲く花を見て和む日々。
夕刻咲きそうな蕾を見つけ、翌朝アトリエに入り咲いている朝顔を見つけると和みます。
また朝顔はほぼ一日限りの花。
花は次の日には萎み、2~3日で無くなります。
実に儚いが、それが妙に日本の夏っぽい。
(線香花火のような感覚でしょうか?)
カーテン効果は期待出来ませんが、日常に花が有る生活は実に優雅ですね。
残暑厳しい季節柄、朝顔はもう少し楽しめますが、来年は今より巧く造りたいものです。
(既に2~3苗から種も取れましたので)
※ホントは朝顔では無く「昼顔」がカーテンに向いているとの事。
本当なら友人達と楽しく飲むはずだった。
夕刻集まるまで時間があるので、渋谷でウエマツの画材と「よつばと」の展示を見る。
その後遅い昼ご飯、渋谷の駅近くの中華料理屋。
地下の店で担々麺&半チャーハンを注文。
そのときに激しい揺れが来た。
初め「橋架下だからか?嫌に揺れるな」と感じた。
しかし揺れは激しさを増すばかり。
ものすごい揺れ。
瞬時に「生命の危機」を直感した。
すばやく机の下に移動したのは、中学生以来。
揺れが収まる。
ここで直ぐ脱出した方が良いのだが、半分残った担々麺をどうするか?
ガスが止まった店内。
今後食事が取れない怖れを考えたので、素早く食し地上へ。
(この判断が後に正しかったと実感する)
雨か・・・
いや横の店舗の水道管が壊れて雨のように水が降っていた。
それでも実状が把握できず、ウエマツで画材を買って「凄い揺れでしたね」と雑談。
さて有楽町駅に移動しようか。
そう思ったが電車が止まっている。
集まる人、人の数々。
そこに駅構内で流れる映像は初めCGかと思わせる異常なものだった。
脳裏に過ぎったのはNYセンタービル9.11の映像
ようやく今回の全貌の一端を見る。
更にあふれ出る人波。
渋谷駅前のタクシー、バズ乗り場は長蛇の列。
並ぶか、あるいは徒歩か・・・
(自転車屋で折りたたみの購入も考えたが、資金が無い)
取り敢えず品川まで移動して、その後は考える。
友人、知人にはメールで安否の確認を送る。
(周りも電波の状態が悪い)
歩道は徒歩移動の人が多く見受ける。
五反田駅に着く頃には、もの凄い長蛇の人。
その時点で交通インフラは使えないと判断。
熟々折りたたみ自転車を持ってこなかったを後悔した。
品川からは国道一号をヒタヒタと歩く。
宿泊も考えたが、当家の古家の安否がどうしても気になる。
普段なら20㎞.30㎞は大した距離ではない・・・自転車なら
1㎞、また1㎞、何と1㎞の長いことか・・・
途中の店はガスの影響か、飲食店などは軒並み閉店している。
(担々麺が最後の温かい食事)
カロリーメイトを口に含みながら、ひたすら足を前に動かす。
この時に友人、相方がいる人はどれだけ心強いだろう。
また小さな子供がいる人の移動は難儀なこと。
果たして私なら子供を担いで妻の手を引きながら移動出来るのか?
自問自答しながら、まだまだ半分も歩いていない。
何度も「武空術を使えたら・・・」と等考えながら、痛い足を休め休め動かす。
途中ヨロヨロお爺ちゃんの広敷を担いであげる。
長い徒歩帰宅の人達を見て、満州からの引き上げを思い出すと。
まだ銃弾が後ろから来ないのが救いだと、色々なお話を伺う。
最後に「兄さんは良い兵長になるよ」と。
そうだよな、死ぬことはないな。
そう前向きに考え、黙々と歩いていく。
神奈川県に入り、家の近くまで来ると火災の心配が脳裏を横切る。
自然に足も速くなって、近くなるたび祈る気持ちでした。
5時間歩いた深夜未明、暗い中で当家の外観を見た時の安堵。
婆ちゃんが「この家は関東大震災の時でも倒れなかったんだよ」と言った事を思い出す。
ありがとう婆ちゃん。
ヨロヨロでガス、電気の安全を確認して風呂に入れる事のありがたさ。
食事を作り、寝具で寝られる事のありがたさ。
泥のように寝る・・・はずが再震が怖く浅い睡眠。
一杯飲んで更に寝るようにした。
12日
1日テレビの前にいたのは初めてだった。
そこでようやく今回の全貌が見えてきた。
死者、行方不明者が1000人以上(この時点では)
命あることが何と尊いことか。
その後も筆を持つ気も起きず、ただ情報収集に勤しむ。
友人、知人の安否が分かってきて、一安心。
スーパーで電池、パン、カップ麺が無くなっていた事に驚き。
13日
一度静岡の実家に帰る。
母屋、両親、猫たちも無事で安心。
棚に食品がある事に、此処まで影響はないのだと。
福島の原発がきな臭い。
14日
親父と原発の問題に心配が尽きない。
とにかく福島県、その近隣の親戚、友人には心配が尽きない。
何か電気会社、政府が隠している事が多いような感じがする。
まだ一名連絡がとれない友人がいる。
15日
帰宅。
横浜駅が凄い人だった。
今後
※まず風呂水は溜めておく。
※お湯は沸かせる時にポットに保温しておく。(湯たんぽ出動)
※簡単に食べれるものを作っておく。
※食事は少なく、節電に勤める。
※脱出セット(着替え・ライト・食事・水)と靴を枕元に。
後は自転車をちゃんと調整しておく。
不安だけが大きくならないよう、情報はよく精査してみる必要がある。
自身の無事を第一に、ヤバイと思ったら自身の直感を大切にする。
今回の地震で絵描きが出来ることは余りにも少ない。
でもその様な中で大切な「美しい物を愛おしむ」
その心だけは日本人として大切にして、今後の推移を見守りたいと思います。
ダンボーにお金を入れて助けてもらいたい。
むしろドラゴンボールで願いを叶えてほしい
※この場を借りて東北地方太平洋沖地震により、亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様、そのご家族の方々に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
興味があったため「サントリー武蔵野工場」へ試飲&見学へ。
(平日なのに結構人が入ってました)
今回知りたかったのは、9月に八ヶ岳清里のビール工場で見学した時に感じた「少数で良い物を作る」と「企業で出来る良い物」との差。
(内情とか実状はその時に随分勉強させていただきました)
さて大企業の現場はどうなんでしょうか?
今回は事前予約が必要な「ザ・プレミアム・モルツ講座」
初めの説明はなんかデザインのプレゼンみたいで面白かった。
(流石に大企業なんですね、説明の方とても慣れてます)
ホント企業の皆さん、努力しているんですね。
ただ個人的に現場の方が説明して頂けると良いのではないかと。
メッチャでかい醸造樽!
この部屋から「ザ・プレミアム・モルツ」が作られました
ただプレゼンから感じたのは「企業の制約」
解説の説明だけでこの辺り感じる人は少ないと思います。
(工場の閉塞感?オートメイションから来る物なのか?)
小生の勝手な感想なんですが、やはり「美味い物を作る」と「大量生産」は上手く繋げるのは難しいのかなぁ?
さて見学後はお待ちかね「ザ・プレミアム・モルツ」
いやぁ~工場出来たては美味い。
流石「モンドセレクション最高金賞」
この講座だけ黒モルツも試飲でき、他の見学者の方と妙に盛り上がってしまいました。
しかし・・・
いやはや・・・
酒税高いよ!日本は!!
さて「サントリー武蔵野工場」は色々と消化不良な感がありましたが「大量生産」すると言う企業側の姿勢が少し透けて見えて良かったのではと。
その意味ではどちらが良いと言う訳ではないが、多くの人に行き渡る物作りは大変なんだと改めて考えさせられました。
あと帰りに聞いたのですが、ホントは「京都工場」がとてもお勧めなんですとか。
京都には「サントリー山崎」の工場もありますし、機会があったら覗いてみたいなぁ~と。
所用で銀座まで出た次いでに「お台場ガンダム」を見学に。
組み上がった自転車の試運転も兼ねて、遠回りのレインバーブリッジから進入を図る。
しかし途中幾つかのマシントラブルに見舞われ、色々と不満が溜まるライドにこの看板。
レインボーブリッジ封鎖されてます!!
どうやら担当の警備のオジさん曰く、前に自転車が問題になったとの事。
この警備の人の良いオジさんは「本当は自転車も行けるようになれば良いのに・・・」と。
たまたま居合わせた他の自転車乗りさんと苦笑い
仕方ないので途中の「ゆりかもめ線」に飛び乗り台場に。
しかし最終日が近いのか親子連れが多いですね。
(年齢層も若干高め?)
台場からはさくっと自転車で移動
(まぁ直ぐなんですけど)
はて?実物大と聞いていたので、直ぐ見つかると思ったのだが、その姿は見つからず。
看板に沿って公園内に進むと・・・
わわぁ!!でけぇーーーー!!!
周りからも「でけぇ~」とか「大きい!!」の合唱。
近くに寄っていくと益々その巨大さが分かります。
まぁ、良くこの様な物を作るもんだと感心。
この物作りの情熱(良いか悪いかは別で)は日本人っぽいなぁ~と。
あとこれが動いたら、マジ北朝鮮など敵じゃないなぁ~とか。
早くガンダムが実用化される事を願ってやみません。
この実物大ガンダムは今月まで展示され、その後はどうなるのか?と思ってましたが、なんと地元静岡に降臨予定とか。(ガセの可能性あり)
http://akadama.hamazo.tv/e1797769.html
個人的には現在問題になっている「メディア総合センター(漫画の殿堂とか言われている所)」に行けば良いのにとか、首相官邸にあれば海外用のメディア戦略に一役買うのにとか考えていました。
しかし日本人の物作りの底力は確かです。
小生が介護の必要になる頃には「アトム」が介護してくれる時代が来ることを願ってます。